『重神機パンドーラ』第26話(最終回) 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『重神機パンドーラ』第26話(最終回)感想をお送りしたいと思います。

「量子リアクター停止作戦」が開始されます。いよいよ、最終決戦です!

今回の感想

量子リアクター停止作戦、開始!

作戦が開始されました。予定配置ポイントで待機するレオンです。そのレオンの前に、降り立つロボがあります。ジークです。

二人の戦いになるかと思いきや、ジークのロボは停止します。リアクターのパワーを多重次元に分散し、出力を限りなくゼロにすることに成功しました! 姫とフィオナの踊りも絶好調ですよ!

そして、次の段階に移ります。ジークを取り囲む、三角柱のような光の壁が現れます。これを作り出しているのは、ハイパードライブです。特殊なポイントでハイパードライブを起動させ、それをジークのいる地点でレンズのように収束させているのです。構えを取っている、クイニーのパンドーラ3号機です。

クイニーもコクピットで踏ん張っています。

同様に、ダグも頑張っています。そして、ジークを「包囲」するためには、三つのポイントが必要になります。クイニーとダグと、、、今回ここにグレンとケインが加わっています! 二人がかりならハイパードライブを動かせるのかな?

グレンは、単独ではハイパードライブを起動できませんでしたが、(二人がかりとはいえ)最終話でリベンジできてよかったですね。

そして更に、ジークを透明な四角い箱状の光に閉じ込めます。

ハイパードライブのエネルギーを収束させて爆縮し、ジークを完全に消滅させようという算段です。レオン、考えたな!

しかし、その最中、ジークの声がドクター・ロンの声に変わります。「お兄ちゃん」クロエちゃんも気づきます。

レオン「黙っていてごめん、クロエ。ジークは、多重世界に存在した無数のロンの精神、その融合なんだ。ジークの中には、僕やクロエが知っているロンもいる。だけど・・・」

ここで、回想シーンです。幼いクロエちゃんがドクター・ロンからぬいぐるみをもらって、ジークと名付けています。

「ジーク」の名前は、ここからだったのか! ぬいぐるみに偉人の名前をつけるクロエちゃんの設定が、ここで伏線回収されるとは。

ともかく、ジェイは、クロエちゃんを慮って「席を外しても良い」と言いますが(優しいな!)、クロエちゃんは首を振ります。

クロエ「きっと、ロンお兄ちゃんは願ってるはずです。もう、止めて欲しいって・・・」

強くなったな、クロエちゃん!

ジークの反撃

あともう少しでジークが消滅する、というその時、豚のB.R.A.I?がパンドーラの各機体に接近します。そして、爆発! ジークを閉じ込めていた、光の壁が消滅してしまいます。なんと!

ジーク「野生のB.R.A.IにAIを仕込み、ハイパードライブの量子反応を感知したら、攻撃するよう指令を組み込んでおいたのです。ダークドライブに囚われ過ぎましたね」

さすがに、ラスボスです。一筋縄ではいきません。

そして迫ってくる、B.R.A.Iの死骸でできた巨大な「肉体」です。これが渾沌とひとつになってしまうと『黒き輝き』になってしまいます。それは、何としても防がねば。攻撃するパンドーラ部隊。

しかし、巨大な「肉体」は、ネオシャンロンの外壁に取り付きます。大きな光の輪で囲まれるネオシャンロン。次の瞬間、街は進化フィールドに覆われ、B.R.A.I血管がそこかしこに発生します。街ごとB.R.A.I化? なんてこった!

パンドーラの作戦指令室です。全てのものがB.R.A.I化していくのがモニターに映し出されています。

ジークは、この世界を更に進化させることが、本当の狙いだったのです。人間も進化させて、改造人間みたいにしたかったのね。まあ、それも人類の破滅を回避するための「手段」みたいですが。

B.R.A.I血管は、MOEVにまで伸びてきます。姫やフィオナのところにもやってきます。もう、全てB.R.A.I化する? 遂には、作戦指令室のクロエちゃんまで、B.R.A.I血管に襲われます。あかん!

レオン、怒る

パンドーラやクロエちゃんが襲われたことで怒るレオンです。「許さない・・・。僕は、あなたを許さない!」

レオンのパンドーラ1号機が、ジークの機体を殴ります。怒りのパンチ!

しかし、ジークは強いです。レオンは押されています。更に、分身?が多く現れるジークです。多重次元のジークも参戦している?

すると、レオンも分身?を始めます。二人とも、半端ないなー。

しかし、その間にも巨大な「肉体」や「混沌」は、進化をしているようです。これは、まずいのでは?

家族契約は大事

その時、B.R.A.I血管でがんじがらめのクロエちゃんが、家族契約の「指切り」の形を出します。

クロエ「家・・・族・・・、契・・・約・・・」

それを見たジェイが、家族契約を言います。

ジェイ「家族契約第73条・・・。使った食器は、その日のうちに洗う!」

ジェイが家族契約を言うとは! なんかちょっと感動です。見事にデレました。更に続きます。

ジェイ「家族契約第91条・・・、危険な場所には1人で行かない! 第108条・・・、1人で勝手に絶対死なない! 家族契約第113条・・・、人の顔は二度と忘れるな!」

良く覚えてますね! そしてジェイに言われて、レオンが正気を取り戻します。

レオン「ジェイさん、勝手に契約を増やさないでください」

レオンのツッコミが入ります(笑)。それにしても、もしかして、メインヒロインはジェイさん?!

レオン「家族契約第5条、裸でウロチョロしない!」

こう言ったあと、レオンのイメージが服を着るのが面白いです。ともかく、家族契約宣言は、なおも続きます。

クイニー「家族契約第110条、ひとりで悩まず相談する!」

ダグ「第23条、必ず家に帰って飯を食う」

ケインと、モニター越しのグレンです。
「第109条、立場を越えてお互いに力を合わせて助け合う」

ケインとグレンも参加するのはうれしい。姫とフィオナも、家族契約を言っていました。熱い展開です。こういうの好きです。

さて、肝心の戦闘ですが、「今のままの人類に、この世界で生き抜く力はない」というジークに対し、レオンは「僕たちは、この世界で新しい生き方を見つけてみせる!」と言います。パンドーラ全機で、巨大な「肉体」に攻撃をかけます。

レオン「僕は、明日もクロエと、みんなと美味しいご飯が食べたいんだあああ!」

パンドーラ1号機が、落下しつつ拳を突き出します。

レオン及びパンドーラ一同「家族契約第17条、家族のことは絶対守る!」

巨大な「肉体」を結界に再度閉じ込め、ついに消滅に追い込みます。やった!

ジーク「また会いましょう、レオン・ラウ。再び渾沌の交わるところで・・・」

結局、ジークの方は、封印はしたけど、消滅はしてないのかな?

作戦終了

レオンです。クロエちゃんと通信しています。

クロエ「クイニーさん、ダグさん、レオン!」
レオン「みんな無事だよ、クロエ」

クロエ「終わった・・・、終わったの?」

レオン「判らない。封印はできたけど、完全に消滅はできなかったからね」

やっぱりそうか。また現れる可能性もある、ということですね。

話し終わったその時、レオンに異常が! どうした?と思っていると「お腹がすいた」と言います。同様に、ダグも「もふもふ欠乏症」になり、クイニーも「甘いものが欲しい症候群」になっています。

どうも、ハイパードライブの副作用のようです。一時期は副作用が消えていましたが、またぶり返したようです。進化が止まったということかな?

みんなでご飯を食べる

パンドーラメンバー全員で火鍋を囲んでいます。メンバー全員揃っているのが、嬉しいですね。猫のエミリアもいます。

しかし、いつもの火鍋と様子が違います。半分が白いのです。実は、それはクイニー用の「ホワイトチョコレート鍋」でした。なんじゃそりゃー! それを聞いて、ドン引きするクロエちゃんです。

パンドーラ出動!

みんなが食べ始めると、連絡が入ります。どうも、B.R.A.Iがやってきたようです。ジェイはいいます。「パンドーラ全部隊出動!」

パンドーラメンバー「了解!」

レオン、クイニー、ダグの三人がハイパードライブを使います。巨大なB.R.A.Iに戦いを挑む3人です。

今後の展開は?

キレイに終わったから、続編はないかなー。でも、ジークのスポンサー、『世界を意のままにしようとする勢力』のことは触れられてないので、これが本格的に活動を始める、というストーリーはあるかも。ついでに、ジークが復活するという可能性もありますね。

終わりに

最後に、家族契約が前面に出てきたのはびっくりしました。ブレないなあ。家族契約は、最初からずっとレオンとクロエちゃんが言い続けてきたので、ラストでメインキャラみんなで家族契約を唱えるシーンは違和感がありませんでした。見事にみんな洗脳されてますね(笑)

家族契約第112条『明日もみんなでご飯を食べる』を守れて良かったです。

それにしても、レオンたちが進化して「人間ではないもの」になってしまうのかと思いましたが、そこまでぶっ飛んだ展開にはなりませんでした。

しかし、進化しなかった結果、B.R.A.Iの脅威はそのままですし、更に「人類滅亡の恐れ」も残っています。前途多難ではありますが、レオン達にはこれからも、家族契約で乗り越えて行って欲しいと思います。半年間、面白いアニメをありがとうございました!

では、今夜もアニメでよろしくね!

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