『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第71話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第71話「唐傘の傘わずらい」の感想をお送りしたいと思います。

傘をぞんざいに扱う青年。唐傘は、青年の性根を叩き直そうとします。そして、鬼太郎のちゃんちゃんこが無くなり・・・

今回の感想

傘を持ち主の元に!

このところ唐傘は、現代の綺麗な傘が羨ましいと思っていました。雨の日にねずみ男と街に来た唐傘は、一人の青年がビニール傘を取り違えるのを目撃してしまいます。

これは一大事だと慌てて元の傘を持って追いかけますが、青年は取り違えた傘ですら途中で置き忘れてしまっていました。いい加減な人やなー。

紆余曲折の末、唐傘は傘を青年の元に返すことに成功します。しかし、青年はそれらを翌日にまとめて捨ててしまいます。まだ使えるものを捨てるんじゃないよ!

唐傘の「指導」

傘のぞんざいな扱いに心を痛めた唐傘は、青年の性根を叩き直そうとします。その時、「鬼太郎のちゃんちゃんこを使えば変身できる」とねずみ男から聞いた事を思い出します(そんな設定、ありました?)。

唐傘は、悪いと思いつつもちゃんちゃんこを盗み人間の男に変身します。そして青年に傘を渡し、大事に使うように言います。これ、普通に怪しい人ですね。渡された青年も怖いでしょう。

そして、度重なる「傘指導」に青年も我慢の限界となり、警察に協力を求めます。とうとう、唐傘は警察官に取り押さえられます。

唐傘対鬼太郎

唐傘は怒り、青年をぶっ飛ばそうとしますがそこに鬼太郎が現れます。鬼太郎対唐傘となりますが、ちゃんちゃんこの力を得ている唐傘は強いです。

唐傘は鬼太郎を追い詰めます。しかし、その時異変が起こります。ちゃんちゃんこが唐傘を締め付けたのです。ご先祖の霊毛で作られているちゃんちゃんこが、鬼太郎を自ら助けたのです。

無事、ちゃんちゃんこは鬼太郎の元に戻りました。唐傘も自分の行いを悔いて反省します。

結末

しかし、青年は「使い捨てのビニール傘を大事にする人なんかいない」と言い、自分が特に粗末に傘を扱ったわけではない、みんながやってることだと言い残して去ります。結局、青年を改心させることはできませんでした。

でも、妖怪アパートに戻った唐傘は、夏美から傘のデコレーション用のシートをもらいます。今の傘を羨ましがっている唐傘のために夏美が買ってきたのです。悪いことばっかりじゃないですよ、唐傘!

今後の展開は?

予告は「妖怪いやみの色ボケ大作戦」。
鬼太郎がおかしくなります。妖怪・いやみによって色ボケになった鬼太郎は、猫娘をデートに誘いますが・・・

終わりに

物は大事にしないといけませんよ!

あにこんは、使い捨てなんてもってのほかですけどね。結局、安くて買いたい時にいつでも買えるから、有難みが全くなくなってるということです。

それゆえ、悪気はないものの物を大事にしない。目玉おやじも言っていましたが、本当に嘆かわしいことです。

あと鬼太郎のちゃんちゃんこは最後、唐傘を締め付けて鬼太郎を助けましたが、ちゃんちゃんこは先祖代々使っているものです。「大事に使い続けているものは、持ち主を守る」みたいな話も含まれているのかなと思いました。

それにしても、妖怪アパートがまた出てきて、夏美ちゃんの声もばっちり出たのがよかったです。今回は唐傘にとって気の毒でしたが、妖怪アパートにいれば他の妖怪もいるし夏美ちゃんもいるしで問題ないですね。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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