『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第34話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第34話感想をお送りしたいと思います。

黒い影が広がり、のみ込まれていく鬼太郎の仲間たち。いよいよ、あの親玉が直接出てくるみたいですよ!

今回の感想

妖怪の慰安旅行

今年も恒例の(?)、ゲゲゲの森の妖怪の慰安旅行の季節がやってきました。鬼太郎は、アニエスにも招待状を送ります。アニエスは旅行に参加したものかどうか迷い、まなちゃんに相談します。

アニエス「身内の旅行みたいだし、角が立たないように声をかけてくれただけだろうし、指輪探しのために一時的に手を組んでるだけだし、西洋妖怪だし・・・」

まな「アニエスは、どうしたいの?」
アニエス「えっ?」
まな「行きたいの? 行きたくないの?」

アニエスの背中を押すような、まなちゃんの言葉はいいです。アニエスも、悩むということは、「行きたい気持ち」もあるということですからね。

アニエスが、早起きして台所で料理をしています。

慰安旅行のためにサンドイッチを作っているのです。旅行に行くことを決めたようですね、良かったです。それを陰ながら見ている、砂かけばばあ達も良いです。

子泣きじじいが行方不明に

妖怪アパート組がゲゲゲの森に到着しますが、慰安旅行が中止になったことを聞かされます。なんと、子泣きじじいが行方不明になってしまったのです。砂かけばばあは、子泣きじじいの酒ひょうたんを見て、ただならぬ事態が生じたと感じます。

ねずみ男は、子泣きじじいがいなくなったのは、西洋妖怪のせいだと言います。砂かけばばあは、それを制し言います。

砂かけばばあ「大家と言えば親も同然、店子といえば子も同然。アニエスの文句は、ワシに言え!」

すっかり仲良くなってますね。さらに、猫娘が追い打ちをかけます。

猫娘「旅行が中止になって、アニエスに八つ当たりしてるだけのくせに。そもそもあんた、参加資格抹消済みだから。バスの席もないから!」

みんなから白い目で見られて、ねずみ男は、泣きながら走り去っていきました。哀れ。

さすが、猫姉さん、切れ味が鋭いです。すでに、ねずみ男を慰安旅行参加禁止にしていました。そして、猫娘はアニエスに「気にしないように」と言います。何のことはない、みんなアニエスを受け入れているのです。鬼太郎やアニエス達は、みんなで手分けして子泣きじじいを探しに行くのでした。

一方のねずみ男です。おでんの屋台で、くだをまいています。「俺と、あの魔女のどっちが大事なんだよ」

すると隣の人が、「元気を出しなさいな」と言っておでんをおごってくれました。ねずみ男は感激して、おでんをかっ食らいます。

食べ終わったねずみ男が、お礼を言いながら隣を見ると、なんとカミーラでした。

カミーラ「どういたしまして、ふふ・・・」

おでんの屋台に吸血鬼が現れました! 何を企んでいるのでしょうか?

砂かけばばあと猫娘も!

翌日です。妖怪アパートで、砂かけばばあが「朝食だ」と皆を起こしています。アニエスが、廊下をふらふらと歩いてきます。髪がボサボサで、寝ぼけ眼のジャージ姿アニエスは貴重ですよ。面白いですね。

しかし、アニエスが食堂へ着くと、砂かけばばあが消えていました! フライパンとおたまだけが残っているのが、怖いです。

それだけではありません。ぬりかべや一反もめんも、次々と消えていきます。これはマズイのでは?

そんな中、猫娘は、街中で子泣きじじいの影を見つけます。後を追います。なんか、誘い込まれているようで心配だなあと思っていたら、案の定ビルの一室に閉じ込められます。出てきたのはバックベアードでした! 猫娘は窓を破って外に出ますが、一反もめんに捕まり屋上に放りだされます。

屋上に現れるバックベアードです。洗脳光線(?)みたいなものを出します。ついに猫娘も、バックベアードの手に落ちてしまうのか?

アニエス排斥運動が発生

ゲゲゲの森です。ねずみ男たちが、アニエスの追放を求めています。

砂かけばばあや猫娘達までいなくなったのは、西洋妖怪の仕業に違いない。アニエスがいなくなれば、これ以上の被害を受けることはないという理屈です。もっともらしく聞こえますが、これはねずみ男、カミーラとなんか取り引きでもしたのでは?

ねずみ男「鬼太郎。ひとつ尋ねるぜ。俺達とアニエス、お前どっちが大事なんだ?」

鬼太郎「そういう問題じゃ・・・」

ねずみ男に賛同する妖怪は、かなりいます。妖怪アパートの連中も、追放派に加わっています。鬼太郎も孤立してきました。日本妖怪とアニエス、どちらか一方しか、選べないのか? その時、鬼太郎の家にいたアニエスは、ほうきに乗って飛び出して行ってしまいます。単独行動すると、危ないぞ~!


都会の片隅で一人で座っているアニエスを、遠くから見るねずみ男とカミーラです。やはり、カミーラが絡んでいたか。どうも、ねずみ男は、子泣きじじいたちを解放させ、日本妖怪を守ろうと思っていたようですが、カミーラはそんな約束は知らないと言います。単に利用されただけだったか、ねずみ男。

カミーラ「一度でも逆らった者に与えるのは、絶望だけよ!」

また、怖い顔になったよ~。そして、アニエスは、バックベアードの体内に囚われてしまいます。ピンチ!

鬼太郎ファミリー、同士討ち!?

アニエスに、バックベアードは言います。

バックベアード「ふふふふ・・・、お前の絶望を感じる。だが、まだ足りない。お前には、日本妖怪同士の殺し合いを見せてやろう」

鬼太郎は、バックベアードの妖気を感じて、ビルの屋上にまでやってきます。しかしそこには、様子がおかしい砂かけばばあや猫娘たちがいました。洗脳されているのです。

砂かけばばあ達は、鬼太郎に攻撃を始めます。猫娘も、鬼太郎に爪攻撃をします。スピード感あります。

鬼太郎ファミリーが相手では、戦えません。バックベアード本体を狙おうと思っても、ぬりかべがガードして攻撃が届きません。万事休すです。倒れている鬼太郎です。

バックベアード「アニエス、お前は私のモノ。魔女として生まれた以上、このバックベアードのもとにしか、居場所はないのだ。それがお前の運命だ。運命からは、逃れられないのだ」

アニエスは、泣きます。

バックベアードめ、アニエスを泣かせやがったな! このロリコン! バックベアードの「仲間を殺して生き残るか、それともこのまま死ぬか」という問いに対して、鬼太郎は答えます。

鬼太郎「このまま死ぬつもりはない。仲間は、全員救ってみせる! アニエス! 君もだ!」

鬼太郎は、バックベアードの体内のアニエスに向かって、手を差し伸べます。よっ主人公、カッコ良いぞ!(知らないで見ると、まるで鬼太郎がバックベアードにプロポーズしてるみたいだけど)

ねずみ男の最終兵器が発動

ここで、ねずみ男が「たったひとつの大技」を繰り出します。オナラです!

ねずみ男のオナラにより、砂かけばばあや猫娘たちは気絶します。強烈な毒ガスです! しかし、これで無力化に成功しました。やったな、ねずみ男!

ねずみ男「俺様が本気を出せば、こんなもんよ。鬼太郎、奴のところまでかっ飛べ!」

鬼太郎とアニエスの協力攻撃

ボカーン! オナラの爆風でバックベアードに向かって行く、鬼太郎です。

アニエス「居場所は、あった。運命は、変えられる

鬼太郎が、外からバックベアードにちゃんちゃんこパンチ! そこに、内部から魔法攻撃を仕掛けるアニエスです。バックベアードの目から爆風が出ます!

知らないで見ると、まるでバックベアードの攻撃みたいですが、これはバックベアードが、ダメージをくらってます!

大爆発するバックベアードです。しかし、これでもバックベアード本体はやられてないみたいです。爆発しても平気とは、いったい・・・。しかも、「見事だ、アニエス。そこまで魔力が高まっていれば、ブリガドーンの立派なコアとなれるだろう」という意味深なセリフを残して。

ともかく戦いが終わり、夕陽を見ているアニエスと鬼太郎です。

アニエス「ひとつだけ聞かせて。どうして、私を仲間だと?」
鬼太郎「理由なんかない」
アニエス「ありがとう。そして、さようなら。鬼太郎」

なに~。どういう事だー。何で「さよなら」なの???

今後の展開は?

予告は「運命の魔女たち」。
アニエスが語る、ブリガドーン計画の全貌。そしてバックベアードは、いよいよブリガドーン計画を実行するのか?

終わりに

バックベアードは、さすがに西洋妖怪の親玉だけあって強いです。今回、鬼太郎の仲間たちが次々とバックベアードにさらわれて洗脳されましたけども、これはちょっとまともには勝てませんよ。

意外にも、それを打ち破ったのは、ねずみ男のオナラでした! たまには、ねずみ男も役に立つな!

カミーラにそそのかされて、「アニエス追い出し作戦」をやったことはアカンですが、それも日本妖怪を守ろうとしての行為と今回は大目に見てあげましょうかね。

それにしても、最後アニエスが鬼太郎に言った「さようなら」が気になります。どういうつもりだ、アニエス!

あと細かいところですが、今回「妖怪アパート」が出てきて嬉しかったです。アニエスがアパートで寝泊まりしている描写も見られて、グーです。

砂かけばばあの、管理人さん的な働きも面白かったし、ろくろ首とかがセリフ付きで再登場してとても良かったです。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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