『ゴールデンカムイ 第2期』第24話(最終回) 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゴールデンカムイ 第2期』第24話(最終回)感想をお送りしたいと思います。

ついに本物ののっぺら坊と出会った杉元! アシ(リ)パの待つ正門まで、彼を連れて行くことができるでしょうか?

今回の感想

土方VS犬童、決着

チェーンデスマッチ中の犬童と土方です。刀での勝負です。

土方が自らの血を使って、犬童に目つぶしをしかけ、斬ります。

土方の勝利です。シブイ。

のっぺら坊の正体は・・・

一方、遂に本物ののっぺら坊と遭遇した杉元です。アシ(リ)パのマキリを見せます。

すぐ「アシ(リ)パに作ったマキリ」だと気付く、のっぺら坊です。やはり、のっぺら坊は、アシリパの父でした! やるせない表情の杉元です。

杉元「ずーっと、あんたには言いたいことがあった・・・。ホントはな・・・、あんたをアシ(リ)パさんに会わせたくねえよ! どうして、アシ(リ)パさんを巻き込んだ!」

ウイルク「未来を託すため・・・。アシ(リ)パは、山で潜伏し戦えるよう、ゲリラとなって戦えるよう仕込んだ。私の娘は、アイヌを導く存在となる」

なんか、壮大な話になってきました。アシ(リ)パちゃんは、新しいアイヌの女と言うか、アイヌの先導役として育てられたのですね。重い。でも本人は、そのことを知らないみたいですよね。伝える前に捕まった、ということでしょうか。

杉元は、アイヌの独立運動にアシ(リ)パちゃんを利用するなと怒ります。相変わらず、杉元の言動はブレません。アシ(リ)パちゃんのことを思っている気持ちが伝わってきます。


その時、屋根の上に上がっていたインカ(ラ)マッがウイルクを発見し、アシ(リ)パを屋根の上に呼びます。屋根の上で、双眼鏡をのぞきこむアシ(リ)パです。

回想シーンです。小さいアシ(リ)パが、ウイルクと山に来ました。ウイルクは、アシ(リ)パにヒグマを倒すように言います。ヒグマに攻撃を仕掛けるアシ(リ)パです。

それにしても、こんなにちっちゃい子にヒグマを退治させるとは、ウイルクも厳しいですね。アシ(リ)パも、父親に文句を言います。この時、アシ(リ)パちゃんの変顔も出ました。こんな頃からやってたのね。

そして回想が終わり、現在のアシ(リ)パです。泣いています。のっぺら坊が父親であると分かったようです。

自分の父親が同朋のアイヌを殺したのだと知れば、それはショックですよね。でも、あのアシ(リ)パちゃんが泣いていると、こっちもショックを受けます。頑張れ~

狙撃!

ウイルクは言います。「アイヌを殺したのは、私じゃない。アシ(リ)パに伝えろ。金塊・・・」

ターン! その時、ウイルクは撃たれました!

えええ~! ウイルクが頭を狙撃されたぞー。すごく大事な事を話してたのに! アイヌを殺したのは、ウイルクではないの?

とか思ってたら、杉元も頭を狙撃されます! あああ~! 不死身の杉元だよなー!? だ、大丈夫か?

一体、誰が撃ったのか?と思ったら、狙撃手は尾形でした!

よりによって、お前か! 尾形、何かあった時に備えておくためのお前が撃ってどうするんじゃ~。何で撃ったんじゃー、バカたれ! ここは、本当にビックリしました。

アシ(リ)パ「アチャ! 杉元!」

父親と杉元を見捨ててはいけないというアシ(リ)パちゃんでしたが、キロランケが抱えて逃げます。

杉元の救出には、谷垣が向かいます。なおも狙撃されている杉元を、物陰に引き込みます。おー、谷垣、男前だ。かっこいい!

杉元とウイルクを抱えて戻ってきた谷垣ですが、インカ(ラ)マッが刺されて倒れているのを発見します。

なんと、キロランケが裏切りました。元々、怪しい部分はあったのですが。最悪な形で表面化しました。そこにやってくる鶴見中尉ら。谷垣たちも、すでに抵抗する術は有りませんでした。

そして、当のキロランケは、船で待つ白石とアシ(リ)パの所へ。インカ(ラ)マッを置いてきたと言うキロランケに(刀が無かったことで)事を察する白石です。やばいよ。

更に、そこに尾形が合流します。「出発するぞ」と言う尾形です。

「アチャと杉元は?」と尋ねるアシ(リ)パに、「近づいて確認したが、二人とも死んでいた」としれっと答える尾形です。撃ったのは、お前だろーがー! あと、確認してなんかいないだろーがー! ウソツキー!

それでも、尾形から「父親と杉元が死んだ」と聞いて、泣き崩れるアシ(リ)パちゃんです。

尾形め、アシ(リ)パちゃんを泣かせおって、許さん! そこになおれ!

復活の杉元

翌日。握り飯を食べている杉元です。頭を撃たれたのに、生きてる? というか、元気?

どうも、家永が手術をして、杉元は(脳みそが一部欠けましたが)一命を取り留めたようです。杉元自身の超人的回復力のお陰もあるようですが。さすが、「不死身の杉元」です。

一方、インカ(ラ)マッは、重症です。

ベッドの上で、インカ(ラ)マッは、「キロランケ達は、樺太へ向かったはず」と言います。

ここで場面が変わって、キロランケと尾形です。白石、アシ(リ)パと4人で移動中です。インカ(ラ)マッの言う通り、樺太へ向かっているようです。

キロランケと尾形は、グルのようです。それとも、何か目的が有って、共闘してるのでしょうか。何にせよ、両者の目的は何なのでしょう。ロシア系なのか。全然判らん。

そんな中、場面を戻ると、狙撃したのは尾形だと見破り、「キロランケと尾形を必ずぶっ殺す」、と怒る杉元がいました。

目が本気です。頭を撃たれた上に、アシ(リ)パちゃんを連れ去られれば、そりゃこうなりますわね。キロランケと尾形は、覚悟しとかないといけませんよ!

更に、「俺を、樺太に行かせろ」と鶴見中尉に言う杉元です。

谷垣も、樺太行きを志願します。鶴見中尉は、先遣隊として「杉本・谷垣と鯉登少尉と月島軍曹」の4人を、樺太に向かわせることを決めます。

ここで、土方陣営に場面転換します。そういえば、こっちはどうなったのか。犬童を倒して、そこから進展無し? 土方、牛山らは地下室に隠れているようです。

結局、土方陣営は網走では芳しい成果がなかったようです。それでも、犬童の残した囚人情報を利用し、南に向かうみたいです。杉元たちとは逆方向ですね。

杉元、アシ(リ)パ救出を誓う

杉元は、北へ向かう船の上にいました。そして突然、アシ(リ)パちゃんと杉元は、向かい合って話を始めます。不思議空間ですか?

アシ(リ)パ「杉元・・・。」
杉元「アシ(リ)パさん。アシ(リ)パさんを、父親に会わせる事はできなかった・・・。約束を守れなくて済まない」

アシ(リ)パ「アチャは・・・、駄目だったのか?」

杉元「本当に済まない・・・。」
アシ(リ)パ「・・・」

杉元「待っててくれ! 必ず迎えに行くから! アシ(リ)パさんを、必ず迎えに行くから!」

アシ(リ)パ「これは、夢だ・・・。カムイがそう伝えようとしてるなら・・・、何か意味があることなんだ」

杉元「違う! アシ(リ)パさん! カムイじゃなく、俺が言ってるんだ!」

杉元「俺は、生きてる! アシ(リ)パさんに話したいことがたくさんあるんだ!」

手を伸ばして、お互いの手を掴もうとする杉元とアシ(リ)パです。

ついに、手を握り合う二人です。

早く、現実でも手を握れるようになると良いのですが。そして、アシ(リ)パちゃんを救出する気全開で船の甲板の上に立つ杉元です。

アシ(リ)パ「あいつは」

杉元「俺は」

杉元・アシ(リ)パ「不死身の杉元だ!」

なんか、キレイにしめたなあ~。でも、アシ(リ)パちゃんが「杉元が生きている」と感じられる展開になったのは良かったです。

今後の展開は?

樺太に向かったアシ(リ)パを追い、杉元もまた北上します。

終わりに

目まぐるしい展開で、すごくダイナミックでした。特に尾形

のっぺら坊(ウイルク)と杉元を、尾形が撃った時にはびっくりしました。キロランケは、ある程度「裏切りそうだな」という心の準備をしていましたが、尾形の方はノーマークだったのでやられました。護衛が撃っちゃ、ダメだろ。

しかも、自分で撃っておいて、アシ(リ)パちゃんに「死んでいるのを確認した」などとシレっと嘘をつくあたりが、逆にシビれますね。感情が読めない!

尾形のこの行動の理由は分かりませんが、どうも、キロランケと結託しているようです。ここら辺の事情も今後知りたいところです。

しかし、重要人物ののっぺら坊をあっさり殺してしまうとは。。。その分、アシ(リ)パちゃんの重要度が上がるから、シナリオ上こっちの方がおいしいのかもしれませんが。

これから、杉元がアシ(リ)パちゃんを救けに北上するわけですが、彼のアシ(リ)パちゃんを「大事に思う気持ち」が全くブレずに貫かれているのが良いです。

今回が第2期の最終回です。原作ストックがもう無いということで、しばらく続編はお預けのようです。でも、原作がたまったら、是非ともこの続きをアニメで見たいものです。「不死身の杉元」をもう一度!

では、今夜もアニメでよろしくね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする