『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第27話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第27話感想をお送りしたいと思います。

ゲゲゲの森に、日本へ逃れてきた外国の魔女が出現します。そして、それを追う西洋妖怪も! 新章・西洋妖怪編が始まります。

今回の感想

指輪を盗み出した魔女

外国のお城です。一人の魔女が、宝箱の中の指輪を取り出します。

途端に、警報システムのようなものが作動します。番組開始早々、魔法使いが出てきました。「ゲゲゲの鬼太郎」じゃないみたいです。番組間違えた?

それはともかく、指輪を盗み出した魔女を追い詰める、もう一人の魔女・アデルです。

指輪を盗み出した魔女は、アニエスと言います。

アニエスちゃんは可愛いですね! 水木しげるワールドの魔女とは、とても思えませんが。

アデル「逃げられるとでも?」
アニエス「こんな城・・・」
アデル「違う。運命からだ」

アニエス「はっ・・・」

アデルは、指輪を渡すように言います。何か事情はよく分かりませんが、指輪を盗んだアニエスは、ほうきに乗って逃げます。

ここで、しれっと名無しが出てきます。ここは外国だよね? 名無しは、海外出張もできるのか。アニエスに、進むべき方向を指し示します。しかし。

アニエス「自分の行く先は、自分で決める!」

アニエスは、無視します。まあ普通、怪しいやつの誘導する方向には行きませんよね。しかし、名無しは余裕でした。自分の思い通りになる、という自信があるのでしょうか。

ゲゲゲの森に、難民現る

場面変わって、ゲゲゲの森です。鬼太郎に連れられて、耳長を始めとした外国の妖怪がやってきました。彼らは、祖国を追われた難民です。

まさか、外国の妖怪が「難民」という形で日本にやって来るとは。妖怪だから「難妖怪」だけど。難民・移民問題にもスポットを当てるのでしょうか? それにしても、耳長たちが国を出なくてはならなくなった事情とは?


ここで、場面が外国に戻ります。アデルが、空に向かって話をしています。どうも親玉との会話のようです。

親玉に対して、「必ず指輪を回収します」と伝えるアデルでした。親玉の言った「ブリガドーン計画」とは、一体何でしょうか? なんか怪しげな企みが、外国妖怪によって進められていますよ。

ここでまた、新キャラが出てきます。ヴォルフガングです。彼は、アデルの部下のようです。なんか強そうですね。

ヴォルフガング「指輪の所在は、判明しましたか?」
アデル「ああ、日本だ」

ヴォルフガングは、自分が日本に行き、指輪を取り返すと言います。これは波乱の予感?

その頃、日本では耳長らが、鬼太郎たちに「自分たちを受け入れてくれたお礼」として、地元の名物料理を振る舞っていました。しかし、それは「虫の唐揚げ」?で、猫娘はおののきます。「うわあにゃああ!」

耳長らの料理から逃げようとする猫娘です。面白いポーズです。

しかし結局、鬼太郎に諭されて、料理を我慢して食べる猫娘です。

もぐもぐ顔が可愛いです。まあ、苦手な食べ物ぐらいあるわな。しかし、鬼太郎たちは「文化の違い」に寛容ですね。たいしたものです。

異文化との摩擦!

しかし、次第に「文化の違い」が摩擦を生みます。故郷のことを思い出し、「踊らなきゃ、やっていられるかよ!」と夜中に踊りまくる耳長たちです。

これで鬼太郎たちは眠れなくて、寝不足になります。遂に騒音問題が勃発しましたよ!

猫娘や砂かけばばあらに頼まれ、鬼太郎は、耳長らに苦情を伝えに来ました。目の下のクマが痛々しいです。

実は騒音問題以外にも、川でおしっこをしちゃう「水の使い方問題」とか、(食料だからしょうがないんだけど)「竹を食べちゃう問題」とか、なんかリアルっぽい移民問題が発生していました!

すると、耳長も「受け入れることができないならば、はなから移住など許可すべきではなかった」などと言い出す始末です。なんか、険悪な雰囲気になってきましたよ。

「文化的な違い」は厄介ですね。さらに言えば、今回移民じゃなくて難民だから、本人たちは「望まずにここに来ている」訳です。これも、鬼太郎たちがあんまり強くは言えない理由になっているのでしょう。

とうとう、鬼太郎たちと耳長達は、対立してしまいます。

まあ元はと言えば、耳長達の持ってきた宝石を、ねずみ男が「難民受け入れ料」代わりに受け取ったことも、対立の原因の一つなんですけどね。

アニエスが現れた!

その時、ねずみ男に異変が起こります。耳長達から受け取った宝石の一つを身につけていたのですが、それが突然女の子に変わります。なんとー!

宝石に擬態していたアニエスが、正体を現しました。耳長が渡した宝石の一つに、アニエスが擬態したものが混ざっていたようです。どうやって紛れ込んだの? それにしても、宝石になっていたとはいえ、ねずみ男にくっついてて、臭くなかったのですか?

それはさておき、続いて現れるヴォルフガングです。

彼は、指輪を持つアニエスを追って、ゲゲゲの森にやってきたのです。アニエスの擬態が解けたのも、彼の仕業のようです。

耳長達は、ヴォルフガングを見て恐怖します。耳長達の故郷を破壊したのは、ヴォルフガング達だったのです!

しかも、鬼太郎たちは、一瞬にしてヴォルフガングの「なんか四角い空間」の結界?に閉じ込められます。何ですか、この魔法は? すごい! この外国妖怪、やりますよ。強敵です!

ヴォルフガングは、アニエスに話しかけます。アデルとアニエスは姉妹だったのか! これは姉妹喧嘩なの?

しかし、問答無用で魔法の炎を出すアニエスです。すごい炎です! 容赦ないな!

一方で、ヴォルフガングは全くの無傷と言うか、全然気にしていません。こっちも大概やな。

アニエスは、例の指輪を首から下げていました。

ヴォルフガングの口から、また名前が出てきた「ブリガドーン計画」です。アニエスの持っている指輪が、鍵を握っているようです。アニエスは、このまま捕まってしまうのでしょうか?

ヴォルフガング、強い!

その時、耳長は「今度こそは、俺たちの居場所を守ってみせる!」と、ヴォルフガングに立ち向かいます。あかん! なんとヴォルフガングは、耳長の霊魂を握りつぶして、消滅させてしまいます!

ウォルフガングは、次々と難民妖怪達を霊魂ごと消滅させて行きます。

耳長たちを倒してしまったヴォルフガングです。霊魂まで消滅させるとは、こんなのアリですか?

たまらず鬼太郎も、指鉄砲で結界を破壊します。すると、ヴォルフガングは狼男の正体を現します。月がなくても変身できるの? しかし、この変身シーン、気合が入ってるなあ。迫力があります!

狼男となったヴォルフガングは、鬼太郎ファミリー総出の攻撃にもビクともしません。これは勝てない!

アニエス、鬼太郎と共闘する

その頃、アニエスはひとり逃げていました。しかし、ねずみ男の「どこに逃げれば、安全なんだ?」という言葉で、アデルを思い出します。「運命から逃げられるのか?

一旦は逃げたアニエスですが、思い直します。

場面戻って、鬼太郎たちです。ヴォルフガングは、変わらずめちゃめちゃ強い力で圧倒します。驚異の再生能力があるのです。

アニエスが、そこに戻ってきます。鬼太郎に銀の弾丸を渡します。やはり「狼男」、セオリー通り、銀の弾丸が弱点か! 鬼太郎は銀弾を指鉄砲で撃ちます。

ヴォルフガングは、銀の弾丸によって倒れます。やったぜー!

アニエスは言います。「アデルに伝えて。私は、運命と戦う

ヴォルフガングは、転移の魔法で逃げます。魔法はホントに便利やなあ~

鬼太郎、アニエスを受け入れる

耳長たちのお墓です。体の大きさによって、墓の大きさも変えているのが判ります。難民問題で揉めてはいたけど、全滅してしまうと哀れです。

アニエス「私、彼らに狙われているの。守ってちょうだい」

鬼太郎「分かったよ。君の名前は?」
アニエス「アニエス。よろしくね、ゲゲゲの鬼太郎」

アニエスが、鬼太郎達の元に留まることになりました。鬼太郎も「来るもの拒まず」で、(トラブルになるのが分かってて)ちゃんと受け入れるのが良いですね。頼りになります。

バックベアード軍団が!

本拠地に戻ったヴォルフガングです。再度の日本遠征を申し出ますが、アデルは「全員攻撃だ」と言います。

これは、親玉のバックベアードの命令です。出た、バックベアード! このロリコンどもめ~

日本妖怪との戦争、「妖怪大戦争」開始を宣言するバックベアードです。それを聞く、ヴォルフガングとアデル。

続いて、フランケンシュタインとカミーラです。

なんか、フランケンシュタインは可愛いけど、大丈夫か? まあ、それは良いとして日本がピンチだ!

今後の展開は?

予告は「妖怪大戦争」。
迫り来る最強の西洋妖怪軍団です。ゲゲゲの森が、燃えています! 鬼太郎たちはどうなる?

終わりに

今回見て、最初に思ったのは、これは『ゲゲゲの鬼太郎』なのか?ということです。魔法少女ものみたいな感じがしました。キャラクターデザインのせいかしら?

バックベアード軍団自体は、水木しげるワールドに元々からいるのですけどね。演出が派手だからそう感じるのかもしれません。まあ、お話として問題があるわけでは無いです(むしろ面白いですが)。

とりあえず、バックベアード軍団と鬼太郎たちが、どう戦うかを楽しませてもらおうと思います。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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