『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第70話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第70話「霊障 足跡の怪」の感想をお送りしたいと思います。

「町の住人以外は入ってはいけない」という山があります。それを破ると、恐ろしい祟りが町に降りかかるそうですが・・・

今回の感想

「入らずの山」の掟

入らずの山」には、タイタンボウ様という氏神がいました。その山の番人は、四日おきにその御霊石に祈りを捧げ、町の住人以外を山に入れてはならないという役目を負わされています。もしそれを怠れば、恐ろしい祟りが町に降りかかるのだと言います。

番人を拒否する健人

番人を務める阿形家に生まれた健人は、その役割から逃れるため御霊石を壊そうとします。仲間と共に山に入る健人でしたが、祟りを理由に鬼太郎と父に止められます。

その夜、諦めずに石を破壊しようとする健人の前に、再び鬼太郎が現れ「祟りはある」と断言します。

13年前の真実

鬼太郎は、13年前のことを話します。13年前、健人は病気になり高額の治療費が必要になりました。健人の父は、礼金目当てで山田と中村という二人の入山を許してしまいます。二人は御霊石の前で記念撮影をするばかりか、御霊石の一部を壊して持ち去ってしまいました。なんつー事を!

これによって二人は、タイタンボウの祟りを受け消滅してしまいます。また、健人の父をかばった祖父も命を落としてしまいます。掟を破った人間が全て死んだことで、ようやくタイタンボウの祟りは治まったのでした。

それでも石を壊す健人

鬼太郎の話を聞いた健人ですが、それでも祟りを信じません。ついに石を壊してしまいます。壊した石のかけらを拾う健人です。あー、やってしまったか。。。

案の定と言いますか、その後、健人と友人達はことごとく死んでしまいます。忠告を聞かなかったから、しょうがないね。。。

実は・・・

そう思ったら、次の瞬間健人の目が覚めます。実は、石を壊してからの事柄は砂かけばばあによる幻覚だったのです。ちょくちょく、砂かけばばあ優秀やなあ。

鬼太郎は最後に、健人に伝えます。父親が自分の代で役目を終わらせようと思っていたこと。それが原因で健人が病気になったこと。そして、おじいさんが二人を思って自分の命を投げうって助けたこと。

その話を聞いてようやく、健人も諦めます。翌日、父とともに山に入って祈りを捧げる健人です。健人は結局、番人の役目を継ぐのでした。

今後の展開は?

予告は「唐傘の傘わずらい」。
傘をぞんざいに扱う青年。唐傘は、青年の性根を叩き直そうとします。そして、鬼太郎のちゃんちゃんこが無くなり・・・

終わりに

最後は、「ハッピーエンド」なのか?

健人が石を壊して友達もろとも死んでしまう、これは確かにバッドエンドです。それが実は、砂かけばばあが健人達に見せた幻覚だったということで、とりあえず健人たちの死は回避できました。

しかし結局、健人は山の番人を継ぐことになり、御霊石に縛られることになりました。死んでしまうよりはマシとはいえ、彼にとっての自由はないと考えるとこれはこれで「バッドエンド」と言えなくもありません。

それにしても、祟りを信じない人はやっぱりいるんでしょうね。あにこんは結構ビビりなので、それなりに祟りとかは怖いです。実際には何もないのかもしれないけど、昔からダメだと言われている禁忌はあえて犯さない方が良いと考える口です。

それなりに戒め・教訓とかの意味もあるだろうし、超常現象的な理由もあるかもしれません。あえて、掟を破ろうとは思いません。

それにしても祟りを信じないとはいえ、目の前で知人が祟られても信じない中村は問題ありです。ちゃんと事実に基づいて判断しなさい!
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする