『僕のヒーローアカデミア 第3期』第61話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『僕のヒーローアカデミア 第3期』第61話感想をお送りしたいと思います。

試験後、出久を呼び出した爆豪です。「憧れの人」に認められた出久に対し、爆豪は戦うことを要求します。出久対爆豪です!

今回の感想

爆豪、出久に勝負を挑む

「戦えや。ここで、今」と言う爆豪です。それに対し、今はマズイよ、トレーニングでやろうよという出久です。そりゃそうだよなー。

「ガチでやると、止められるだろうが!」
突っ込んでくる爆豪です。

爆豪の右手攻撃が来ます。それを深読みしすぎて、攻撃を受ける出久です。

その時、警備ロボから、相澤先生の所に連絡が入ります。

ロボ「1年A組の生徒2名、時間外活動確認! 担任! おい、イレイザーヘッド! 責任問題! 叱って来い!」

相澤「まじかよ・・・」

この警備ロボ、人間みたいに話しかけてくるな! 優秀?だから? それにしても、相澤先生も寮に居るんですね。大変だなー。気の休まる暇がない。。。

元に戻って爆豪です。出久になお、戦うように言います。

爆豪「何で、ずっと後ろにいた奴の背中を、追うようになっちまった? くそザコのてめえが力をつけて、オールマイトに認められて強くなってんのに!」

爆豪「なのに何で! 何で俺は! 俺は・・・。俺は、オールマイトを終わらせちまってんだ!?」

爆豪「俺が強くて、ヴィランにさらわれなんかしなけりゃ、あんな事になってなかった」

爆豪の言葉を聞いて、ショックを受ける出久です。爆豪もまた、ずっと悩み、考え込んでいたんだと知ります。

出久、爆豪との全力勝負を決意

出久「この戦いに、意味なんか無いかも知れない。勝ちにも負けにも、意味は無いのかもしれない。それでも、僕はやらなきゃって思った。かっちゃんのこの気持ちを、今、受けられるのは僕しかいないんだから」

全力勝負を決意し、爆豪を蹴り飛ばす出久です。すごい蹴りです。顔面に入りました!

「やるなら全力! サンドバッグになる気はないよ」と言う出久です。いけー!

しかし、爆豪も強いです。出久のお腹にパンチをくらわします。すごいアクションです! 作画がんばってます。

出久「動きを予測して行動を決める、僕のやり方じゃ間に合わない。見てから動ける反応の速さ。以前より、磨きがかかってる。当たり前だけど・・・、強くなってる!」

ニヤリと笑う出久です。ここで笑えるところが、出久の「強さ」ですよね。

爆豪「どうせ、また何か企んでんな!? そういうのが、気色悪かったんだ! 何考えているか、判らねえ! どんだけぶっ叩いても、張りついて来やがって! 何もねえ野郎だったくせに、俯瞰したような目で見てきやがって! まるで全部見下ろしてるような、本気で俺を追い抜いて行くつもりのその態度が・・・、目障りなんだよ!」

出久「そ・・・、そんなふうに思ってたのか・・・」

ショックを受ける出久です。しかし一方で、出久の方では「爆豪の出久への見方」をどう考えていたのでしょうか? 叩かれてもついていく自分を「少しは根性があるやつ」とか認めてくれてるだろう、とか思っていたのかな?

出久「そりゃ普通は、馬鹿にされ続けたら、関わりたくなくなると思うよ。でも前にも言ったように、何もなかったからこそ・・・、嫌な所と同じくらい君の凄さが鮮烈だったんだよ。僕にないものを沢山持っていた君は・・・、オールマイトよりも身近な『凄い人』だったんだ!」

突っ込んでいく出久です!

爆豪に蹴りを喰らわせる出久です。フルカウル状態を5%から許容上限の8%にアップ! 爆豪はたまらずガード! すごい迫力や~

出久、秘策が当たるも・・・

空中で蹴りを繰り出そうとしている出久です。

出久「意味もなく跳んだ訳じゃない。かっちゃんの頭には、シュートスタイルが強く刷り込まれた。君の発散の喧嘩に、ただ付き合うほど僕はお人好しじゃない!」

出久「シュートスタイルは、腕を酷使しない為の戦い方。5%なら使えないとは言ってない!」

出久「勝利の権化である君に、勝ちたい! 僕を選んでくれたオールマイトに、応える為に!」

キタ~! 爆豪の顔面にパンチを食らわせます! トリッキーやなー。それにしても、痛そー。

しかし、ここで爆豪が空中で姿勢を変え、手で爆風を起こし急速着地。そして、出久を地面に押さえつけます。うーん、強いなー。

爆豪「俺の勝ちだ。オールマイトの力、そんな力持ってても、自分の物にしても、俺に負けてんじゃねえか。なあ、何で負けとんだ?」

かなり、爆豪も息が上がってます。ギリギリで勝った感じですね。出久も頑張った!

オールマイト、現る

オールマイト「そこまでにしよう、2人共。悪いが聞かせてもらったよ」

そこに、オールマイトが現れます。よく気づいたな。オールマイトも敷地内に住んでいるんですね。

爆豪を抱き寄せるオールマイトです。

オールマイト「君は強い。ただね、その強さに私がかまけていた。抱え込ませてしまった。すまない。君も少年なのに」

オールマイト「長いことヒーローをやってきて思うんだよ。爆豪少年のように勝利に拘るのも、緑谷少年のように困っている人間を救けたいと思うのも。どっちが欠けていても、ヒーローとして自分の正義を貫くことは出来ないと。緑谷少年が爆豪少年の力に憧れたように、爆豪少年が緑谷少年の心を畏れたように・・・。気持ちをさらけ出した今なら、もうわかってるんじゃないかな? 互いを認め合い、まっとうに高め合うことが出来れば、救けて勝つ、勝って救ける最高のヒーローになれるんだ」

オールマイトは、爆豪に説明します。巨悪に立ち向かう為、代々受け継がれてきた力ということ。その力でNo.1ヒーロー・平和の象徴となったこと。傷を負い、限界を迎えていたこと。そして、後継を選んだこと。

爆豪「お前が、俺や周りを見て吸収して強くなったように、俺も全部俺の物にして上へ行く。『選ばれた』お前よりもな」

出久「じゃあ、僕はその上を行く! 行かなきゃいけないんだ!」

爆豪「だから、そのてめえを超えてくっつってんだろが!」

出久「いやだから、その上を行かないといけない話で!」

爆豪「ああ!?」

キリが無いよ~。

オールマイト「以前と違って、真っ当にライバルっぽくなった」

そうですね! 二人のライバル関係が、ようやくまともになってきました。一歩前進!

処分、決定!

寮に戻ってきて、相澤先生の包帯?でぐるぐる巻きにされる出久と爆豪です。相澤先生は怒ってますよ!

「相澤君、ちょっと待って!」と仲裁に入るオールマイトです。

オールマイトが「自分が原因だ」と伝えますが、相澤先生は「それはそれ。これはこれ」ということで、処分を言い渡します。

相澤「爆豪は4日間!、緑谷は3日間の寮内謹慎! その間、寮内共有スペース清掃! 朝と晩! プラス反省文の提出!」

まあ、大騒ぎを起こしてるから、お咎めなしにするのは、かえって教育上よくないよね。と言うか、むしろ「除籍しまくってた相澤先生」にしては、甘々の処分な気がします。どうしたの、相澤先生?

翌日です。ふたりの喧嘩&謹慎に驚く、1-Aメンバーです。

口々に「馬鹿、馬鹿」と言います。確かに馬鹿だよなあ。そして、掃除機で床を掃除する出久と爆豪です。爆豪も、ちゃんと掃除してるのね。

仲直りしたのか、と出久に質問するお茶子ちゃんです。出久は、説明するのに困っています。説明するのは、なかなか難しいよ!

出久と爆豪の「会話」

掃除をしつつ、爆豪に話しかける出久です。

出久「シュートスタイルさ・・・、どうだった、かな?」

爆豪は答えます。

爆豪「予備動作がでけえ。速度アップしても、ギリ反応できた。乱打戦にゃ向かねえ」
出久「そっか」
爆豪「パンチと合わせんのは・・・、腹立った

爆豪の答えに対して再び、「そっか」という出久です。

ちゃんと会話が成り立ってますよ。しっかりコメントしてくれる、爆豪がグーです!

今後の展開は?

インターンが始まったり、ヴィランも動き出したり、雄英高校のトップ(上級生?)との出会いがあったりと、盛りだくさんみたいです。楽しみです。

終わりに

色々あったものの、爆豪が本音を言うことができて良かったと思います。出久&爆豪の関係も、「ライバル」的な感じに、やっとなってきたような感じがします。

最後のシーンでも、出久の質問に対して、爆豪はちゃんと答えていましたし。と言うか、今までは「この程度の会話」も成り立っていなかった、というのが今更ながら驚きではあります。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!