『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第31話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第31話感想をお送りしたいと思います。

時代とともに、忘れ去られた妖怪。小豆妖怪の3人が、ねずみ男とからんでひと騒動起こすようです。

今回の感想

時代に取り残された妖怪

ある日、ねずみ男が鬼太郎の所にやってきます。しかし、鬼太郎は、ねずみ男の話に全く耳を貸しません。まあ、当然ですが。

おまけに、猫娘も、ねずみ男には「お金儲けのセンスがない」と言います。ねずみ男は、猫娘のスマホの人形に文句を言いますが、こう言い返されます。

「知らないの? 今は、こういうのも可愛いって言われるんですけど」

そうなの?! うーん、あにこんもセンスが古すぎるようです。最近はキモカワイイとか、けったいなのが流行るなあ。

それはともかく、冷たくあしらわれたねずみ男は、金づるを探して河原を歩いていました。すると、そこに辛気臭い妖怪3人組がいました。小豆妖怪の小豆洗い、小豆はかり、小豆婆です。

しかし、小豆婆は、胸元が開きすぎではないですか? 気になるんですけど。

まあそれは置いておいて、ねずみ男は、小豆妖怪3人と話をします。

最近は、人々が全く怖がらなくなったと言う小豆妖怪。無理もないです。今は、小豆を研ぐ音は身近なものではないので、当然小豆妖怪達にも気付くわけがありません。

ねずみ男も、最初は相手にしていませんでしたが、先ほどの猫娘の言葉を思い出し、小豆妖怪たちをプロデュースしてみることを考えます。

後日、ゲゲゲの森です。ねずみ男が、小豆妖怪3人とまた会います。

ねずみ男は、小豆妖怪にスマホで動画を撮らせていました。しかし、小豆洗いとかが、YouTubeを使う時代になったか・・・。世の中、変われば変わるもんです。

しかし、肝心の動画は、小豆を洗っているものばかり。まあ、当然といえば当然ですが。「妖怪が小豆を研いでいる」という意味では、需要がないことはないと思いますが、やはり、これだけでは面白い動画とは言えません。

ねずみ男は、小豆妖怪の3人にダメ出しをします。「ふざけんなー!」

ねずみ男「いいか、お前ら、一旦小豆は捨てろ!」
小豆妖怪3人「小豆を、捨てる~?!」

ショックを受ける3人。ねずみ男は、最先端の流行を取り入れて人気者になり、その後で小豆を宣伝すれば天下を取れると言います。

ねずみ男が、悪そうな顔をしていますね。やはり心配しかないです。

小豆妖怪、ブレイク!

店の中で、小豆妖怪がファンキーな格好をしています。シュールです。

ねずみ男が、動画を撮ります。思いの外、ネットでの反応が良いので、ねずみ男は本格的に活動を始めます。

ナイスバデーの水着のお姉さんです。

と思ったら、実は小豆婆でした!

何ですか、これは! アプリの画像加工どころではないですよ。全くの別人ですよ! 詐欺ですよ~

そして今度は、草スキーで暴走してヘロヘロになる小豆妖怪です。

こんな感じで、小豆妖怪は、アトラクション体験動画でアクセスを膨大にかせいで行きます。見事成功したねずみ男と小豆妖怪は、乾杯をします。なんか、着るものまで豪勢になってますよ。

動画再生回数も100万回を超え、グッズ化も次々と進行中と話すねずみ男です。まじか。

しかし、浮かない顔をする小豆はかり。「それで、小豆の宣伝は? そろそろ始めてもいいんじゃないかのお」と言います。

「ああ、そんな話もあったっけねえ・・・」都合が悪くなったねずみ男は、電話がかかってきたようなフリをして、席を外します。ごまかしたな。

小豆連合の分裂

小豆はかりは、小豆洗いに文句を言います。「わしは、何か大切なものを失った気がする」

小豆の復権の為だと言う小豆洗いです。しかし、小豆はかりは、「最近のお前は、本来の目的を忘れ楽しんでるだけのように見える。小豆を愛していないのは、わしとお前たち、どっちだ?」と言います。

これは、小豆はかりの方が正論ですね。しかし、小豆洗いは認めません。二人はケンカになります。戻ってきたねずみ男は、仲裁に入ります。

小豆はかりは、「わしは今日限りで辞めさせてもらう」と言って去ってしまいます。小豆連合の分裂です。

後日。なんと小豆婆もソロで歌手デビューをします。小豆連合の完全消滅か?

それを知った小豆洗いは、驚きます。小豆婆を問いただす小豆洗いです。

しかし、十分な説明を聞くこともなく、ガードマンに取り押さえられてしまいます。遂に、小豆連合は完全にバラバラになってしまいました。

小豆洗い、暴走!

小豆洗いは、ねずみ男の所に行きますが、彼は既に小豆連合を見限っていました。見捨てるの早いな! まあ、いつものことだけど! 本性を表すねずみ男です。

ねずみ男「悪く思うなよ。いい夢を見れただろ」

ひどいやっちゃな! しかし、これで小豆洗いの暴走が始まります。

街の洋菓子店です。いきなり、店員さんの顔に小豆畑ができます。

これ、小豆か! 明治のチョコベビーを顔にくっつけてるのかと思いました。これをあずき畑と表現するのも、面白い。

これを仕掛けているのが、小豆洗いです。「洋菓子、天誅!」

お前、そんな妖術が使えたのか! ともかく、街は大騒動になります。

鬼太郎が乗り出す

テレビの臨時ニュースで、小豆畑騒動のことが出ます。猫娘は、鬼太郎にニュースを見せます。

どうでもいいけど、鬼太郎と近づいてほっぺたが赤くなってる猫娘が可愛いです。

ともかく、鬼太郎は出動。小豆洗いを探します。河原に行きますが、小豆はかりしかいません。鬼太郎は、小豆はかりと話をします。

街が、小豆畑騒動でもちきりだと鬼太郎は話します。小豆はかりは、「愚かな奴だ」と言い捨てます。鬼太郎の「一緒に街まで行こう」という誘いも断ります。小豆はかりよ、それでいいのか?

一人で街にやってきた鬼太郎は、小豆洗いに対して髪の毛針を発射します。小豆洗いもこれで終わりか?

小豆連合の復活

その時、小豆はかりが現れ、小豆洗いをかばって髪の毛針を代わりに受けます。

やっぱり、仲間を見捨てることはできなかったか。しかし、小豆洗いも何があっても「小豆復権」を目指して行くと言います。強情だな~

そこにやってくる、小豆婆の絵が描かれたトラック。何事?と思っていると、中から小豆婆が現れ、小豆のお菓子を販売します。

なんと、今、小豆婆が大人気で、小豆のお菓子もバカ売れみたいです。小豆婆が一番「小豆復権」してるやん!

小豆婆「もう少し、信じてくれていいと思ったけどね。何百年、一緒にいると思ってんのよ」

小豆洗いと小豆はかり「しゃべった?!」

小豆婆がしゃべったので驚いている、小豆洗いと小豆はかりです。お前らも驚くんかい!

小豆婆は、小豆はかりと小豆あらいに話をします。

小豆婆「もう、小豆のために手を汚さなくていいんだ。大丈夫、あんたの小豆を愛する気持ちは、本物さ。私たちは小豆連合。仲間じゃないか。一人が道を誤れば、後の二人が目を覚まさせてやる」

ええ話やな~。まさか、小豆でこんな展開になるとは。

その後の小豆連合

後日。アニエスがたい焼き屋に来ています(しょっちゅう来てるな)。カスタードが品切れで、仕方なく小倉あんのたい焼きを食べますが、、、美味しいと言います。

口にあんこついてるぞ。ともかく、たい焼き屋の店の奥には、小豆妖怪がいました。

店の奥で、小豆を洗っている妖怪3人です。小豆婆と小豆のお菓子のブームは、あっという間に去ってしまったようですが、小豆洗い等は地道にやって行く道を選んだようです。

小豆洗い(の手紙)<自分らしく精一杯小豆を研いで、身の周りの人を笑顔にする。かけがえのない仲間と一緒に。それが、俺の幸せだって気づいたんで>

小豆洗いの笑顔です。まあ、ハッピーエンドかな!

今後の展開は?

予告は「悪魔ベリアル百年の怨嗟」。
境港で封じられた伝説の妖怪。その封印が解かれてしまい。。。また、まなちゃんが境港に行くみたいですよ!

終わりに

小豆妖怪の回でした。小豆ネタだけで、30分持たせてしまうのはスゴイ!

西洋妖怪編は、お休み。アニエスも、たい焼き食べてただけですし(早く、指輪を探して下さい)。

それはともかく、今回小豆妖怪がねずみ男にそそのかされ、ユーチューバーみたいになってました。しかし、小豆で成立している妖怪が小豆から離れてしまったらその存在自体が消滅してしまうのでは?

小豆成分が無い事による禁断症状みたいなやつが出るのかな、と思ったけどそういう話はなかったですね。

実際の話、今は「小豆を洗う」という行為は普通しないでしょうから、小豆妖怪達はマジで消滅の危機に瀕していると思います。「認識されない」という事は、即ち妖怪が存在できないことに繋がるでしょうから(それは小豆妖怪だけではないでしょうけども)。

つくづく、妖怪という存在が成り立ちにくくなっている世の中なんだなあと思います。個人的にはあんこは大好きですし、小豆妖怪たちにはこれからも頑張って欲しいと思います。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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