『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第56話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第56話感想をお送りしたいと思います。

美しく鳴り響くギターの音色。このメロディーは何でしょうか?

今回の感想

吸血鬼エリート現る

ねずみ男が街を歩いていると、ギターの音が聞こえてきます。吸血鬼・エリートでした。彼は、ねずみ男に仕事を依頼したいと言います。

エリートは、将来国の中枢を担う少年ばかりを襲い、下僕にしてから社会に送りだし、彼らを通して国を裏で操ってきた妖怪でした。

しかも、彼はすでに1000年もの間、世界を裏で操ってきた実績があるのです。すごいな!

エリートは、計画の邪魔をするであろう鬼太郎を排除し、自分の部下にしようと目論んでいます。結構手強そうですが、大丈夫でしょうか。

妖怪も操る!

一方、鬼太郎は、「吸血鬼に狙われている息子(冬真)を助けてほしい」という依頼を受けていました。吸血鬼は、学校の学園長をしているようです。すごい設定や。

鬼太郎は、猫娘、砂かけばばあや子泣きじじい、一反もめんなどファミリー総出で少年をガードしますが、あえなく失敗します。

エリートのギターの演奏により、猫娘たちが操られてしまったのです。ギターの音で人間や妖怪を操る「音響催眠術」でした。

但し妖怪の場合、それぞれの特徴をエリート自身の目で見る必要があるそうです。たまたま、鬼太郎はまだ手を出してなかったので、鬼太郎だけは操られずに済みました。

それでも結局、エリートに冬真君をさらわれてしまいました。これは、かなり厄介な相手ですよ!

彼の本当の名は・・・

エリートは屋敷に戻り、ねずみ男と話していました。

彼の本当の名前は、ジョニーでした。彼の出自から、吸血鬼界ではゴミのように扱われたようです。そこからの反動で、彼は成り上がってきたのです。

しかし、エリートは誰も信用しません。ねずみ男も、結局湖に落とします。用が済んだらポイ捨てするとは、非情なやつです。

対決!

しばらくすると、鬼太郎たちが、屋敷にやってきます。鬼太郎とエリートとの対決です。しかし、少年たちを操って鬼太郎を襲わせるエリートです。大勢の少年達に襲われて、鬼太郎も手が出せません。

しかも、体をドロドロに溶かしてしまう薬の入った注射を打たれそうになります。鬼太郎、ピンチ!

そこに猫娘たちが救援に駆けつけ、一旦はピンチを脱するものの、「鬼太郎の攻撃」を見たエリートにより、鬼太郎も含めて全員が操られてしまいます。再び、大ピーンチ!

ねずみ男、駆けつける

そこに、ねずみ男が現れます。湖から、おならガスで脱出してきたのです。さすがしぶとい。今回は、ねずみ男がヒーロー役か、と、思ったら操られてる鬼太郎にボコボコにやられます。あら、ねずみ男、哀れ。

そうこうしてるうちに、天井に突き刺さっていた注射器が落っこちてきてエリートに刺さります。これで腕が溶けてしまって、ギターが弾けなくなりました。人を操ることが出来なくなったわけです。注射器が最強ということか・・・

「1000年の命運もこれまでか」と、エリートは屋敷に火を放ちます。えらくあっさり自決するなー。

鬼太郎たちは、少年を連れ屋敷を脱出します。エリートは、本来の姿であるコウモリの姿に戻り焼けていきました。それが吸血鬼エリート、いやジョニーの最期でした。

今後の展開は?

予告は「鮮血の貴公子 ラ・セーヌ」。
西洋妖怪によって続発する吸血事件。また、吸血鬼が現れたのでしょうか?

終わりに

吸血鬼エリート、いやジョニー。
1000年も人間社会を裏から操っていた割には、あっさりした最期でした。彼自身に執着心は無かったのか?

「単なる自己満足ですよ」と彼自身が言っていたように、一旦絶対的な地位を築いた後は、大きな目標がなくなっていたのかもしれません。

これまでの経緯からしょうがないんでしょうが、「誰も信用しない」という所がエリートの弱点だったのでしょう。

「ねずみ男にとっての鬼太郎」のような友人が吸血鬼エリートにいれば、また違う展開になっていたのではないでしょうか?

そうは言っても、、、注射器が天井から落ちてこなければ、あのまま、鬼太郎が操られてエリートの思い通りになっていたわけですから、かなりの強敵だったのは間違いないです。結構やばかったですね。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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