『食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇』第21話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇』第21話感想をお送りしたいと思います。

ソーマの親父、城一郎の過去が明かされます。

今回の感想

城一郎の過去

ソーマやタクミは、薊総帥が城一郎に執着する理由が知りたい、と尋ねます。城一郎と堂島は、それぞれ話をするのでした。

学生時代の城一郎は、凄まじく優秀で料理の腕はダントツでトップでした。彼は、自らの才能及び味の世界を切り開く意志で、新しい味と料理を作って行きます。

しかし、料理を食べる側、審査・評価する方は「もっとすごい料理」「もっと高みの料理」を要求することに際限がありません

城一郎も、ひたすら味の世界の探求を続けていましたが、ある日限界に達し、心身ともにボロボロになってしまいます。

仙左衛門じいさんは、1度料理の世界から離れることを勧めます。城一郎は、そうして外国に出て行ったのでした。

なるほど、衝撃の事実でした。誰か丈一郎のそばで、味の探求が「どれだけ大変か」を理解してくれる人がいれば良かったのです。しかし、あまりにレベルが高すぎてそれがわからなかった、と。

薊総帥の一連の行動の理由

薊総帥は、際限なく高みの味を求める料理界に、復讐にも似た感情を抱いているのでしょうか? 自分で、その世界を変えようとしているのだと思います。

ただ、出発点は、城一郎がつぶれたことに起因するのでしょうが、それがどうして「セントラル」になるのかがちょっとよく分かりません。

料理人が惑わなくて済む世界」という意味であれば、確かに完全にマニュアル化されたら、惑うことはないでしょう。

しかし、それだと「新しい、未知の可能性」は無くなってしまいます。味を切り開いていった、尊敬する才波先輩の反対になってしまうのでは?
いまいち、ああなる理由がわかりません。

薊総帥の中の「城一郎」価値は極大

しかし少なくとも、1対50の連隊食戟を勝ってしまったり、散々城一郎の優秀さを間近で見てきたので、薊総帥の中で「城一郎という人の価値」はとんでもなく高くなっていることは分かりました。

だからこそ、先の連隊食戟の申し出を受けたのでしょう。それは助かりましたけどね。

今後の展開は?

十傑も準備をしていましたし、次回は連隊食戟でしょうか?
もしくは、順番通りに最終試験

終わりに

城一郎が、昔、味の世界の追求で潰れていたとは意外でした。今の彼は、味を追求した挙句、疲労こんぱいになってしまうようには見えませんからね。

それも結局、過去の挫折があり、それを乗り越えたからこそ、今の彼があるということなのでしょう。

それにしても、城一郎の奥さんと言うか、ソーマのお母さんはどんな人なんでしょうね。今後、それが明らかになることはあるのでしょうか? 気になります。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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