『ルパン三世 PART5』第15話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ルパン三世 PART5』第15話感想をお送りしたいと思います。

ルパンが、ドルマの放った矢に倒れました。大丈夫か?

今回の感想

もう遅い?

ドルマの放った矢で倒れるルパン。アミがかけよります。一方ドルマは、マクガイアの方に行きます。マクガイアが無事と知り、安心するドルマです。

あれ、ドルマはCIAとこんなに親密なの? なんかドルマの様子がおかしかったので、何者かに操られているのかと思いましたが、純粋にマクガイアを助けようとして、矢を放ったような感じですね。

助けに来たアミに、礼を言うドルマです。しかし、「もう遅すぎる」ともいうドルマでした。手遅れですか?

騒ぎを聞きつけて、兵士が集まってきます。ピンチ。

その時、不二子がルパンを助けに来ます。やるじゃないですか! さすが、正妻ポジション?

不二子は、ルパンとアミを連れて脱出します。しかも、ドルマから「血と涙の雫」もかすめ取っています。完璧な仕事ですね。

マクガイア、ドルマの味方になる

ここで、ドルマの回想に入ります。マクガイアは、ドルマの味方になっていたのですね。

彼は、自分の故郷も内戦に悩まされたことをドルマに話します。パダール王国が、自分の故郷と重なって見えたというマクガイアです。

ドルマは、クーデターにより傀儡政権ができて操り人形のようになったとしても、いつかは自分が国を取り戻すとマクガイアに言います。マクガイアは、ドルマ王女の人柄と度胸で味方になったようですね。

「故郷での呼び名」と言うことで、ドルマは彼を「ウーゴ」と呼びます。まあ、彼が本当に味方になったのか?、という話もあるんですが、そこまで疑うと話が進まないので、マクガイアは本当にドルマの味方になったと考えましょう。

とにかくドルマ王女は、自分が「形だけのトップ」に立って、大師教が国の実権を握ることを認めているようですね。現実的に考えると、国王を守り内戦を回避するには手段が他にない、と考えているのでしょう。対抗する手段をいつか手に入れて、国を奪還するという思いを秘めて。

そういうわけで「初めての味方」であるマクガイアを信頼している、ドルマ王女でありました。ニコリの笑顔が良いです。

不二子、ルパンの傷を手当てする

不二子は、ルパンの傷を処置します。アミも手伝います。こういう時、不二子は頼りになりますね。

不二子からルパンを押さえているように言われつつも、ルパンの裸を見て、ちょっと顔を赤らめるアミも良いです。可愛いいやないけ。

唐突に、若かりし頃?のルパンと不二子が出てきます。不二子ちゃん可愛いですね。ルパンと不二子も、なんかいい感じです。

たぶん、ルパンの回想シーンだと思われますが、うなされているルパンが、夢うつつで見ているのでしょうか? しかしこれ、本当に回想かな? ルパンの妄想じゃないでしょうね? なんかカッコ良過ぎるゾ。

国王は無事

一方その頃、飛行船に乗っている国王陛下と、IT企業「SHAKEHANZ」社のリン・ポーです。無事に、軍の追求から逃れています。

クーデターの兆候を事前に察知した、ということですが、なんかビッグデータを不当に収集していたんじゃないのかな? やたら、飛行船やドローンが飛び回っていますからね。

そして、そこに同席している謎の男。何者でしょうか? 「改革派」の切り札かな?

逃走する不二子たち

ルパンの手当ても終わって一息ついていたところに、市民のタレコミによって潜伏場所をばらされ、やむなくバイクで逃走する不二子とアミ、ルパンです(ルパンはまだ気を失っています)。

軍のネットに侵入し、情報を入手するアミ。不二子に「相棒」と言われて、驚きます。確かに「ライバル」視している人から言われたら、びっくりしますわね。まあ、不二子の言うことですから、冗談半分に聞いておけば良いかと。

なおも追撃してくる軍のトラック。不二子は、アミに手榴弾を使うように言います。

手榴弾を投げた事が無い、というアミに「できない理由にはならないわね」と言う不二子。確かに。

「やったことがない」ということで物事ができなかったら、できる人は一人もいませんわね。手榴弾を初めて投げるアミです。ピンを抜いて、何秒で投げるかと考えると、ドキドキします。

手榴弾を投げて、無事軍を退けることができました。不二子は言います。「あなたは、ルパンと私と、そしてあなた自身を助けたのよ」

それを聞いて、アミはちょっとにっこり。まあ、爆弾投げて褒めるのも問題あるでしょうが、捕まったらどうなるか判りませんし。

裏切り?の不二子

森の中をバイクで進む不二子たち。やがて、道が無くなり、サイドカーでの走行は難しくなりました。

不二子は拳銃を取り出し、サイドカーの連結部分を破壊します。アミは言います「ルパンを振って、私たちも見捨てていくのか。最低女!」

アミちゃんは「振った、振られた」の話が、どうしても気になるようです。今、そこはあんまり関係ないでしょ。

「あなた達にできることは、草むらに隠れてじっとしていることくらいね」と言って去っていく不二子。

まあ普通に考えれば、3人一緒に一箇所にいても捕まる確率が上がるだけだし、別行動しつつ不二子が少しは敵を引き付けるつもりなんでしょう。

特に「悪ぶる」理由もないと思いますが、いちいち別行動を取る理由を話すのもアホらしいと思ったのでしょうか?

ルパンと不二子

軍の追跡によって追い詰められる不二子です。その時、飛行船が接近してきて、軍の連中は逃げていきますが、一人だけ不二子のいる小屋に走り寄って行く兵士がいます。

あれ?と思ったら、それはルパンでした! 兵士に見つかった時に、入れ替わっていたのですね。

ルパンが近づいてくるのに驚く不二子です。そりゃそうです。傷を縫ったばかりのルパンが、走ってくるんですから。案の定、ルパンはこけて腹部に血がにじんできます。無理したら、あかんで!

その時、アミは木の上からその様子を見ていました。
「やっぱり、(不二子が)好きなんじゃない」というアミちゃんでした。やきもち、グッドよ!

近づいてくるルパンを制止して、不二子は言います。
「ルパン、私はあなたにとって何?」

ルパンは言います。
「不二子、お前は、俺の・・・」
ここで終わりか~! 次回を、早く!

今後の展開は?

不二子の問いに対する、ルパンの返答はいかに?

と言うか、大筋的には、パダール王国のクーデターがどうなるのかの方が大きな話ですけどね。「イカサマの即位式」とか気になります。

「ルパンと不二子の恋話」とパダール王国がらみのドルマとアミの活躍を、合わせて楽しませてもらいましょう。

終わりに

面白いんですが、方向性がなんか変わってきました。ドルマとアミの話かなと思っていたら、いつのまにかルパンと不二子の話になっています。痴話喧嘩ですか。エピソード3に入ってからのサブタイトルが、これを如実に物語っています。

  1. 弓と王女とテロリスト →ドルマ王女が出てきて、アミも再登場! いいね
  2. 王国の盗み方 →パダール王国にやってきて、盛り上がってきたよ~
  3. ルパンと彼女の関係 →あれ? ルパンと不二子の話?
  4. 初恋の話をしよう →完全に恋話になってるよ! クーデターはどうなった?

まあ、パダール王国の話だけだと普通だから、これと「ルパンと不二子の関係性」に改めてスポットを当てた話を混ぜたのでしょうね。

しかし、次元と五ェ門が気の毒です。五ェ門なんて「ルパンさえいれば、我々(次元&五ェ門)は不要だ」とか言っていますが、そうじゃないんです。ルパン、次元、五ェ門が揃っていると、ルパンがピンチにならないんです。

だから演出上、ルパン単独行動にして、ピンチシーンを作ったのでしょう。次元も五ェ門も強力すぎるプレイヤーなので、おいそれと一緒にできませんね。二人にも活躍してもらいたいんですが、残念です。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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