『ルパン三世 PART5』第3話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ルパン三世 PART5』第3話感想をお送りしたいと思います。

命日予想ゲーム「ハッピー・デス・デイ」が開催されました。殺し屋たちがルパンを襲う!

今回の感想

ざっくり第3話を振り返ると

殺し屋から逃げる、の続きです。

アミの過去も明らかになってきました。6歳でさらわれていたとは。本当の親はどうしているのでしょう?ともかく、アミにプログラミングスキルがあって良かったです。

殺し屋との戦いのシメは、ネズミ一族の族長との一騎打ちになりました。足に仕込んだ銃で勝つとは、ルパンらしいです。

そして、最後に飛行機からパラシュートで降りてきたのは、峰不二子でした。なんと不二子は、ピストルをルパンに向けたー!

賭けた日はいつですか?

ここからは「ハッピー・デス・デイ」に絞って書きます。

向かって来る殺し屋同士で殺し合いをさせるため、ルパンは「○○は、今日を命日として賭けをした」と言いました。

確かに、「今日以外を賭けの日にしている殺し屋」にとっては、邪魔者なので殺しにかかる可能性はあります。

しかし、アミ曰く「闇サイトのハッキングは簡単ではない」ので、誰が何日を賭けの日にしているかは、判らなかったようです。

つまり、あてずっぽうで言っているので(そうそう当たるはずは無く)、「何言ってんだ、俺が賭けたのはその日じゃない」と否定されてそれまで、の様な気がするんですが?

とりあえず殺し屋側から見ると、自動車工場をハッキングしたアミがルパン側にいる事は知っているので、「闇サイトをハッキングして、誰がいつの日付に賭けたかを把握した」と錯覚させる事は可能だと思います。

アミは「証明できる人がいなければ、真実に見える」とも言います。後は、殺し屋を信じるか、ルパンの言うことを信じるかということになります。

番組内では、日付の誤りを指摘する殺し屋は一人もいませんでした。
もしかして、、、アミのヤマカンが全て的中したとか?いや、それはないでしょう。

ルパンの言葉に殺し屋が耳を貸さなければ、ルパン一味が全滅する可能性が高いですから、シナリオ的に「同士討ち」コースに力ずくで持って行ったということでしょう。

それでも、ネズミ一族の族長は「惑わされるな。こいつはルパンの手じゃ」と見破っていましたけどね。殺し屋全員が引っかかったわけではない、と言う形にしています。

まあここは、

・アミは闇サイトのハッキングに失敗
 ↓
・失敗とは言わずに、適当に命日情報をでっち上げてルパンに教える
 ↓
・ルパンに、「リアルで生き抜く技術がある」と言わせる

シナリオ的に、こういう流れにして「ひねり」を加えたかったのだと思います。

あにこん的には、アミはすごい技術を持っているのだから、ハッキングが成功し、誰がいつの日に賭けたかが全てわかった、という形の方が、素直で違和感もなかったのになーと思いました。

殺し屋の選ぶべき最適解は

ともかくここで、賭けの日付が異なる場合、殺し屋はどう行動すべきかを考えてみましょう。

・ルパンの命日を「今日」としている殺し屋A
・ルパンの命日を「明日」としている殺し屋B
・ルパンの命日を「明後日」としている殺し屋C

アニメの画面内では「誰が賭けたかは判らないが、何日にいくらの掛け金があるかは分かる」表示になっていました。

また、ルパンは「山分けにするのは嫌だから、違う日にそれぞれ賭け分けた」と言っています。また、「このゲームにはプレイヤーが2種類いる。ルパンを殺したいもの、そしてルパンを捕まえたいもの」とも。

さて、Aは、とりあえずルパンを殺すか、誘拐してその日のうちに殺そうとするでしょう。

一方、BやCは、(今日死なれたら賭けが外れるので)ルパンを生きたまま捉え、自分の指定した「命日」に殺そうとするでしょう。BやCは、とりあえず今日は戦わずに済みますが、最終的には争わざるを得ません。

ここで決めるべきは、下の2つのうち、当面の標的をどれにするかです。
①ルパン
②賭けの日付が異なっている殺し屋

素直に考えると、まずはルパンを狙うべきなんですよね。だって、ルパンは一人ですよ?次元や五右衛門がいるけど、それでも3人。殺し屋は10~20人はいますよね。

ということは、わざわざ殺し屋で争って人数を減らさなくても、まずルパンを捕まえて、その後ケンカすればいいじゃないですか。

色々考えると、出てきた結論は、、、
「とりあえず、ルパンを捕まえることで協力する」です。

「ハッピー・デス・デイ」は、プレイヤーが「殺したい人」と「捕まえたい人」に別れてしまう。そして、それが同士討ちを生むのであれば、もう殺すんじゃなくて、ルパンを捕まえた人に賞金を渡せばいいんですよ。もしくは捕まえた後で、取り合いをするとか。

まあ「捕まえる」だと、(殺さないので)殺し屋が参加しないのでは?という問題はありますけどね。

もし、命日を「当てた」らどうなる?

話を戻します。次に考えたいのは、殺し屋がめでたく命日を「当てた」場合です。その場合、殺し屋は胴元に申告するでしょう。「俺の賭けたルパンの命日が当たった」と。

この時、胴元が素直に殺し屋の申告に従って、当選金を渡せば特に問題はありません。しかし、金額が高額で、しかもこの「ハッピー・デス・デイ」は闇サイトで行われています。ということは、そうすんなり当選金が支払われるとは限りません。

「ルパン」の証明は可能?

まず、胴元が「良心的」だった場合を考えてみましょう。その場合でも、「ルパン三世」が本当に本物か証明をしろ、と言われるかもしれません。

もしかしたら、胴元側でも虚偽申告が殺到して困っているかもしれないのです。胴元サイドから見ると、当選金を支払うからには証拠を求めるのももっともな話、だとは思いませんか?

しかし一方で、殺し屋サイドから見た場合、本人証明は、なかなか難しいかもしれません。ルパン三世の指紋やDNA情報等が有るともちょっと思えないので、証明出来ないかもしれません。

そうすると、「いや、この人はルパンと証明されていないから無効です」とか言われて、当選金支払いを拒否される可能性はあります。

「命日」の証明は可能?

次に、さんざん苦労した挙句、ルパン本人だという証明ができたとしましょう。すると今度は、賭けた日に死んだ証明をしなければなりません。賭けた日の一日でも前後では駄目なのです。

司法解剖とかで、ある程度わかるだろうという考え方もあります。しかし闇サイトの運営者が、司法解剖並の確認が可能でしょうか?それは殺し屋側でも同じことです。

つまり、「いやこれは、○○の日に死亡した可能性があります。あなたの指定した日とは違いますね」とか言ってくるかもしれないのです。

なんかこうなると、賭けの勝ち金というよりも、生命保険金の支払いを要求しているかのようです。

結局、賞金は鉛弾かも

さて、胴元が良心的で、当選金を払う用意はあり、証拠の提出だけを求める場合を考えました。

しかし、皆さんもご存知の通り、胴元はルパンが憎くて「ハッピー・デス・デイ」を催しただけですので、仮に殺し屋がルパンを殺したとしても、すんなり当選金を渡すとは限りません。

普通に考えると「これはおめでとうございます!」とか言われて、鉛弾を賞金として体に受け取るかもしれません。

そうすると、どちらにしても殺し屋たちには、先がなかったということになります。
なんて不憫な殺し屋たちでしょう!(いや、違います)

今後の展開は?

不二子が、ルパンにピストルを向けました。
ルパンは、まず死にはしないと思いますが(番組が終わってしまいますので)、どうなるかちょっと気になります。

終わりに

ルパン面白いです。アミもいい味出してます。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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