『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第26話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第26話感想をお送りしたいと思います。

高校生のゆうなは、ある日美しい青年に出会います。しかし、彼は絵から出てきた人でした。彼の目的は、一体何なのでしょうか?

今回の感想

ゆうな、交際禁止!

回想です。小さいゆうなちゃんを抱いて、泣くお母さんです。

旦那さんと離婚して、ゆうなちゃんと2人きりになってしまったお母さんは、「もう、ゆうなちゃんしかいない」と言います。また、日曜朝に重いテーマを打ち込んできたな!

そして現在。高校生のゆうなちゃんは、幼なじみの内田君に話しかけられても相手にしません。

お母さんから「交際禁止」と言われているのです。お母さんの言いつけを守る、ゆうなちゃんでした。

ある日、内田君はゆうなちゃんに告白をします。好きだと言われ、赤くなるゆうなちゃんです。実はチョロイ?

そして、内田君は、いきなりゆうなちゃんにキスをします。あっ、それはイケナイですよ!

内田君を突き飛ばして、家に帰ってきたゆうなちゃんでしたが、実はお母さんにキスシーンを見られていました。何で見てるの? いつも監視してるのか!? ともかく、ゆうなちゃんはお母さんから責められます。

「汚らわしい。私の子じゃない」とか言われて、ゆうなちゃんは落ち込みます。このお母さんも、大概やな!

ゆうな、不思議な美青年と出会う

ショックを受けたゆうなちゃんは、夜の公園で一人泣いていました。すると、子泣きじじいが荷物を取っ散らかしているのが目に入ります。

ゆうなちゃんは荷物を拾って、子泣きじじいに渡します。優しい子ですね。それにしても、普通に子泣きじじいが見えて、会話しているのってなんか不思議です。普通の公園に、子泣きじじいがいるのも違和感があります。

ともかく、ゆうなちゃんは別の場所に巻物が落ちているのを見つけます。また、子泣きじじいに渡そうとするものの、彼はもうどこにもいませんでした。

しょうがないので、巻物を家に持って帰ったゆうなちゃんです。自分の部屋で巻物を広げると、そこには美しい青年が描かれていました。

青年の絵を見て、うっとりするゆうなちゃんです。

すると、異変が起こります! なんと、絵の中から青年が現れて、ゆうなちゃんに話しかけます。

彼の名は「画皮」。彼は、ゆうなちゃんの心が癒えるまでそばにいたい、と言います。ぱっと見、紳士的でイケメンですけどね。はたして、どうなる?

その頃、ゲゲゲの森では、砂かけばばあが巻物を探していました。どうも、子泣きじじいが酒と交換するつもりで巻物を持ち出し、途中で落としたということです。子泣きじじい、とんでもない不良老人だな! ともかく、ゆうなちゃんが拾ったのはそれですね。砂かけばばあは、「人間に渡ると大変なことになる」と鬼太郎に言います。ゆうなちゃんが危ない?!

イケメン画皮

翌日の放課後。内田君は、またゆうなちゃんに話しかけますが、画皮に止められます。

「ゆうなちゃんのことが好きならば、彼女自身の気持ちも尊重するべきだ」と画皮は言います。正論キター! これでは、内田君は勝てませんね。

それを聞いたゆうなちゃんは、「私を認めてくれたのは、あなたが初めて」と赤い顔をして言います。惚れちゃったようです。

ゆうなちゃんと画皮は、お出かけします。デートみたいです。というか、デートそのものです。

ある日、ゆうなちゃんは、お母さんに巻物を見られてしまいます。怒られると思いきや、お母さんはニコニコです。二次元の男はOKのようです。

確かに、二次元の男は裏切りませんけどね。お母さんは、もしかして腐女子ですか?

画皮の食料は・・・

ゆうなちゃんは、学校の屋上にいました。ふと、画皮の姿を見ると、体が透けています。聞けば、力が足らないとのこと。ゆうなちゃんは、「画皮の食べ物が何であっても、好きであることは変わらない」と言います。何か、怪しい雰囲気になってきましたよ!

すると、そこへ内田君がやってきます。なんと画皮は、内田君の魂を食べてしまいます!

画皮の食料は、人間の魂でした! ありがちな設定ですが、ゆうなちゃんはどうする?

画皮は、ゆうなちゃんに壁ドンならぬ金網ドンをします。

画皮「ゆうなも、私を受け入れてくれるな。ゆうな、そなたには私しかいない」

またまた、屋上です。ゆうなちゃんは、女子学生を呼び出しています。すると画皮が、女学生の魂を食べます。すごい顔になっていますよ!

画皮が人間の魂を食べると知ってもなお、ゆうなちゃんは画皮と共にいるようです。完全に画皮の虜になってしまったのか。。。破滅への道しか見えない!

その頃、妖怪ポストを通じて、鬼太郎に「意識不明の友人を助けてほしい」という手紙が大量に来ます。

いよいよ、主役の登場ですか~?

ゆうな母のまさかの行動

ゆうなちゃんが家に帰ると、お母さんの同僚が訪ねてきていました。

なんと、ゆうな母は同僚の渡辺さんに交際を申し込まれたとのこと。なんだって~?!

しかも、お母さんは、ゆうなちゃんに「恋の一つや二つ、したいわよね」と言います。今更、何言ってんだー!

ゆうなちゃんは、逆上して包丁を持ち出し、突きつけます。

「私が、お母さんの言いつけを守るために、どれだけのことをしたと思っているの? 今になって、そんな虫のいいこと絶対に許さない!」

いや、これは怒ります。包丁はともかく、怒って当然です。しかし、これは危ない状況です。

その時、鬼太郎が現れて、ゆうなちゃんを止めます。鬼太郎は、画皮の妖気を感じてやってきたのです。まずは助かりましたね。そして、逃げ出す画皮を、鬼太郎は追います。

画皮 VS 鬼太郎

画皮を、崖に追い詰めた鬼太郎です。急に山の中に来ました。ゆうなちゃんは、画皮に、鬼太郎をやっつけちゃってと言います。おーい?!

ゆうなちゃんは、完全に画皮に依存状態ですね。冷静な判断力を失っています。続いて、画皮は、後ろから鬼太郎を締めます。これは、ガッチリ決まっている!

鬼太郎も、負けじとちゃんちゃんこを画皮に巻きつけます。画皮は、ゆうなちゃんに、ちゃんちゃんこを取るように言いますが、その時何と、ゆうな母がやってきて「家に帰りましょう」と言います。

お母さん、よくこの場所がわかったな! 後、なんか場違いな感じになってますよ! ともかく、ゆうな母は画皮によって崖に突き飛ばされます。

ゆうなちゃんは、画皮を助けるか、お母さんを助けるかの二択を迫られます。そしてお母さんを、ゆうなちゃんは助けます。ロケーションが崖なのは、このためか!

お母さんを助けた後、ゆうなちゃんは言います。

「私、思い出した。どうして、今までお母さんの言うとおりにしてきたのか。お母さんのことがとっても大切で、大好きだったから。お母さんを悲しませたくなかったから」

やっぱり、ゆうなちゃんは本来はええ子やなあ。まあ、お母さんの方は、娘を裏切ってる所がちょっとありますけどね!

それを聞いた画皮は、正体を現しました。ガヒー!

いきなりブサイクになっとるな。それにしても、名前が画皮だからって「ガヒー」は無いでしょう!

そう思っている内に、画皮が、ゆうなちゃん親子を襲います。危ない!

そこに現れる、砂かけばばあです。これまたタイミングいいな! 毒砂をかけて、画皮を退けます。さらに、鬼太郎の指鉄砲が、画皮を貫きます。とどめだ!

画皮を倒して、無事着地する鬼太郎です。決めた!

その後、画皮に魂を食べられた生徒たちも、意識を取り戻しました。それはいいんですけど、画皮は魂の何を消化したのでしょうか?

魂を食べた後、色が薄かった画皮が、また元の濃い色に戻ったので「魂のなにがしか」をエネルギーにしたことは間違いないはずです。

にもかかわらず、魂を食べられた人たちが皆元に戻るということは、魂に何も欠損が無いということ。なんかここは、釈然としないものを感じました。

まあ、強いて解釈するならば、魂というのは「人間の意識エネルギーの塊」で、それが全部消費されてしまう前ならば大丈夫、と言う理屈ならばギリギリOKでしょうか?

あくまで、記憶とか生物学的な機能は肉体にあり、それに「意識」を注入するのが魂であるとするならば、魂エネルギーがゼロになる前に本体に戻ったのでOKという話です。ちょっと無理はありますが、こんな感じで良しとしましょうか。

これからのゆうなと母

ゆうな「お母さん。私、お母さんのことが大好き。だけど、もうお母さんの言いなりにはならない。ちゃんと、自分自身で決めるしかないんだ。だから、お母さんも、私に遠慮しないで幸せになって」

ゆうなちゃんも自立したね! お母さんもうれしそうです。

笑顔のゆうなちゃんです。グッド!

まあハッピーエンドでいいんですけど、お母さんは本来の性格が変わっているわけじゃないし、万が一、渡辺さんに振られたら発狂しそうです。

ゆうなちゃんはゆうなちゃんで、クラスメイトを画皮に食べさせたりしてるわけですから、今後学校生活がスムーズに行くかどうか怪しいところです。前途多難な感じはします。頑張ってね、ゆうなちゃんとゆうな母!

今後の展開は?

予告は「襲来! バックベアード軍団」。
日本へ逃れてきた魔女。それを追う西洋妖怪。鬼太郎も3クール目に突入し、西洋妖怪編が始まりますよ!

終わりに

今回は、日曜朝にもかかわらず、平日昼間のドラマみたいな感じでした。ストーリー上の都合とはいえ、ゆうなのお母さんはメチャクチャですね。これはひどい。ゆうなちゃんが怒るのも、無理ありません。

ちょっと気になったのは、もし、ゆうなちゃんが画皮と出会っていなかったらどうなっていたか、です。

というのも、ゆうな母が同僚の渡辺さんに交際を申し込まれるのは妖怪と関係が無く、ゆうなちゃんが逆上して包丁を持ち出してくる恐れは十分有るからです。

妖怪がらみでないなら鬼太郎が助けに来るはずもなく、「過激な親子ゲンカ」が最悪の展開になっていたら、と思うとちょっと怖かったりします。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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『『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第26話 感想』へのコメント

  1. 名前:takahashi-toshiya 投稿日:2023/04/08(土) 04:40:05 ID:c2b2b5fb5

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