『多田くんは恋をしない』第1話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『多田くんは恋をしない』第1話感想をお送りしたいと思います。

動画工房のオリジナルアニメなので楽しみです。『月刊少女野崎くん』のメインスタッフが再集結したそうです。

なんとなく、タイトルは『田中くんはいつもけだるげ』を連想させます。

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原作

オリジナルアニメですが原作は、羽矢浪好貴さん。
調べても何も出てこないので、どなたかのペンネームでしょうか?

制作会社・監督さん

アニメーション制作は、動画工房です。

監督は山崎みつえさん。『月刊少女野崎くん』の監督をされています。月刊少女野崎くん、面白かったです。

シリーズ構成・脚本

中村能子さん。シリーズ構成・脚本として、『月刊少女野崎くん』、『カブキブ!』、『SUPER LOVERS』を担当されています。

世界観

現代日本です。

ヒロインのテレサは、ラルセンブルクというヨーロッパの小国から来たことになっています(ルクセンブルク大公国がモデル?)。

シリーズストーリー

カメラ好きの高校生の多田くんと、ヨーロッパから日本へやってきた留学生のテレサ。この二人を中心に繰り広げられる学園ドタバタラブコメ、でしょうか。

オープニング&エンディング

OPは 「オトモダチフィルム」。歌:オーイシマサヨシ。
学園ラブコメっぽい、ウキウキしてくる曲です。

EDは「ラブソング」。歌:テレサ・ワーグナー(石見舞菜香)。
最近は、声優さんが歌うのが本当に多くなりました。アイドルっぽい歌です。

キャラクターデザイン

谷口淳一郎さん。『月刊少女野崎くん』、『監獄学園』、『夏雪ランデブー』のキャラデザをされています。

テレサちゃんや、ゆいちゃんは可愛いなあと思います。アレクは美人さんですね。例によって、男性キャラは特に無し(いい加減)。

主人公の多田くんは、口数が少なそうな顔です。

声優さん

多田光良

主人公の多田光良に中村悠一さん。

中村さんは、数多くの役を演じておられますが、あにこん的に特に印象が強いのは、『おそ松さん』のカラ松、『ドリフターズ』の島津豊久、『月刊少女野崎くん』の野崎梅太郎、『魔法科高校の劣等生』の司波達也、『六畳間の侵略者!?』の里見孝太郎、『ワールドトリガー』の迅悠一、『氷菓』の折木奉太郎、というところです。

テレサ・ワーグナー

ヒロインのテレサには石見舞菜香さん。あにこん的に印象が強いのは、『ゲーマーズ!』の星ノ守千秋と『クジラの子らは砂上に歌う』のリコスです。

多田ゆい

多田くんの妹、ゆいちゃんは水瀬いのりさん。

今だと『宇宙よりも遠い場所』の玉木マリが喋っているような錯覚を覚えますが、そのうち慣れると思います。

作画・音楽

絵はキレイと言うか、発色がいいと言うか、色使いが明るいですね。良いです。
音楽もいいです。

今回の感想

れいん坊将軍、それはアカン

あの某有名時代劇のパクリ(笑)。

将軍:「虹の色をひとつ言ってみろ」
悪者:「あ、赤」
将軍:「虹の色は虹色だ!」
バッサリ!(刀で斬る音)

れいん坊将軍、それ、悪役のセリフですよ!
まあ、たとえ正解したとしても、バッサリ斬るのでしょうけど。

「いつも心は虹色に」
れいん坊将軍が扇子を持ってポーズを取ります。テレサがやっているのは、このポーズなのですね。可愛いです。

れいん坊将軍がお手本?

テレサとアレクは、れいん坊将軍を見て日本語を勉強したと言っていました。その割には綺麗な日本語でした。

教科書がアレだと、テレサが「多田の字、余の顔に何かついていまいか?」とか言っててもおかしくありません。危なかった(それはそれで面白いけど)。

テレサはドジっ子キャラ?

デジカメがバッテリー切れで写真を撮れなかったり、雨宿り中に雨どいの水をかぶったり、車に水をはねられたりと散々なテレサちゃん。

もしかしてドジっ子ですか?

まあ、テレサちゃんは「お嬢様」っぽいので、デジカメの件は「普段自分で撮らないので判らない」ということはあるでしょう。

しかし、多田くんに写真を撮ってもらったあと、メモリーカードを返してもらうのを忘れていたりするのを見ると、やっぱり「天然」かもしれません。

完璧少女だと事件が起きず、多田くんとも出会えないから、というのは見方がひねくれすぎてますね。

多田くんは、喋らないけどイイやつか

車に水をはねられ、びしょ濡れのテレサちゃんを見かね、家に連れて行く多田くん。

君、ええ奴やな!

可愛い金髪少女だから、というわけでもないのでしょうが、めでたく「ボーイミーツガール」です。

伊集院はヤラレ役?

伊集院とは誰か?多田君の友人で「残念なイケメン」です。顔は結構整っていると思いますが、何か発言が残念なあの彼です。

彼は、多田珈琲店に入ると同時にニャンコビッグ(猫)に飛びかかられたり、アレクが店に入って来た途端、蹴りをくらったりと、かなり扱いがひどいです。

彼はヤラレ役のようです(笑)。

しかし、グループに一人はバカをやる人がいた方が、話も転がしやすいですからね。

特に、主人公の多田くんがあまり喋らない感じだから、その分が伊集院くんに回ってきている、とも考えられます。

ゆいちゃん(妹)が可愛い!

「人間は過ちを起こすものです。しかし、犯した過ちは、人生という旅の中で一つの豊かさになるのです。」

推理小説が好きなゆいちゃんは、小説のセリフを使ってドジっ子テレサちゃんを慰めます。

このシーン、結構気合が入っていると言うか、どうしてここだけ、背景効果に花がバッと出てくるんでしょうか?少女漫画?

ともかく、演劇を演じているかのようなゆいちゃんが、生き生きとしていて良いシーンです。可愛い。水瀬いのりさんの声も良い。

テレサの正体は?

最後、テレサとアレクの会話は一部途切れました。

アレク:「テレサ様、しっかりなさってください。あなたはいずれ・・・」

普通に考えれば、
①実はテレサはお姫様で、帰国したら女王に即位する
②貴族の娘で、帰国したら政略結婚で嫁に出される
とかでしょうか?

アレクはどう見ても、ボディーガード兼お世話係です。二人してホテルに住む、ということ自体が尋常ではありません。最低でも、大金持ちの家のお嬢様ですね。

今後の展開は?

「お隣さん」となった、多田くんとテレサちゃん。テレサとアレクの二人が揃って転校してきて、多田くんと同じクラスになりました。

学園ラブコメをやりつつも、テレサちゃんが置かれている「特殊な環境」が徐々に明らかになってくるのだと思います。

終わりに

オリジナルアニメの「多田恋」、楽しめました。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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