『僕のヒーローアカデミア 第3期』第62話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『僕のヒーローアカデミア 第3期』第62話感想をお送りしたいと思います。

出久と爆豪は謹慎中です。そんな中、ヴィランが動き出したり、雄英高校のトップ上級生との出会いがあったりします。

今回の感想

おじさんは、ヴィランを語る

窓際で、タバコをふかすおじさんがいます。彼は、オールマイトが引退した後の社会について、考えます。

ヒーローやヴィランの、現状や今後についてです。しかし、いちいち相反するコメントがつぶやかれているのが気になりますね。

外出した彼は、コンビニ強盗を見かけます。オールマイト引退後、徒党を組み計画的に行動する連中が目立ち始めたと言います。

一方、ヴィラン連合の荼毘(だび)が、路地裏で小物のヴィランを焼いています。

彼らヴィラン連合のメンバーは、この機に組織の拡大のため仲間を探しているのです。しかし、しょうもない小物は不要とばかりに、焼却処分にしているようです。ハードやなあ。

さて、先程のおじさんに戻ります。彼は、独り言のつぶやきが酷くなっていき、しまいにはマスクを被ります。なんと、彼はヴィラン連合のトゥワイスでした。マスクを被らないと、人格が崩壊する?

彼の個性は「2倍にする」というもので、自分を分身させて「複数の自分によるチーム」を作っていました。しかし、分身が不満を持ってしまったため、自分たちで内紛が起こり、殺し合いを始めたようです。

殺し合いは1週間と2日続き、分身たちは消滅しました。しかし、それ以来、彼は「自分が本物なのか確信が持てない」状態になってしまいました。

トゥワイスは、自分を受け入れてくれたヴィラン連合の役に立つことで「自分は自分でいいんだ」と思いたいのです。そして、彼が探しているのは自分と同じように「イカれた人間」というわけです。

そんな彼が、物陰から覗く先は・・・

先ほどの「徒党を組んだコンビニ強盗」が、車ごと炎に包まれています。

オーバーホール「大の大人が何人もそろって、小さなコンビニのレジを盗むだけ? 変だと思う・・・。普通これだけ集まれば、もう少し大きな目的を持つと思う・・・。病気だよ、オマエら。病気は治さなきゃあ」

もっと大きな悪事を働けって? この人も、大概イカれてますね。トゥワイスは、オーバーホールに興味津々のようです。仲間にするため、声をかけるのでしょうか?

始業式

場面は、雄英高校に変わります。始業式に出る為、廊下を移動する1-Aのメンバーです。途中で1-Bの物間に、仮免落ちが2名出たことを馬鹿にされます。1-Bメンバーは全員合格したそうです。やっぱり優秀なんですね。

まあそれは良いとして、注目したいのは留学生の角取ポニーちゃんです。

でっかいお目目で、とても漫画チックです。今後、活躍する機会はあるのかな? ちょっと期待。

さて、始業式です。校長が台の上に立って話をしています。

校長は、オールマイト引退後の困難な状況について話をします。

校長「大人たちは、今その重い空気をどうにかしようと頑張っているんだ。君たちは、是非ともその頑張りを受け継ぎ、発展させられる人材になってほしい。経営科も普通科もサポート科もヒーロー科も、みんな社会の後継者であることを忘れないでくれたまえ」

ええ話やなあ。お茶子ちゃんも、真面目な顔で話を聞いています。

インターンとは?

始業式が終わった後の、教室でのホームルームです。梅雨ちゃんが、相澤先生に、始業式で話が出た「ヒーローインターン」のことを質問します。

相澤先生が答えます。

「ひらたく言うと、校外でのヒーロー活動。以前行った、プロヒーローの下での職場体験、その本格版だ」

お茶子「ふーん、そんな制度あるのか・・・。ん?」

ポクポクチーン、で考えるお茶子ちゃんです。次の瞬間!

体育祭の頑張りは、何だったんですかー!」と慌てて訴えるお茶子ちゃん。

飯田「確かに・・・。インターンがあるなら、体育祭でスカウトを頂かなくとも、道が開けるか」

ぐぬぬ~と拳を握りしめるお茶子ちゃんです。すごい顔になってますよ! まあ、お茶子ちゃんは体育祭で頑張っていたから、無理ないですかね。

相澤「ヒーローインターンは、体育祭で得たスカウトをコネクションとして使うんだ。これは、授業の一環ではなく、生徒の任意で行う活動だ。むしろ、体育祭で指名を頂けなかった者は、活動自体難しいんだよ。元々は各事務所が募集する形だったが、雄英生徒引き入れのためにイザコザが多発し、このような形になったそうだ。分かったら、座れ」

お茶子「早とちりしてすみませんでした・・・」

しょぼんとしているお茶子ちゃんです。。。そんなの、気にするな~!

出久、焦る

一方、謹慎中の為、授業もホームルームも受けられず、みんなから置いていかれたと愕然としている出久です。

飯田に尋ねても、授業内容等の伝達は先生から禁じられており、知る事はできませんでした。ますます焦る出久です。そんな中、ゴミ捨ての途中で、壁から顔が出ているのを見て驚きます。これは、確かにびっくりするな!

「俺のことはじきに判る」と言う「顔」でした。それにしても、変なしゃべり方だなあ。

出久、復帰

3日後、謹慎があけて、鼻息の荒い出久です。

出久「ご迷惑、おかけしました!!」
お茶子「出久くん、お務めご苦労様!」

出久「この3日間でついた差を、取り戻すんだあああ!!」

必死の形相の出久です。まあ、ガンバレ~!

ビッグ3

そして、ホームルームが始まります。相澤先生は、インターンの説明をすると言って、3人を教室に招き入れます。

相澤「職場体験とどういう違いがあるのか。直に経験している人間から、話してもらおう。心して聞くように」

相澤「現雄英生の中でもトップに君臨する、3年生3名。通称『ビッグ3』のみんなだ」

それを見た出久は、びっくり! あの壁の「顔」の人ですよ~。なんとトップ学生だったとは!

今後の展開は?

インターンシップの事を教えるために現れた、トップ3年生3名。通称『ビッグ3』の中の一人、通形ミリオは、1-Aメンバーに戦いを申し出ます。

今の出久たちは、雄英トップの学生とどれ位の差があるのか? なんか面白そうですよ!

終わりに

最初のトゥワイスの下りは、別の番組か?と一瞬思ってしまいました。ヴィランの方でも、色々あるわけですね。

謹慎中の出久が、皆から勉強その他で遅れる事に焦る描写が、面白かったです。3日間の謹慎など、大したことないと思ってしまいますが、クラスメイトの成長に置いていかれる恐怖が、やっぱりあるのですね。謹慎が明けた今、思いきり頑張ってもらいたいと思います。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!