『ゴールデンカムイ 第2期』第21話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゴールデンカムイ 第2期』第21話感想をお送りしたいと思います。

屈斜路湖に来た杉元達は、脱獄囚の情報を得ます。入れ墨人皮を手に入れるべく、盲目の盗賊団を探しますが・・・

今回の感想

盲目の盗賊団

屈斜路湖近くのコタンを訪れた杉元たちです。アシ(リ)パは、湖を通る時に採ったペカンペを見せます。

冬の保存食らしいですが、トゲトゲがあって、杉元の言った「忍者がマキビシに使った」という方にあにこんは興味を持ちました。

話相手は、フチの13番目の妹の息子です。フチ、兄弟多いな!

彼は、盲目の盗賊団が付近で暴れまわっていることを話します。その盗賊団の親玉の体には、奇妙な入れ墨があるそうです。これは、入れ墨人皮の情報ですよ!

白石は、都丹庵士だと言います。しかし、コレ、耳で聞くと、「トニー・アンジー」みたいな感じに聞こえます。なので、最初は外人さんか?とか思いました。

それと、都丹庵士のイメージ画像が出ましたが、なんか耳に装着しています。これは何でしょうか?


ともかく、杉元は、盗賊団の情報を得る為、近くの温泉旅館に行きます。あんまを受けている杉元です。

あんまを受けながら、杉元はあんまさんに言います。

「あのさ。知ってる? アイヌってのは、葬式の時に故人の道具や着物を傷付けて、持ち主があの世で使えるように魂を抜いてやるんだとよ。俺の魂を抜きたきゃ、もっとでかい傷が必要なのさ」

それを聞いて、アシ(リ)パはこう言います。

「魂が抜けるのは、この世での役目を終えたから。杉元が傷を負っても死なないのは、この世での役目がまだ残っているということだ」

杉元の、「危なっかしいことに、どんどん突っ込んでいきそう」なセリフに対し、「この世での役目があるよ、必要とされているよ」と言ってあげるアシ(リ)パちゃんの優しさがいいです。

襲撃される杉元たち

あんまさんから情報を得て、「廃業した温泉旅館の建物」が盲目の盗賊団に利用されているのでは?と目星をつける杉元たちです。

夜が明けたら探しに行くか、と温泉につかりながら話をしています。当然、全裸です。

しかし、このシーン、やたらとムキムキなんですよね。前回のラッコ鍋に続き、今回も男の肌色成分が多いのか?

いや、そんなことを言っている場合ではありません。温泉にいる杉元達は、何者かに襲われます。複数の男たちのようですが、その中の一人は都丹庵士だと白石は言います。入れ墨人皮が、向こうからやってきました。しかし、場所が悪いです。しかも、灯りも消されて周りは真っ暗です。

杉元「真っ暗で何も見えないのにどう戦う!? しかも、フリチンで!」

フリチンでは不利です。なんちって。冗談はともかく、この状況は、盲目の都丹庵士がものすごく有利です。

都丹庵士「こっちからは、丸見えだぞ」

耳につけているのは、集音装置のようですね。右耳と左耳で、集音方向を前後に振り分けているのが凄いです。

杉元たちは温泉を出て、森の中で都丹庵士らと戦います。何気に、尾形の狙撃が敵方に効いています。尾形、優秀だな。

杉元は、アシ(リ)パを見つけ、口を押さえて、声を都丹庵士らに聞かれないようにします。

何か、ここだけ見ると、杉元が変質者みたいな感じですね。しかしすぐ近くに、耳が異常に良い都丹庵士がいるので仕方ありません。

谷垣とインカ(ラ)マッ

一方、谷垣とインカ(ラ)マッです。都丹庵士が二人に気付き、近づいてきます。そこにキロランケが現れ、「考えがあるから」と二人を誘います。湖を、小舟で渡ろうとするキロランケです。谷垣は、インカ(ラ)マッに小舟に乗るように言います。

インカ(ラ)マッは渋るものの、説得されて舟に乗ります。3人は小舟を進めますが、都丹庵士の狙撃を受けます。小舟はひっくり返り、3人は湖に落ちました。谷垣が撃たれたけど、大丈夫か~!?

インカ(ラ)マッが気付くと、熊に囲まれていました。ここは不思議空間というか、彼女の精神世界かな?

これは運命で、自分は占いの通りに死ぬのだ、と思ったインカ(ラ)マッでしたが、そこに「巨大な谷垣」が現れます。そして、巨大な谷垣の服が、弾け飛びます! 何事ですか?

弾け飛んだボタンが、熊を撃退しました。さらに、巨大な谷垣の手がインカ(ラ)マッを守ります(?)。面白いイメージですね。

インカ(ラ)マッが次に気付くと、谷垣に助けられ湖の上に出るところでした。撃たれた谷垣でしたが、「大丈夫、尻を貫通した!」と答えます。

「銃弾が尻を貫通した」ら、全然大丈夫じゃないと思うんですけど! もう、なんか神経が麻痺してきますね。頑健男たちの話を聞いていると。

そんな中、インカ(ラ)マッはクスッと笑います。思い出し笑いだそうです。巨大谷垣を思い出したかな?

運命は、変えられる」と思いながら、インカ(ラ)マッは谷垣にキスをします。

「占いの結果は変えられない」と思っていたインカ(ラ)マッでしたが、今回のことで考えが変わったみたいです。運命は変えられますよ!

盗賊団の隠れ家に突入

さて、ここで戦いの流れが変わります。夜明けが近づき、明るくなってきます。都丹庵士は、形勢不利と撤退を決めます。

杉元とアシ(リ)パは尾形と合流し、盗賊団の隠れ家を突き止めます。杉元と尾形が、中に突入します。しかし、敵もさるもの。窓は開かないように固定され、入口も閉まります。誘い込まれた? 敵の攻撃を回避するふたり。

その時、外で待機していたアシ(リ)パも異常を察知し、他の入り口を探します。そして、お肉を開いて・・・、アシ(リ)パちゃん、そこは杉元の肛門ですよ! 開いちゃダメですよ~

ともかく、杉元とアシ(リ)パは進みます。ここで、ペカンペが活躍。伏線回収です。

しかし暗闇の中、都丹庵士の銃撃! そして、杉元の首を絞めます。

それをかえした杉元は、トゲトゲの棒(?)を都丹庵士に刺そうとします。

土方、登場

決着がつくかと思った瞬間、土方らが現れます。えらいタイミングいいな!

永倉「杉元。都丹の処遇は、我々に任せてくれないか?」
杉元「俺の分も、入れ墨を写させてくれるなら」

都丹庵士も、土方に対しては敬語です。土方の言うことには従うのかな?

そして、アシ(リ)パは都丹庵士に言います。

「こんな暗い所で隠れて暮らして、悪さをするため外に出るのは、夜になってから。これでは、いつまで経ってもお前の人生は、闇から抜け出せない

アイヌを襲ったりもした盗賊団の親玉に対しての、このセリフ。アシ(リ)パちゃんは、女神様です!

宇佐美の報告

さてさて、忘れた頃に鶴見陣営です。宇佐美が、鶴見中尉に報告をしています。前回、網走監獄を(正体がバレて)逃げ出して来ましたからね。

鶴見中尉です。背景に花が描かれています。相変わらずです。

鶴見中尉は、宇佐美の顔にペンを近づけます。「潜入させるのに、どれだけ手間がかかったか判っているのか?」

これで、かえって喜んでいるフシがあるのが、鶴見ファンの宇佐美です。変態です。

鶴見中尉は、宇佐美の顔に、棒人間ふたりを描きます。

そして、「二人のホクロ君は、一生懸命走る。だが、ホクロ君達の距離は、永遠に縮まることはない」と鶴見中尉は言います。

なんじゃそりゃー。鶴見陣営は、いまひとつ判らないです。

写真を撮るよ!

杉元は、土方と永倉に、キロランケとインカ(ラ)マッの話をします。土方は、二人の写真を撮って身辺調査をすることを提案します。

写真館で写真を撮る一行です。白石は、また変なポーズをとっていますね。小学生か!

杉元とアシ(リ)パちゃんの写真です。改めて、身長差を感じます。

そして、最後にコレ。谷垣のM字開脚の写真です。なんちゅうもん、撮影するのじゃ~! 谷垣も少しは疑えー。

今後の展開は?

土方の仲裁により、杉元と都丹庵士の戦いは一時休戦となりました。都丹庵士は、今後、土方・杉元連合と合流するのでしょうか?

終わりに

また、濃いキャラが登場しました。まず、都丹庵士を見て目を引くのは、耳の集音装置です。これ、良くできてるなと思ったのは、右と左で前方と後方の音を取り分けてることです。ぱっと見て、シルエットがユーモラスな印象でしたが、実用性を追求しての事なんでしょう。

ただ、都丹庵士以外の盲目の囚人たちは、この集音装置をつけていませんでした。何故なんでしょう? 少しでも音を聞き取る能力が上がるなら、他の囚人もつければ良いような気がしますけど。ここは、よく分かりませんでした。

ともかく、土方が現れて、杉元と都丹庵士の戦いを止めました。今後、都丹庵士がどういう風に絡んでくるのかが気になるところです。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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