目次
はじめに
こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。
今回は、『僕のヒーローアカデミア 第3期』第63話(最終回)感想をお送りしたいと思います。
インターンシップの事を教えるために現れた、トップ3年生3名。通称『ビッグ3』の中の一人、通形ミリオは、1-Aメンバーに戦いを申し出ます。
今回の感想
インターンの説明に来た「ビッグ3」
1-Aの教室に現れた、ビッグ3の3人です。インターンの説明に来ました。
相澤先生から「まずは自己紹介」ということで、指名を受ける天喰です。しかし、緊張してしまって、壁に向かって話し始める始末です。
天喰は、極度のあがり症のようです。雄英のビッグ3のひとりだよね? そして、次に自己紹介するねじれちゃんです。
ねじれちゃんは可愛いですね! しかし、次々と1-Aのメンバーに、思いついた質問を投げかけて行くねじれちゃんです。
この子、可愛いんだけど、人の話を聞かないタイプですね。不思議ちゃんかしら。
ともかく、最後は通形ミリオの番です。しかし、これまたスベリまくりでつかみを大失敗。3人とも変です! どうなってるの? あっけにとられていると、通形は言います。
「君たちまとめて、俺と戦ってみようよ!」
えええ~! いきなり~? どうなるのかー!!
通形ミリオ VS 1-A全員!
体操服姿で体育館に並ぶ出久たちです。戸惑いの表情が浮かびます。
一方、通形は準備運動をしています。やる気満々です。
そんな中、天喰は言います。「ミリオ・・・、やめた方がいい。インターンについては、形式的に語るだけで十分だ。みんながみんな、上昇志向に満ち満ちているわけじゃない。立ち直れなくなる子が出てはいけない」
天喰先輩が、まともなことを言っています(相変わらず、壁に向かって話をしていますが)。あがり症なだけで、発言はまともです。しかし、「立ち直れなくなる」とは聞き捨てなりませんね。
ねじれ「昔、挫折しちゃってヒーロー諦めちゃって、問題起こしちゃった子がいたんだよ。大変だよねえ。ちゃんと考えないとつらいよ~」
そうだったのか! インターンにもリスクがあるのですね。それにしても、芦戸の角をいじっているねじれちゃんです。お気に入り? 芦戸の「おやめください・・・」も良いです。
一番手は出久
通形は、構わず話を続けます。「うん。いつどっから来てもいいよね。一番手は誰だ?」
一番は僕が行きます、と出久が言います。こっちもやる気満々です!
「はっ」とするお茶子ちゃんです。
謹慎明けで気合い入りまくりの出久を思い出し、「出久くん・・・」と思い、頑張れ、みたいな表情のお茶子ちゃんです。良いです。
さて、出久は「雄英トップの人・・・。手合わせ願えるなんて、願ってもない話だ。雄英トップと今の僕、距離はどの程度か!」と考えつつ、アタックをかけます。
その時、通形の服が脱げます! なんで? ともかく、キックをする出久です。しかし、足が通形を通り抜けます!
この間、壁に埋まっていたことからも、通形は透過系の個性のようですよ!
まずは、遠距離タイプ
1-Aのメンバーは、次々と通形に攻撃を仕掛けますが、気がつくと彼の姿はありません。いきなり、耳郎の背後に現れる通形です。
通形「まずは、遠距離持ちからだよね!」
そう言って、連続して皆に「お腹にパンチ」をしていく通形です。
あっという間に、遠距離タイプを倒した通形です。「パワー」と言います。アメコミか!
残るは近距離タイプ
通形「遠距離はこれだけ。あとは、近接主体ばかりだよね!」
残るは、近距離タイプです。状況が分からず、戸惑うメンバー達です。そんな中、出久が言います。
「何か、からくりがあると思うよ! すり抜けの応用でワープしてるのか、ワープの応用ですり抜けてるのか・・・。どっちにしろ直接攻撃されるわけだから、カウンター狙いでいけば、こっちも触れられる時があるはず! 何してるか判んないなら、判ってる範囲で仮説を立てて、とにかく勝ち筋を探っていこう!」
出久は、冷静に状況を判断します。こういう時の彼は、実に頼もしいです。
次の瞬間、背後から現れる通形と、それを予測して振り向く出久です! いけるか?
通形の顔面にキックをしますが、、、
キックは通り抜けて、通形が迫ってきます。やばし!
出久も、お腹にパンチを受けます。やられた~
続いて、次々と近距離タイプにパンチをくらわして行く、通形です。
あっという間に、近距離タイプ全員に「お腹にパンチ」をくらわした通形です。死屍累々や。。。
圧倒的でした。本当に、一人で1-Aのメンバー全員を倒してしまいました。
個性の説明をする通形
手合せ後、自分の個性の説明をする通形です。
「俺の個性は、透過なんだよね! 君たちがワープと言うあの移動は、推察された通りその応用さ!」
どうでもいいけど、自分が説明したかったのにできず、ふくれっ面のねじれちゃんは、何気に可愛いですね。
ともかく、通形は個性の説明を続けます。
全身個性発動すると、通形の体は、地面を含むあらゆるものをすり抜けます。そして、地中に落下中に個性を解除すると、瞬時に地上へ弾き出されます。これがワープの原理です。こうやって考えてみると、今更ながら「個性」が何の原理で実現しているのか不思議です。
梅雨ちゃんに「強い個性だ」と言われ、「いや、強い個性にしたんだ」と答える通形です。
「個性発動中は、肺が酸素を取り込めない。吸っても透過しているからね。同様に鼓膜は振動を、網膜は光を透過する。あらゆるものがすり抜ける。それは、何も感じることができず、ただただ質量を持ったまま落下の感覚だけが有るという事なんだ」
これは、想像以上に扱いにくい個性です。「強い個性にした」のはまさに、通形の努力の賜物ということですね。
インターン推奨!
通形「この個性で上にいくには、遅れだけはとっちゃ駄目だった。予測! 周囲よりも早く! 時に欺く! 何より予測が必要だった。そして、その予測を可能にするのは、経験。経験則から予測を立てる。長くなったけれど、これが手合わせの理由。言葉よりも経験で伝えたかった!」
アツイですね。そして、最後にこう言います。
通形「インターンにおいて、我々はお客ではなく1人のサイドキック、プロとして扱われるんだよね。それはとても恐ろしいよ。プロの現場では、時に人の死にも立ちあう。けれども、怖い思いもつらい思いも、すべてが学校じゃ手に入らない一線級の経験! 俺は、インターンで得た経験を力に変えてトップをつかんだ」
「ので! 怖くても、やるべきだと思うよ、1年生!」
出久も感銘を受けます。
出久「運用するには、大きすぎるデメリット。しかし、持てる力を活かす・・・、その為に経験し、予測というサポートを身につけた。ただ、強い人が雄英のトップにいるんじゃない。努力でトップを掴んだ人なんだ。通形ミリオ先輩・・・!」
個性も使いよう、努力で大化けするということですね。出久も、その調子で頑張れ~
手合せ後、学生寮で話をするお茶子ちゃん達です。1年生のインターンは、まだ様子見のようです。
相澤先生のGOサイン待ちということです。それにしても、八百万は髪下ろしても可愛いな。
そして、寮の部屋でインターンについて、グラントリノに電話で相談する出久です。
グラントリノは、インターンの受け入れができないということですが、その代わりに「オールマイトの元サイドキック」の人なんかはどうかとアドバイスを受けます。
ヴィラン連合にも動き有り
一方、ヴィラン連合にも動きが有るようです。場面変わって、ドアを開ける女の子(バブルちゃん)。
彼女は、上司?に報告をします。
「捜査中の指定ヴィラン団体の若頭・ヴィラン名『オーバーホール』に動きがありました!」
その頃、件のオーバーホールが、ヴィラン連合の「面接」を受けにやってきます。死柄木その他、一通りいますね。
オーバーホールです。彼もまた、ヴィランの大物か。
死柄木とオーバーホール、大物同士が出会ってどうなるのか。これは、続きが気になりますよ。
今後の展開は?
今回が第3期の最終回ですが、第4期の制作が決定したのが嬉しいです。また早く、続きを見たいものです。
終わりに
「ビッグ3」の中の一人、通形ミリオ。透過の個性を持つ「最もNo.1に近い男」! 高校三年生でそこまで言われるとは、すごいです。しかも、努力でここまで上がってきたというのですからたいしたものです。
でも、気になることがひとつあります。通形の個性を使うと、「彼の姿は周りから見えなくなってしまう」のでは?ということです。
本人が語っているように「個性の使用中は、目も見えないし、音も聞こえないし、息もできない」。ということは、彼に当たった光も、当然通り過ぎてしまうから反射しません。
私たちが普段、物を見ることができるのは「光が物体に当たって反射し、その光が目の網膜に当たるから」です。なので、通形の姿は見えない、つまり部分的でも「透明人間」になるはずなんですけどね。これは、なんか原作の方では説明があったりするんでしょうか?
今回のお話で、昔どこかで読んだ「透明人間が存在したら、その人は目が見えないはずだ」という文章を思い出しました。そういえば、葉隠の個性は「透明化」ですが、目も見えてるはずだし音も聞こえてるので、透明になる原理は「透過」ではないですね。なんの原理なんでしょうか。
話がそれましたが、第3期のヒロアカも面白かったです! 第4期にも期待します。ありがとうございました。
では、今夜もアニメでよろしくね!