はじめに
こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。
今回は、『ルパン三世 PART5』第14話感想をお送りしたいと思います。
ドルマ王女はCIAに連れられ、パダール王国に帰国。CIAの狙いは何でしょうか?
今回の感想
連れ去られたドルマ王女
アヌシー女学院で起こったテロは無事解決しましたが、ドルマ王女はCIAのエージェント(マグガイヤ)に連れ去られてしまいました。行先はドルマの祖国、パダール王国です。
ルパンは、「血と涙の雫」は必ず盗む、と次元・五ェ門と共にパダール王国に入ります。
アミもドルマを助けるため、不二子とパダールへ行きます。不二子は「血と涙の雫」を狙い、アミはドルマを救出する。利害が一致しての協力行動ですが、この二人のコンビが継続するのは面白いです。
「改革派」と「伝統派」
パダール王国は現在、2つに割れていました。国王を中心とした「改革派」と大師教の率いる「伝統派」です。
ドルマ王女は、改革派に属していました。マクガイアは、伝統派に与していると自ら言います。ドルマは言います。「学院でのテロは、私の殺害が目的だったのか」
なるほど、敵対陣営の有力者を消すのが目的でしたか。えげつないことをするものです。ドルマ暗殺に失敗した今、CIAは何をしようとしているのでしょうか?
「伝統派」によるクーデター計画
ハイテクがあふれかえる、パダールの新市街です。ドローンとか完全自動運転車とか網膜認証とか、なんかもう「てんこ盛り」です。これだけ急激に街や社会が変われば、ついていけない人もいますわね。「伝統派」が力を持つのも分かります。
パダール軍部は「伝統派」で、大師教をトップとしてクーデターを計画していました。大師教は、学院へのテロでドルマを暗殺するつもりだったのですから、悪い奴ですね。
暗殺が失敗したので、今度はクーデターで「形式上はドルマ王女をトップ」にして裏で大師教が国の実権を握る、というストーリーです。それに対し(非公式に)サポートするというCIA。
つまり、パダール軍部と大師教そしてCIAが、クーデターを進めるわけです。これはやばいですよ。
アミと不二子、潜入
アミと不二子は、ドルマ救出のため寺院に潜入します。その中で、不二子はアミに聞きます。「私のことが嫌い?どうして?」
アミは、返答に詰まります。アミ自身、不二子を嫌ってはいるけど、理由が思いつかないのでしょうか?
まあ普通に考えると、アミはルパンのことが気になっていて、そのルパンと不二子は仲がいいから、やきもちみたいなもんでしょうかね。可愛いところがあります。
銭形が登場。しかし
寺院に銭形がやってきます。ルパンから「血と涙の雫」を盗む、という予告状が入ったからです。
しかし、一人でやってくる銭形というのは、ルパンが化けていることが多いです。銭形の顔を使って正面から侵入する、のもルパンのよく使う手ですからね。
そうこう考えていると、正体を現したルパン。やっぱり、そうだったか。兵士から、ドルマが捕らわれているのは「西の塔」だと聞き出します。
その頃、アミも西の塔に向かい、外側から侵入しようとしていました。危なっかしいなーと思っていたら、やっぱり下を見て怖くなり、足が震えてしまうアミでした。
「こんなんじゃ、不二子に笑われてしまう」と震える太ももを叩くアミが、健気で良かったです(太ももがスリムなのも良い)。こんな所でも、不二子へのライバル心を燃やしています。
ガンバレ、アミ。ドルマが閉じ込められているところまでもう少しだぞ。
アミ、ピンチ!
無事に西の塔に入ることができたアミでしたが、マクガイアに出くわします。彼を脅しますが通用せず、アミは捕まります。
「誰か助けて。。。ルパン!」アミ、ピンチ! しかし、ここでルパンの名が出るのはちょっと泣けます。
しかしてその時、ルパンが現れます! かっこいいぞ、ルパン! タイミング良すぎる気もするけど。もうちょっと早く来なさいよ。
ここでの「CIAに対する文句」をぶつぶつ言いながら、マクガイアの周りを歩きつつワイヤーで捉えてしまうルパンは良いです。文句内容も面白いし、動きも良かった。
そして、驚いているアミです。そういやアミは、ルパンがテロ事件の時に学院にいたことは判っていないのか。つまり、久しぶりの再会ですよね。
「どうして、ここにいるの?」と言うアミに対して、「お前を追ってきたのさ」と軽く冗談を言うルパン(「血と涙の雫」を盗みに来た、とは言えんわな)。
しかし、アミはルパンの言葉を聞いて赤くなります。可愛いやんけ! まあ、ピンチを助けてもらった上に、そんなこと言われたら無理ないです。元々、気になっているんだし。
その赤くなったアミを見て、ルパンも赤くなります。ルパンも可愛いやんけ!
その後さすがに「冗談を言うな」というアミでしたが、まだ顔が赤かったりします。だいぶ意識してますね。
ルパン、後ろから射られる
そして、階段からドルマが降りてきます。驚くドルマ。アミとドルマの再会です。
「友達だから、助けに来た」というアミ。頑張ったなあ。引きこもりのハッカーが、良くここまで行動したよ。えらい。こんなに成長してくれて、あにこんはうれしいです。
これで、後は脱出するだけかなと思いきや、なんとルパンが矢で射られます。
射ったのはドルマでした。なんと! どうして?
今後の展開は?
ルパンが、ドルマの放った矢に倒れました。大丈夫か?
(いや、多分大丈夫でしょう。ルパンですから)
それよりも、ドルマ自身が自分の射った矢を「意外」と驚いているようでした。
催眠暗示でも受けて、何者かに操られていた、というパターンでしょうか?
終わりに
面白さに拍車がかかってきました。西の塔に閉じ込められたお姫様、と聞くと『カリオストロの城』を思い出します。
しかし、演出上しょうがないのでしょうが、次元・五ェ門は何をしているのでしょうか? 3人で「西の塔」に行っていれば、まだ楽な展開になるのに~と思ったりもします。あと、ついでに不二子も、アミだけに西の塔に潜入させたらあかんやろ。この手の活動は、不二子の方が得意なはず。
次回も見たいと思います。
では、今夜もアニメでよろしくね!