『僕のヒーローアカデミア 第3期』第57話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『僕のヒーローアカデミア 第3期』第57話感想をお送りしたいと思います。

仮免試験の二次選考は「救助演習」です。果たして、どうなるでしょうか?

今回の感想

救助演習の説明、その他

一次選考の会場の建物が次々と爆破され、二次選考の「会場」となりました。救助演習です。ダイナミックやなあ。

モニターに映し出された会場では、わらわらと人が動いています。危ない!と思いきや、この方々は「要救助者のプロ」でした。

彼らは、フック(Huc、Help us company)のメンバーで、あらゆる訓練において今ひっぱりダコらしいです。世の中広いです。

フックの皆さんが傷病者に扮して、被災現場に待機。それを受験者が救助します。救出活動はポイントで採点され、演習終了時に基準値を超えていれば合格となります。

二次選考の要領を聞き、神野区での騒動を思い出す出久と飯田です。そんな中、出久に向かって手を振る、士傑の現身ケミィです。なんか色っぽい。

出久は、上鳴や峰田に責められますが、ケミィのことは怖がっているようです。無理もないです。

そんな出久を離れたところから見ている、お茶子ちゃん。何を思うのか。

歩き去るケミィを、目で追うお茶子ちゃんです。無言。

お茶子ちゃんは、心の中で考えます。

「やだな・・・、なんで、こんなざわつくんだ。戦ってる時は、平気だったのに」

「やだな・・・」

「デ・・・」

出久に話しかけようとすると、アナウンスが始まってしまいます。何を話そうとしていたのでしょうか? 

お茶子ちゃんの中では、気持ちの整理がついていないみたいです。メンタルで安定してないと、キツイですよ!

ともかく、アナウンスを聞き、試験開始を判断する梅雨ちゃん達です。さあ、スタート!

救助演習、開始!

一斉に、会場をダッシュして走り出す受験者たちです。出久たちも走ります。そして、子供の泣き声を聞く出久。

子供「うわーん、助けてー! おじいちゃんが潰されてー!」

出久「え!大変だ!どっち!?」

子供(フック)「なんだよ、それ!減点だよ!」

出久「えっ!?」

子供(フック)「まず、私が歩行可能かどうか、確認しろよ! 呼吸の数もおかしいだろ! 頭部の出血も、かなりの量だぞ! 仮免持ちなら、被害者の状態は瞬時に判断して動くぞ!」

いきなり、フックメンバーに減点される出久たちでした。なんと、この演習では、フック自身が採点するようです。

子供(フック)「救出・救助だけじゃない。消防や警察が到着するまでの間、その代わりを務める権限を行使し、スムーズに橋渡しを行えるよう最善を尽くす」

子供(フック)「何よりあんた、私達は、怖くて痛くて不安でたまらないんだぜ? かける第一声が『え!大変だ!』じゃあ、ダメだろ!」

出久は、考えます。落ち着け、何をやってんだ、僕は! スイッチを入れろ。仮免もこの試験もただの通過点じゃない。全部憧れへの、夢の形なんだ! やるべき事を、全力でやれ!

出久「大丈夫!!」

気持ちを切り替える、出久です。

出久「僕は、この子を救護所まで運ぶから、みんな先に行ってて!」

お茶子、「封印」する

1-Aメンバーが、他の現場に向かう中、お茶子ちゃんは動きません。

要救助者のフックメンバーを、救護所に連れて行く出久の後ろ姿を見ている、お茶子ちゃんです。

「私は・・・、何をしとるんだ」

「この気持ちは、しまっておこう。出久くんの、目標の為にいっぱいいっぱいで余裕のない姿を、格好いいと思ったから」

「この気持ちは、しまっておこう。あんな風に頑張らなきゃ、て思うから。しまっておこう!」

出久への恋心を自覚しつつも、それを封印することを決意した、お茶子ちゃんでした。

今は、目標のために頑張って! そして、自分でも納得できる時が来たら、出久への気持ちをまた再び、取り出してね、お茶子ちゃん!

慎重に、救助しよう

出久と別れた1-Aメンバーの方でも、要救護者を発見します。

八百万「皆さん、こちらも早く動きましょう! 意識はあります。おじいさんです」

お茶子「ガレキが邪魔だ。浮かしてどかす!」

八百万「お待ち下さい! 周囲を、もっとよく見て下さい」

八百万に止められるお茶子ちゃんです。そこは、手で止めたらダメなの? なんでもかんでも創造してたら、エネルギー切れになるよ!

八百万「壁部に隣の建物が倒れかかり、偶然バランスが保たれている状態ですわ。迂闊に動かすと、崩壊する恐れがあります」

さすが八百万、冷静な判断です。

お茶子「そうか、いかん!」

八百万「壁を支える支柱を創ってから、救助を。組むのに、時間を要してしまいますが・・・」

その時、瀬呂と砂藤が現れます。

瀬呂「そこは、俺らに任せとけ!」

瀬呂と砂藤で、八百万が創造した支柱を組み上げます。こういう時、テープと怪力は便利ですね。

「行きます!」

そして、準備ができたところで、お茶子ちゃんがガレキを浮かして道を作ります。

ホイホイと、浮かしたガレキを、流れ作業で砂藤に渡していくお茶子ちゃんです。良い連携です。

おじいさん(フック)も、「完璧ではないけども、中々やるじゃないの」とほめます。この調子で、頑張ろう! でも「このままでは、資格は与えられない」とも言われてしまいましたけどね。とにかく、前進あるのみ!

本格的に救助を開始するも・・・

一次選考とは違い、少数編成でバラけた方が有利、と判断する1-Aメンバーです。それぞれの個性に適した場所に向かうことにします。「より多くの命を救おう」と一同で気合をいれます。

しかし、それぞれが救助活動を行なっている最中、突然会場のあちこちで爆発が起こります。何事だ?!

アナウンス「ヴィランにより、大規模テロが発生!」

突如現れた、ギャングオルカ。ヴィラン役の様です。なんですと~

ギャングオルカ「救護と対敵、全てを並行処理出来るかな?」

アナウンス「ヴィランが姿を現し、追撃を開始! 現場のヒーロー候補生は、ヴィランを制圧しつつ、救助を続行して下さい!」

戦いながら、救助を続行?」とまどう、八百万やお茶子ちゃん達です。

ギャングオルカ「さて、どう動く? 戦うか、守るか・・・。救けるか、逃げるか・・・。どうする、ヒーロー!」

演習なのに、本当のヴィランの襲撃みたいです。迫力満点。と、驚いてる場合ではない! 大変な事になりましたよ! これ、本当に仮免試験ですか?

今後の展開は?

ただでさえ、本格的な救助演習で大変なのに、更に「想定ヴィラン」まで出てくるとはたまりませんね。と、言うところですが、、、

次回予告は「特別編・愛で地球を救え!」でした。劇場版につながるお話のようです。面白そうです。

終わりに

フック(Huc、Help us company)には笑いましたが、「要救助者のプロ」というよりも、実質、災害救助指導員という感じですね。

減点をしつつも、その理由を適切に指摘するのは、受験者の良い勉強になっていると思います。世の中、いろんな仕事があるもんです。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!