『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第39話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第39話感想をお送りしたいと思います。

妖怪・雪女に思いを寄せる、人間の青年。妖怪と人間の間に、恋愛は成立するのでしょうか? 恋とは、何ですか?

今回の感想

妖怪と人間の交際

ある冬の日に、猫娘とまなちゃんは、雪女のゆきと話をしていました。

猫娘「本当なの? 人間の彼氏って?」

どうも、ゆきは人間の男と交際を始めたようです。彼の名は。ゆきが妖怪だと知っても「好きだ~」とゆきを口説いたのです。アツイ男みたいです。

話しているうちに、当の俊がやってきました。

俊「おーい、ゆきー。会いたかったよー!、ゆきー!」

どうも、アツイ男と言うか、「暑苦しい男」のようです。

俊の家に行ったゆきは、彼に「手料理」の「ワカサギ入りイチゴみるく」かき氷を出します。

冬に何という組合せ! 雪女だからしょうがないか! 俊は全部平らげますが、風呂へ直行! これでは文字通り、身が持たないのでは?

しかし、ゆきは、風呂で俊がこぼした愚痴を聞いて、怒って出て行ってしまいます。俊よ、そういう事は「心の声」で留めておきなさい!

「好き」とは、どういうこと?

再び、猫娘たちと話すゆきです。

猫娘「それで、出て行っちゃったわけ? でも、あの人のこと、好きなんでしょ?」

ゆき「私、誰かを好きになるって気持ち、良く分かりません。好きって、どういうことですか?」

直球の質問だなあ。それに対する答えは・・・

猫娘「気がついたら、その人のことばかり考えてたり・・・、会ったらドキドキして、つい冷たいことを言って後から後悔したり・・・」

猫姐さん、後半部分は「ツンデレ」の説明ですよー。鬼太郎を思い浮かべているであろう猫娘が、かわいいですね。

まな「けんかの原因について、きちんと話し合ってみたらどうですか? 恋愛で一番大切なのは、素直になることだって、漫画に書いてありました」
猫娘「そうよ」

ゆきちゃん、もう1回、俊と話をしてみてはどうですか?

ねずみ男が絡んできた

ゆきが猫娘たちに相談していた頃、俊もまた、ある人物に相談していました。ねずみ男です。

あー、これはうまく行く気が全くしません。よりによってねずみ男とは・・・。心配しか出てこない。

ただ、ちょっと変わった話もあります。この場に鬼太郎もいたのですが、ねずみ男は鬼太郎に携帯ゲーム機を渡します。

恋愛シミュレーションゲームのようです。目玉おやじが勧めたこともあって、鬼太郎はゲームをやります。

ただ、ゲームをやってはいますが、鬼太郎は全然面白くなさそうですね。全く興味がないのが、アリアリです。

さて、ねずみ男のアドバイスを受けた俊ですが、ゆきと会っていました。そして、「カビたぶどうパン」を渡そうとします。やっぱり駄目だ~

さらに「腐ったメロン」を渡そうとする俊です。これはヒドイ。今回のねずみ男は、彼なりにマジでアドバイスしていると思われるので、彼はこれらを喜ぶということです。それもなんか衝撃的な話ですが。。。

ともかく、ゆきは、俊に対してビシバシと厳しい指摘をします。

ゆき「素直になって言います。正直、あなたのセンスは最悪です。少しでも気を使えたら、こんなものでなくフローズンヨーグルトくらい持ってきたはず。いえ、そもそも物で釣るという発想が短絡的。おまけに、手がいつも汗ばんでるし、無駄にテンション高いし・・・」

猫娘「素直になるって、そういうことじゃなーい

うーん、猫娘たちのアドバイスも逆方向に効いているような。。。双方のアドバイザーが、ポンコツみたいです。

帰宅したゆきは、母親に人間の男との交際を禁止されます。

ゆきの母「人間の男は、ろくでもない愚かな生き物です。近づいたら、ひどい目にあいます」

ゆき「ろくでもなくて、愚か・・・」

ゆきに人間男性との交際を禁止する母親ですが、雪の父親は、ふたりの会話から人間みたいな感じがしますね。自分の経験からの娘への忠告なのかな?

ゆきは、母親の言葉もあり、俊に別れを告げます。なんと! ふたりはどうなるの?

ゆきの気持ちは

三度、猫娘たちに話をするゆき。なんか、このシーンも三度目だな。

猫娘「あんなものをよこすなんて、ちょっと馬鹿よね。やっぱり、別れて正解なのかも」

ゆき「あれが、彼の良いところなんです! 単純で、何でも受け入れてしまえるところが・・・」

なんだ、ゆきちゃん、俊のことをかばっているじゃないですか。やっぱり、好きなんですよ。と思っていたら、、、

ちょっと怪しいおねえさん妖怪?と一緒にいる俊です。

それを見るゆきです。なんか、いきなり修羅場になりましたよ! ゆきは、思わずその場から立ち去ります。

どうも俊は、ねずみ男に言われて沼御前といたようです。しかし、ゆきが去ったのを見て追いかけようとします。

一方のゆきです。猫娘たちが追いかけると、目に涙を浮かべて言います。

ゆき「私、あの人のことが大嫌いです!」

俊が他の女?といて、嫉妬したゆきでした。やっぱり、俊のことが好きなんですよ。

「大嫌い」と「大好き」

その頃、俊の方はえらい事になっていました。沼御前に捕らえられていたのです。沼御前は、人間を食べるつもりでねずみ男に紹介を依頼したようです。とんでもないなー。

ともかく、俊に気持ちを伝えようと、ゆきは彼の元へ。そして、ビンタ!! そう来たか~!

沼御前を無視して始まる、ふたりの会話です。

ゆき「嫌い、嫌い、嫌い! 思ったことをすぐ口に出すところが嫌い。単純で、暑苦しいところが嫌い。私と違いすぎるところが嫌い。声が大きいのも嫌いです!」

俊「それなら俺も言わせてもらうけどな、君の何考えてるか判らないとこや、意外にズケズケ言う所嫌いだよ。だけどそれでも、君が愛しいんだ。この気持ちはどうしようもない」

ゆき「分かっているんですか。私たちは人間と妖怪。あなたは、余計な苦しみを背負うことになるでしょう」

俊「言ったはずだ。二人の愛があれば、どうにでもなると」

ゆき「私も、俊さんと同じ気持ちです。俊さんのことは嫌いだけど・・・、それ以上に好きなの!」

おー、ついに言った~。ラブコメだー。ちくしょー馬鹿やろー、ふたりでやってろー。

俊「ゆき!」

笑顔の俊ですが、直後に沼御前の締め付けにあいます。悲鳴をあげる俊。というか、ここまで沼御前が待っていてくれた事が奇跡。我慢強いのね。

鬼太郎が来るも・・・

そこに鬼太郎がやってきます。しかし、へろへろです。なんと、恋愛ゲームを徹夜でやっていたのです。そこまでやりこまなくてもいいでしょ~。目玉おやじがやらせたのかな? スパルタやなー。

もはや、ゲームと現実の区別が(眠くて)つかなくなっている鬼太郎。沼御前を攻略にかかります。そして、沼御前の恋愛ゲージが上がっていきます。

寝不足の鬼太郎は指鉄砲を撃てませんでしたが、代わりに沼御前のハートを撃ち抜きましたとさ。

沼御前、ちょろすぎです。

ハッピーエンド

手を取り合う俊とゆきです。

「けんかしながらでも、自分達だけの生き方を探して行きたい」と言う二人です。なんか、もうこの二人は心配しなくても大丈夫そうですね。結局、鬼太郎は今回、恋愛ゲームしかやってませんが。

目玉おやじ「なかなか、いい勉強になったのではないか?」

鬼太郎「僕はやっぱり、ああいう事は良く判りません」

そう言って空を見る鬼太郎ですが、沼御前をしっかり攻略してましたよ!

その沼御前は、ねずみ男を捕えていました。

沼御前「どうしたら鬼太郎を私のものにできるの? 鬼太郎に振り向いてもらえるまで、あんたは帰さないよ」

あーあ、これはねずみ男は、永久に帰って来れませんね。

今後の展開は?

予告は「終極の譚歌 さら小僧」。
最近、人間の間で流行っている歌。妖怪の歌をネタにした芸人の運命は?

終わりに

ゆきちゃん可愛いです。今回はラブコメ話でした。

ゆきのお母さんが娘に「人間との恋愛はダメだ」と言っておきながら、やっぱり母は、人間との恋愛をしていたのですね。しかも、並んでいる骨壷を見ると、何人もの男達と・・・。
結局、雪女は男性がいないわけだから、子供を作ろうと思ったら人間の男性と結ばれるしかないんですよね?多分。

妖怪と人間の恋愛も確かに大変ですが、両者の思いがあれば乗り越えられるようです。一方で、妖怪同士であっても、鬼太郎と猫娘の関係進展はなかなか難しそうです。。。猫娘は、ゆきちゃんよりも確実に苦労することでしょう。

そういえば、ハッピーエンドで終わりました。これまた、前回の火車とはガラッと変わった雰囲気です。こういうのも良いですね!
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする