『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第49話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第49話感想をお送りしたいと思います。

膨らみ続ける憎しみ、広がり続ける虚無。人も妖怪も、名無しの圧倒的な力に抗うことはできないのでしょうか?

今回の感想

ねずみ男の叱咤

最後の文字を入れられて、とうとうまなちゃんは、「器」として完成してしまいました。彼女を利用した名無しは、想像を上回る強大な力を手に入れます。その力はすさまじく、人間も妖怪も同様に虚無に引きずり込まれて行きます。

抵抗することもできず、人や妖怪は次々と犠牲になります。圧倒的な力を前に、どうすることもできない鬼太郎です。彼をかばって、目玉おやじもその虚無に飲み込まれてしまいました。鬼太郎は、なすすべもなく立ち尽くします。

呆然とする鬼太郎の前に、ねずみ男が現れます。彼はその拳を振り上げ、鬼太郎を殴り飛ばします。

ねずみ男は、彼なりに鬼太郎を励まします。

ねずみ男らしい物言いですが、流石、鬼太郎の友人ですよ!

赤ん坊の内部へ!

立ち直った鬼太郎は、名無しの巨大赤ん坊に立ち向かいます。指鉄砲で攻撃し、赤ん坊の内部に侵入します。

鬼太郎は、まなちゃんを発見します。

前回、名無しの中にまなちゃんが吸収されましたが、そのままの姿で残っていたのですね。良かった。

しかし、猫娘を消滅させたことで自責の念にかられているまなちゃんは、なかなか鬼太郎の言うことを受け入れられません。

それでも、名無しの罠だったということを鬼太郎は伝え、まなちゃんも状況を理解して少し落ち着きます。

鬼太郎も今回は冷静なので、二人ともちゃんと話ができてよかったです。

名無しの正体

そして、不思議なことが起きます。

鬼太郎とまなちゃんの周りに過去の出来事が浮かび上がってきます

昔、人間と妖怪のカップルがそれぞれの家に結婚を反対されて、命を奪われたようです。

そしてその二人の子供は、この世に生まれてくることもできず、名前を付けられることもなく、憎しみだけを浴びます。

これが名無しの誕生につながったようです。

まなちゃんと鬼太郎は、協力します。

まなちゃんの力によって強化された指鉄砲が発射されます。

その間にも、巨大な赤ん坊の外側では、ねずみ男達が避難誘導をしていました。

人間も妖怪も一緒に避難しているのは、救いがあります。

救済

そして、まなちゃんと鬼太郎は、名無しの本体のところまでたどり着きます。

まなちゃんは、名無しを抱きしめて言います。「生まれてきてくれて、ありがとう

さらに、名無しに名前を付けます

その言葉を聞いた名無しは微笑み、成仏します

同時に巨大赤ん坊は消え去り、街も元に戻っていきます。

なんと、目玉おやじも無事でした。良かったー。

妖怪たちも無事で、まなちゃんのお母さんも回復したようで良かったです。

猫娘が!

その後、まなちゃんは、鬼太郎にゲゲゲの森に誘われます。そこには、(ちびっこい)猫娘がいました! なんと!

鬼太郎によると、「閻魔大王に頼んで、連れ戻して来た」とのこと。そんな方法があるのか~!

「まなねーたん」と言うロリ猫娘。まなちゃんもびっくりです。

最後に衝撃展開がきました。どーなるの?

今後の展開は?

予告は「地獄からの使者 鵺」。
黒雲から轟く恐ろしい奇声。「大逆の四将」とは、一体何なのでしょうか?

終わりに

強引に、1話でまとめてきましたね。前編と後編の2話構成ぐらいにすれば良かったのに、とあにこんは思います。

名無しの正体がとうとう判りました。妖怪と人間の間に生まれ(るはずだっ)た子供が元になっていました。

同じ「半妖」だからか、ねずみ男が名無しの心理を見抜いていたのは感心しました。ねずみ男が、「名無し」になっていてもおかしくなかったということですかね。

そして、ねずみ男が鬼太郎を叱咤激励するのは、今期のねずみ男の最大の見せ場だったように思います。鬼太郎の友人としての面目躍如ですね。

でも、人間と妖怪の対立が大きく問題になっていたのに、その解決があっさりと流されたのは残念です。あと1話あれば。。。とりあえず、まなちゃんと鬼太郎が和解できれば良いのか。

まあ、名無しから避難する時に、妖怪と人間で一緒に避難誘導していたというのが、その端緒なんでしょうけどね。人間も妖怪も、仲良くね!

あと、名無しが成仏して、街も目玉おやじも全部元に戻るのは、あまりにご都合主義な感じがしました。目玉親父が死んでしまってはあかんですが、街も全部戻るか普通?

それと、名無しが成仏できたのは良かったんだけど、今までの「悪行」を考えると、それでいいの?っていう気もしました(生まれの不幸っていうのもあるから、いいんでしょうけど)。

最後に、一番言いたいのは、猫娘の扱いです。魂が消滅しているから、そう簡単に復活はさせられないとは思っていました。

でも、「閻魔大王に頼んで戻ってくる」っていうのはどうなんですか? 魂は消滅してるけど、地獄には行ってるんですか? さらに、閻魔大王に頼んで戻ってきたのに幼女化してるのは何故ですか?

などなど、色々突っ込み所はあるんですが、ロリ猫娘が可愛いのでそういうのが全部ぶっ飛んでしまった面もあります。「これもアリかな」と思ってしまうところがくやしい。

それと、幼女状態は続くのですかね? これから、ゆっくり成長していくのかな。まあ、いきなり次の話で元には戻らないでしょうけど。そこら辺も気になります。

あと、どーでも良いけど、オメガ社はどうなったんでしょうか。社長が急にいなくなったら、大混乱でしょうね。

ともかく「名無し編」が終わって、次回から新章突入となります。鬼太郎が2年目になっても見られるのは、嬉しいです。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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