『ルパン三世 PART5』第22話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ルパン三世 PART5』第22話感想をお送りしたいと思います。

不二子救出のため、シェイクハンズ社の本社に乗り込むルパンたち。しかし、その動きも全て「ヒトログ」に予測されています。どうなる?

今回の感想

ルパンと、いつ戦うのか?

「ヒトログ」に、「ルパンの手下」と書かれてショックを受けた五ェ門です。斬鉄剣を研いでもらっています。そして、「ルパンと、いつ戦うのか?」と問われます。

元々、ルパンとは敵同士として出会った五ェ門。それ以降は、世界一強い男かも知れない、と見込んだルパンと共にいる・・・。五ェ門は今、斬鉄剣を見てルパンをどう思うのか? 波乱の予感!

ルパンたちは、不二子救出に向け出発

海に浮かぶ船です。ルパン、次元、アミがいます。そして、五ェ門が合流します。

一方、檻の中に閉じ込められている不二子です。あれ、服を着ています。さすがに、素っ裸では色々まずいか。

リン・ポーと不二子の会話から、エンゾ・ブロンの家族のことが判ります。なんでも、彼には娘がいて、別れた奥さんが娘を引き取って行った。そして、娘は誘拐されて行方不明。元奥さんは自殺した。あれ、こんな感じの話は以前聞きましたね。もしかして・・・

その頃、ルパンらは、船で出発します。不二子の救出に向かう、ルパン、次元、五ェ門とアミです。行先はシェイクハンズ社の本社がある、オリグ島です。ヒトログで行動は筒抜けだから、と真っ昼間に正面から島に乗り込みます。大胆。

アミがいるのが意外でもありますが、前回からの流れでルパンに頼まれてOKしたのかな? 好きな人に頼られたらNOとは言えないわな。島に上陸するのと合わせ、アミがヒトログに対してDDoS攻撃を開始します。シェイクハンズ社を混乱させ、隙を生じさせる作戦です。

そして、ヒトログのサーバーが攻撃を受け、ルパンが島へやってきたことを察知した、エンゾ・ブロンです。

シェイクハンズ社の混乱を利用し社内に侵入、換気口らしき所を通過している、アミやルパンたちです。こういうシーンは、泥棒っぽいです。

こちらは、最上階にいる「救出対象」の不二子です。なんか、ヒマそうですね! 大物オーラはあります。

DDoS攻撃を続けるアミですが、なかなかサーバーをダウンさせることができません。エンゾ・ブロンも手ごわい。

ルパン達は、エレベーターホールに着きます。

アミ「不二子は、最上階よ」

アミ「15分後、不二子を護送するために、銭形が来るわ。さっき、港に着いたところ」

五ェ門、ルパンにつっかかる

ルパンは五ェ門に、ここに待機してエレベーターホールを守ってほしいと頼みます。

それに対して、「それは命令か」とルパンにつっかかる五ェ門です。そして、「ルパン、それがしは、お主の何だ?」と問います。ここで聞くか~

五ェ門「それがしは、手下になった覚えはない」

ルパンは五ェ門の変な様子から察し、ヒトログを確認し「手下」の記述を見ると、「ネットに疎い奴は、これだから困っちまうなー」と嘆きます。

ルパンは五ェ門に、例の記述は信頼度が「E」であり、ガセネタであることを説明します。五ェ門は、アミに「石川五ェ門は焼鮭では、皮の部分が好き」と書き込んでもらうよう頼みます。

五ェ門に、鮭の皮が「A」ランクなのを見せるアミです。

五ェ門は、鮭の皮が好きなのですね。あにこんも好きです(もちろん、身の部分も好きですが)。ともかく、これで納得したのか、五ェ門はエレベーターホールの守りに入ります。

コレクション?

しかして、待機している五ェ門に対して話しかける、エンゾ・ブロンです。揺さぶり攻撃かー?

エンゾ・ブロンは、ヒトログを使えば名前も年齢も好きな食べ物も分かる、と言います。

それに対し五ェ門は「だが、間違うこともある。我らは、機械が簡単に測れるような関係では無い」と言います。

エンゾ・ブロンは、五ェ門の言葉を肯定しつつも、「ふさわしい言葉を、ひとつ思いついた」と言います。

「ルパンにとって、五ェ門はコレクションである」

果たして、ヒトログはその記述に「A」ランクをつけます! 愕然として、ショックを受ける五ェ門です。

続いてエンゾ・ブロンは、「ヒトログの分析によれば、五ェ門はルパンより弱い」とも言います。

五ェ門は否定しますが、エンゾ・ブロンは「だったら、確かめてみればいい」と言います。煽ってますね~

所で、あにこんは、「コレクション」というのもちょっと違う気がしますけどね。ルパンが、お宝を狙うのは、物品そのものよりも「盗み出す過程」が楽しみなのだと思います。つまり、コレクション(収蔵品)そのものにはあまり興味が無いのでは?と思ったりするわけです。

そう言っている内に、銭形がやってきました。エレベーターに乗り込みます。

しかし次元の働きで、エレベーターはルパンとアミが乗ったもの以外は、停止させられてしまいます。

最上階に到着

ルパンとアミが最上階に着き、エレベーターから降ります。

不二子「奇遇ね、ルパン。こんなところにどうしたの?」

緊張感が無いな。さすがと言うべきか。不二子は、ヒトログの分析結果をルパンに話します。それによると、ルパンは「死にたがり」だそうです。ルパンには破滅願望がある、と。

ルパン「だから、どうだって言うんだ?」

不二子「ルパン、私を盗みなさい。ルパン三世最後の獲物には、ふさわしいでしょ」

ルパンが、その理由を聞こうとすると横から、「(それは)ルパンを死なせたくないから」と話すアミです。

ヒトログも出現したし、今後盗みを続けていても死ぬか捕まるかだから、もう引退したら?と言う不二子。しかし、不二子は本気で言っているようには思えません。本音で喋ってはいるけども、ルパンがそれに従うとは思っていないのでしょう。

アミも良いところ行ってますが、やっぱり年季が違うからなー。頑張れ~。

五ェ門、勝負を挑む

そこに、五ェ門が現れます。ルパンに対して、勝負を挑む五ェ門です。

「ルパン、手合わせを願おう。ずっと、引っかかっていた。それがしとルパンとは、何なのか? 迷いの雲を斬り裂くのは、我が斬鉄剣をおいて他にない」

本気の五ェ門に、ルパンは勝負を受けます。ルパンもマジモードになりました!

「銃」対「剣」で激しく戦う二人です。「ルパン、五ェ門、やめて!」と言うアミ。

不二子「落ち着きなさい」
アミ「でも・・・」

不二子「ルパン三世が好きなら、黙って見てるの。どんな結末でも受け入れる覚悟がなければ、ルパンなんて好きにならない方がいいわ」

やっぱり、不二子は風格と言うか重みが違うな!

ルパンに対し、「本気で戦っているのか?」と心の中で問う五ェ門です。そして、見える自分自身のカゲ。「忘れたか」と、こちらに語りかけてきます。五ェ門は、「昔の自分」を切ります(たぶん)。

切った「五ェ門」は、現実世界でルパンとなり、胸から出血します。「流石だぜ、五ェ門」

愕然とする五ェ門です。我に返ります。

「しっかりしろ、ルパン!」五ェ門は、ルパンの手当てをします。お前が斬ったんだけどな! まあ、殺すつもりは元々無かったわけだから、戸惑うのも無理はないけど。

アミ、衝撃発言!

そして、ルパンが斬られて、焦りまくるアミちゃん。

アミ「出てこいエンゾ! ヒトログを作ったのは、あなたなんでしょう? 私はアミ・エナン。あなたの娘よ!」

ええ~?! ここでいきなり衝撃発言が出ました! 一応伏線は張ってありましたが、エンゾとアミの親子関係が明らかになりましたよ!

それにしても、アミはいつから知っていたのでしょうか? そしてエンゾは、このことを知っているのでしょうか?

ともかく、「パパ、ルパンを助けて」と頼むアミです。

しかし、ルパンはしょっちゅう死にかけますね。不二子の言った「死にたがり」とは、またちょっと違う気もしますが。毎回ルパンの危機を作らないと、引きが出来ないの? とか思ってしまいます。

今後の展開は?

予告は「その時、古くからの相棒が言った」。
ルパンは、逮捕されてしまいます。昔なら、あっさり脱獄していたのに今回は・・・。
その時、「古くからの相棒」が言ったこととは? これは面白そうですよ!

終わりに

「ルパンにとって、〇〇とは何なのか?」が、PART5でのテーマのひとつになってますね。ここまで、不二子、五ェ門と来たわけですが、エンゾ・ブロンは次元にも「脇役で良いのか?」と揺さぶりをかけてます。
あと、銭形やアミからも、この問いをルパンは受けることになるのでしょうか?

今まで「ルパンアニメ」では、これらの関係性に触れてきませんでした(触れられなかった?)が、PART5はここに切り込んできて、非常に面白く感じます。まあ、一人で皆の問いに答えねばならないルパンは、大変でしょうけどね!
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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