『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第19話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第19話感想をお送りしたいと思います。

丑三つ時に、あるはずのない4丁目が現れます。おばけの学校が出現しました。

今回の感想

おばけの学校のウワサ

蒼馬が言います。
おばけの学校っていうのがあるらしいぜ。その学校に行くと、おばけになれるんだって。おばけになったら、朝は寝床でグーグーグーだし、試験もないらしいぜ」

寝床でグーグーと試験もないのは、オープニングの歌詞ですよ!

まなちゃんは言います。
「ばっかじゃない? ただ、勉強が嫌いなだけじゃん」

まなちゃんの蔑む目に、ゾクゾクしたりもします。

まな、名無しと遭遇

まなちゃんが、一人で夜道を歩いていると何か「怪しい影」がいます。あの、いろいろ暗躍している「名無し」です! 身構えるまなちゃんです。

名無しは、まなちゃんの体を貫通します。

そして、そのまま消え去ります。特に何もないようですが、一体何なのでしょうか。途中で見えた、なんか怖いイメージは?

そういえば第12話でも、まなちゃんの手に「怨念のオーラ」のようなモヤモヤが吸い込まれていったことがありました。何か、ヤバそうなんですよね・・・


ともかく、まなちゃんは鬼太郎に相談の手紙を送ります。まなちゃんのイラストは、特徴を捉えていて上手いですね。しかし、目玉おやじも知らない、この妖怪の正体とは?

鬼太郎、おばけの学校に潜入

公園で、裕太君を見かけたまなちゃんです。彼は「大翔くんが、おばけになると言って出て行った」と言います。おばけになる? どういうこと?

そこにやってきた鬼太郎は、詳しく話を聞きます。夜中の3時に、3丁目のお墓で呪文を唱えると、4丁目が出てくるそうです。

鬼太郎が呪文を唱えると、、、出ました! 4丁目の入り口です。しかし、光学迷彩みたいな入り口ですね。SFチックです。

「ここが、おばけの学校か」鬼太郎と目玉おやじは、中に入ります。怪しそうな雰囲気!

そして「変装」だと言って、サングラスをかける鬼太郎です。そんなんで大丈夫か?

妖怪による「授業」

鬼太郎は、教室をのぞきます。理科の授業で「カエルの解剖」をしているようです。

二口女「これが、カエルの内臓です」

そして、心臓は毎日血液を運ぶのよ、という二口女です。子供達は楽しそうです。

しかし、二口女は以前倒したはずですよね。どうして、ここにいるのでしょうか?


別の教室では、算数の授業をしています。かまいたちが質問します。

「5リットル入るツボと3リットル入るツボがあります。生き血を正確に4リットル測るには、どうしたらいいでしょう?」

まともです。子供達も真剣に聞いています。しかし、ここでも倒したはずのかまいたちがいます。

校長室でも話し声がします。生徒とその親が、校長先生に話をしているようです。

見上げ入道「あんたは、そうやって子供を自分の思い通りにしたいのか?」

母親「ひなちゃんがこんなに可愛いことに、先生たちは気がついていないんです」

見上げ入道「それで学芸会で主役をやらせろと文句をつけた結果、ひなは悪目立ちしているのがわからんのか。主役をやらせて社会に送り出して、結局脇役しかできないとわかった時のことを考えているのか」

母親「だとしたら、今だけでも」

見上げ入道「今だけだと! この子の先の人生まで考えるのが、親というものだろう!」

これまた、まともな事を言っていますね。しかも、以前倒したはずの見上げ入道です。

それにしても、ひなちゃんという子は本当に可愛いな。親バカも、ちょっとは分かる気がします。


廊下で考えていると、たんたん坊に出くわす鬼太郎です。これまた、倒した妖怪です。しかし、みんな体に逆五芒星の印がついているのが、分かりやすい所です。

「ここは、好きなように勉強できる『おばけの学校』で、子供たちを型にはめない」と言うたんたん坊です。

しかし、今の学校の教育環境をしれっと批判していますね。おばけの学校は、良い教育機関なのか?

妖怪は死なない

夜が明けると、おばけの学校の授業は終了となりました。鬼太郎と目玉おやじは、復活した妖怪について話をします。目玉おやじは言います。

「わしら妖怪は死なない。だが、肉体は滅ぶ。肉体を失った魂は、この世のどこかをさまよう。ある程度の年月を経ると魂も力を取り戻し、再び肉体を手に入れることができるようになる。しかし、たんたん坊たちを倒してから、まだ長い年月は経っておらん」

結構、衝撃の事実です。妖怪を退治した後の、あの「魂の描写」はそういうことだったのですね。

しかし、妖怪は死なないと言いますが、そうなるとどんどん妖怪の数が増えていきはしませんか。子供ができないならば、数は変わらないけど、鬼太郎と目玉おやじは親子関係ですよね。もし子供ができるタイプの妖怪も死なないのであったら、地球上は妖怪で溢れかえってしまうのでは?

さすがに肉体は寿命があるみたいなので、魂から肉体が再生するのは、人間で言うところの生まれ変わりと言うかクローンなのか。一つの個体で、世代交代をしているとも言えます。


ともかく、鬼太郎たちが戻ってこないのを心配して、猫娘がおばけの学校に向かいます。まなちゃんも、蒼馬を心配してついてきます。

「ついて来いとは言ってない」という猫娘でしたが、「猫姉さんは、呪文知らないでしょ」と言って呪文を唱えるまなちゃんでした。相変わらず、危険をかえりみず首を突っ込む子です。

おばけの学校、やっぱり○○

見上げ入道が、子供たちを校庭に集めて言います。「そろそろ、実践授業に入ろうか」

何か、嫌な予感がしますよ!

「お前たち全員、妖怪の材料になってもらう」

やっぱり裏があったか! 鬼太郎が前に出ようとしますが、二口女に捕まって他の子供達と一緒に「妖怪製造マシーン」?に投入されてしまいます。お前が捕まってどうする!

しかし、子供達の信頼と期待を裏切るとは。まあ、「妖怪だから」なんでしょうけど、ひどいことしますね。

子供達がピンチに陥っていると、ここで猫娘登場です。キター!

「何やってんの? 性懲りもなく蘇ってきて、人間を妖怪にしようっての?」

カッコイイ、猫姉さん!

そして、妖怪製造マシーンから脱出した鬼太郎は、たんたん坊に攻撃を加えます。サングラスを外す鬼太郎です。

猫娘が言います。「さすが鬼太郎、完璧な変装ね」

「え?」と驚く、まなちゃんです。そうだよね。

サングラスで変装が十分成り立つというのは、妖怪は「パターン認識能力」が人間とちょっと違うのかもしれません。

帽子をかぶったり、付け髭をつけたりしたら「別人」と判断してしまう(精度の低い)顔認識システムみたいなもんですかね。

バトル!

鬼太郎は、見上げ入道たちに攻撃を仕掛けます。猫娘は、たんたん坊にキック! 完璧なフォームですね。北斗の拳を思い出します。

鬼太郎に対して「秘技 霊界送り」を使う見上げ入道です。

鬼太郎は「自分には効かない」と言いますが、なんと見上げ入道は霊界送りを改良していました。鬼太郎は空中で宙ぶらりんになり、動けなくなります。新技を作るとは、見上げ入道恐るべし!

ひとりになった猫娘は、見上げ入道に捕まり潰されそうになります。ピンチです。

その時まなちゃんが「見上げ入道、見越したり」と言います。すると、見上げ入道は消滅しました。

前回と、やられ方が一緒やな。どうせだったら、この弱点も克服しておきなさいよ!

見上げ入道は消滅したものの、二口女、かまいたち、たんたん坊に追い詰められる猫娘です。

しかし、そこで鬼太郎が現れます。「大丈夫か、猫娘」さすが、主役!

もう、遅いよ。いつも・・・

ちょっと赤くなる、猫娘の顔もグーです。第2話と全く同じパターンだけど!

「覚悟はできているんだろうな」鬼太郎と猫娘が、同時に襲い掛かります。かっこいい!

「ひるむなー」たんたん坊たちも、まとまってアタック!

鬼太郎と猫娘は、たんたん坊達を全滅させます。そして、鬼太郎は問います。「誰が、お前たちを復活させたんだ」

消滅間際のたんたん坊が言います。

「我らは、名無し様によって蘇ったのよ。お前は、名無し様には勝てな(い)」

普通、ここで相手に情報を渡すことはないと思いますが、名前を教えるとは、よっぽど「名無しの勝利」を確信しているのですね。そこまで言わせる「名無し」とは、いったい?

目玉おやじ、いいことを言うが

妖怪たちを退治して、子供たちは無事解放されました。目玉おやじは言います。

学校で勉強する必要など無い。じゃが、学ぶ必要は有る。国語が判らなければ、文章の嘘が判らない。社会を知らなければ、社会そのものにだまされるぞ。」

いいこと言うなあ。しかし猫娘は、目玉おやじの説教は長いから、と子供たちを帰してしまいます。

まあ、小学校、中学校の間は、この言葉のありがたみがわからないかな。痛い目に遭ってからじゃないと、気づかないこともあります(だからこそ、痛い目に遭う前にと思って、説教するんだけどね)

名無し、現る

「父さん、名無しとは何者なんでしょう?」

以前、鬼太郎が背中から矢を射られた事があった。あれ以来、妖怪が人間に悪さをすることが増えた、という目玉おやじです。

その時、鬼太郎の後ろに気配が。なんと名無しがいます!

「見上げ入道たちを蘇らせたのは、何故だ」鬼太郎は、問います。

名無しは、「食らう夢。お前を食らうは我が快楽」と言って消えました。名無しだけ、本格的にホラーになっていて、怖いです。それにしても、名無しは鬼太郎を取り込むことが目的なのでしょうか?

今後の展開は?

予告は「妖花の記憶」。
妖気を帯びた美しい花。この花には、何か悲しい思いが・・・

終わりに

仮面ライダーの再生怪人ならぬ「再生妖怪」が登場しました。しかし、やっぱり倒し方も大体同じですし、何がしたかったのか。教育問題にスポットを当てると言っても、そっちの方のツッコミもそんなに深くなかったでしたし。

「名無し」の存在を鬼太郎に認知させる回、ということでしょうか。あと、「妖怪は死なず魂は残り、年月が経つと肉体が再生する」というのは重要ポイントかな?
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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『『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第19話 感想』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2022/10/30(日) 14:03:30 ID:aac4b02ce

    かっこいい

  2. 名前:藤井ねね 投稿日:2022/10/30(日) 14:04:18 ID:aac4b02ce

    かっこいい