『ゲゲゲの鬼太郎第6期』第58話感想

はじめに

こんにちは。こんアニ！管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎第6期』第５８話「半魚人のかまぼこ奇談」の感想をお送りしたいと思います。

次々と起こる海難事故。鬼太郎は調査を進めますが、黒幕の半魚人に捕まってしまい・・・

海上での遭難事故が多発していました。調査のため、港町を一人で訪れる鬼太郎です。しかし、住民たちは誰も口を開こうとしません。

それでも調査を進める鬼太郎でしたが、ねずみ男の裏切りにより、ダイオウイカに捕まってしまいます。また裏切りか！

そこに半魚人が現れます。実は、遭難事故は半魚人の仕業だったのです。鬼太郎は必死に抵抗しますが、半魚人の深海妖術によって、ダイオウイカと一体化させられてしまいます。なんと！

かまぼこを製造・販売している半魚人は、かまぼこ原料となる魚を捕獲するため、鬼太郎イカを利用しようというのです。普通に漁をしなさいよ！

半魚人の言うままに魚をとっていた鬼太郎でしたが、クジラに食べられかけて体がボロボロになってしまいます。

それを見た半魚人は「利用価値なし」と判断し、今度は鬼太郎イカをかまぼこに加工してしまいます。とんでもないことするな！
と言うか、使えなくなったら即、かまぼこにするとは容赦ないな～。

猫娘や目玉おやじは、鬼太郎がかまぼこになって販売されていることを知ります。ショックを受ける猫娘ですが、目玉おやじは「体の全てが揃っていれば、元の姿に戻すことは可能」だと言います。そうなの？さすが鬼太郎。

しかし、ここで問題が生じます。1本10万円の「鬼太郎かまぼこ」は、百本限定で販売されていました。そうです。全部買い占めるには1000万円かかるのです。それは無理だ～

全部買うにはお金が足りない、と猫娘が嘆くその時、砂かけばばあが言います。
「わしが出そう」

すごいな！　砂かけばばあは、財テクで資産運用していたのです。1000万円をポンと出す妖怪って見た事ないよ！

さて、かまぼこになった鬼太郎を元に戻すには、妖怪病院に頼むしかありませんが、そこの手術料が高いのです。なんと1億円！　これはさすがに無理だ～

しかし、砂かけばばあは「あるぞ」の一言。え、有るの～？！

一方、半魚人はかまぼこ販売がうまくいって、財産を大きく増やしていました。妖怪世界では大したことなくとも、人間世界では大金持ちになれば頂点に行けるとご機嫌です。

そんな半魚人の前に、アルバイト希望の美少女が現れます。半魚人は一目惚れして、「結婚してくれ」と言いますが、「人間と妖怪は結婚できない」と断られます。

彼女を諦めきれない半魚人は、妖怪病院で人間になる手術を受けます。あれ、これはやっぱり・・・

晴れて人間になった半魚人でしたが、美少女メイドの正体はやはり鬼太郎でした。女装がすごくうまいなー。

鬼太郎の策略に乗せられ人間になった半魚人は、もう妖怪に戻ることはできません。また、ねずみ男のバイトテロにより会社の業績は急落します。

お約束の転落コースとなり、半魚人はこれから人間として厳しい人間社会を生きていくことになります。これはブラックな結末になりました（自業自得ですが）。

予告は「女妖怪・後神との約束」。
次々と人間が行方不明になっているようです。共通点は、サボテン？。鬼太郎は、妖怪の仕業だと確信しますが・・・

砂かけばばあ、金持ちやな！

仲間のためにポンと1億円以上を出した砂かけばばあと、自分でお金を独占しようとした半魚人。これが良い対比になっています。
お金は「有れば便利、無いなら無いでどうとでもなる」。砂かけばばあの言葉は身に染みます。

今回は、直接の物理的戦闘はなかったですが、半魚人に対して「後戻りできない人間への手術」をさせたり、「バイトテロ」をやったり、ある意味えげつない攻撃が行われました。こっちの方が、よっぽどこたえるかも。

あとは、かまぼこになった鬼太郎が喋るのは衝撃的でした。すり身になっても喋れるって凄くない？　そもそも、どこで喋ってるんだ？

それと、女装した鬼太郎は可愛かったです。猫娘とペアを組んでほしいレベルです。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね！