目次
はじめに
こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。
今回は、『重神機パンドーラ』第20話感想をお送りしたいと思います。
ネオシャンロンに、他の防衛都市から物資支援の話がきます。しかし、突如その防衛都市のひとつが消失します。高出力の衛星レーザーによる攻撃です。敵は、宇宙です!
今回の感想
ネオシャンロン、物資支援の話がくる
パンドーラの作戦室内にいる、ジェイとケインです。
ジェイ「ネオウーセンとネオチェンダから、物資の援助が受けられることになった」
ケイン「その分、俺たちはB.R.A.Iの相手をする、と」
ジェイ「未だ、ネオ翔龍は最強の防衛都市。我々に倒れられては困る、ということだろう」
ケイン「応援ありがたいねえ」
ジェイ「レオン達の様子は?」
ケイン「特に変わりはない」
ジェイ「B.R.A.Iが現れれば、出撃させるより他はない。しかし、ハイパー化を続ければ彼らの身に何が起こるか・・・」
ケイン「人間であることを捨てちまう、か」
パンドーラ内でも、レオン達の「進化」は受け止め難いようです。
麻花対決、再び?
川辺で形を練習する、クイニーとクロエちゃんたちです。
クイニー「そうだ。呼吸を感じて、背筋を緩めて伸ばし・・・」
クイニー「レオン、力を抜いて・・・、もっと抜いて・・・」
レオン「倒れてしまいます!」
クイニー「それでも抜いて・・・、抜いて・・・」
レオン「うわっ!」
倒れるレオンです。
クロエ「レオン、力を抜くのは上半身だけだよ」
レオン「なんで、急にこんなことを?」
クイニー「前から、クロエに形を教えてほしいと頼まれていたのでな」
しばらくすると、3人は休憩に入ります。袋から麻花を取り出すクイニーです。
レオン「あれ? クイニーさん、麻花ですか?」
クイニー「ああ。この間クロエと作ったのだが、結構上手くできたのでな」
クロエ「ふっふーん、私が作った麻花の方が、美味しかったんですよねー」
クイニー「見くびるな。あれから更なる修行を重ね、新たに作り直してきたのだ」
クロエ「じゃあじゃあ、どっちの方が美味しいか、また勝負してみます~?」
クイニー「ほう、面白い。望むところだ」
クイニー「ハアッ!」
クロエ「ハアアア!」
麻花を食べさせ合う、クイニーとクロエちゃんです。しかし、ここはレオンに「あーん」して食べさせて、どっちが美味しいか決めてもらう流れ、ではないのですか?!
クイニー「ウ、ウマい!」
クロエ「あれ? 甘いけど、意外といける!」
クイニー「やはり、クロエの麻花は美味いな」
クロエ「クイニーさんのも、山椒の隠し味が利いて、ピリ甘でヤバい! ヤバい、ヤバーい!」
レオン「あの、僕にも麻花! 僕も、食べたいんですけど!」
完全にレオンそっちのけで、麻花を食べる仲良しの二人でした。主人公なんだから、レオンにも少しは麻花を食べさせてあげて~
ダグと共に猫カフェ?へ
そこへやってくるダグとエミリアです。
ダグ「何やってんだか」
クロエ「ダグさん」
レオン「どこかにお出かけですか?」
ダグ「ま、ちょっと大人のお店にな。どうだ? 学者先生も、たまには一緒に」
レオン「はあ、興味はありますが」
クロエ「ダメー! レオンを、悪の道に引きずり込まないで!」
クイニー「ダグ、子どもの前で何を言っている」
クロエ「子ども扱いしないで下さい! じゃあ、クイニーさんは大人のお店行くんですか?」
クイニー「い、行くかっ!」
ダグ「じゃあ、妹ちゃんどうよ? 俺と2人でしっぽりと」
クロエ「ええー?!」
クイニー「まさか、クロエをハレンチなお店で働かせようというのか? おのれ下郎! そこに直れ!」
レオン「クロエに、何かさせるんですか?」
ダグ「いやいや、妹ちゃん気にいると思うぜ。なあ、エミリア?」
一行が向かった先には、多くの野良猫?がいました。どうやら、猫好きのおばあさんがやっている、猫用品店?のようです。
おばあさん「あんたも、よく来るねえ」
ダグ「仕方ねえだろ。エミリア、相手してくんねえし、俺だって寂しいじゃん」
たくさんの猫とじゃれあう、クロエちゃんです。可愛い子が「可愛い、可愛い」言ってると最強ですね。
そういえば、猫はB.R.A.I化していないです。全ての(人間以外の)動物が、B.R.A.I化しているわけではないんですね。
猫を撫でようとするクイニーです。
猫にじゃれつかれて、歓喜するクイニー。
クイニー「うほほほ・・・」
可愛いもの好きの、本領発揮ですね。アンタが可愛いけど!
猫用品店の前で話す、ダグやレオン達です。
クイニー「本当に、大事にしているのだな。エミリアのことを」
ダグ「切ない片思い。泣けるだろ?」
レオン「ずっと、一緒なんですか?」
ダグ「シャンロンクライシスの前からだから、7年か。元々は、知り合いが拾ったんだがな」
タグの回想に出てくる、人間のエミリア。
エミリア「教えて、デイジーの花言葉を」
ダグ「そいつと、約束しちまったんだ。ずっと、エミリアの傍にいると」
エミリアのことを思い続けている、ダグが泣けます。
ジーク、とんでもないところから攻撃
廃墟がならぶ荒野にいる、ジークです。
「お友達のご機嫌はいかがかな? マイレディー」
また、見たことのない巨大構造物が出てきましたよ。ダークドライブ搭載B.R.A.Iですか? 何やら、宇宙空間の衛星?と通信しています。
「エクセレント。では、作戦開始といきましょうか」
また良からぬことを企んでいるようです。
一方、レオン達です。ダグとクイニーは先に帰り、レオンとクロエちゃんの二人きりになっていました。
レオン「その、クロエ・・・。えっと・・・」
クロエ「?」
レオン「大事な話があるんだ!」
おおっと。ついに、ジークのことを話すのか?
クロエ「無理しなくてもいいよ。何か迷ってるんでしょ? 言いにくいってことは、それだけ私のことを考えてくれてるんだよね?」
クロエ「って、クイニーさんの受け売りだけど。家族契約第111条『家族のことは、何があっても絶対信じる』!」
レオン「111条。また増えたな・・・」
クロエ「だから、本当に話せる時が来たらでいいから。ね?」
レオン「クロエ、ありがとう。でも、今がその時だと思うんだ。前に、ジークっていう男の話をしたよね?」
クロエ「うん、ネオシャンロンを狙ってるって」
レオン「実は、そのジークは・・・。はっ!」
クロエ「どうしたの? レオン・・・」
そのとき、空から伸びる一筋の光が! そして、光が地上に届いた時、大爆発が起こります。爆発自体は遠く離れているものの、閃光や振動が襲います。宇宙から攻撃してくるとは、ジークもとんでもないことをします。
クロエ、レオンたちの体の事を知る
パンドーラの作戦室内です。
ジェイ「ネオウーセンが壊滅した」
グレン「ネオウーセンって、物資の援助を引き受けてくれた街じゃないですか!」
ケイン「何にやられたんだ?」
ジェイ「高出力の衛星レーザーだ。火力発電所に直撃し、誘爆した。シャンロンクライシス以前に打ち上げられ、放置されていたものが乗っ取られたようだ」
ジェイ「データによると、一度レーザーを発射すると、3時間の充填が必要なようだ」
レオン「ダークドライブの影響でどうなっているか分かりませんが、基本的にその前提で対応するしかないでしょうね」
ジェイ「ネオシャンロンに、衛星まで届く兵器はない」
レオン「ブースターを連結させれば、宇宙にMOEVを運ぶことができるはずです。しかし、次のレーザーの発射までに準備が間に合うかどうか」
クイニー「打つ手はない、ということか」
レオン「いえ、1つだけ。ハイパー化したダグさんなら、狙撃可能かもしれません。さすがに地上からは無理ですが、パンドーラ2を空気の散乱のない高高度まで運び、そこからなら」
ダグ「ターゲットまでの距離は?」
レオン「およそ27万メートル」
ダグ「いいねえ、ゾクゾクする」
レオン「ダークドライブが衛星のどこに取り付けられているのか、正確な位置は分かりません。レーザーの砲身を狙うのが確実と考えられます。万が一に備え、宇宙用ブースターの準備も同時に行いましょう。ジェイさん」
ジェイ「承認する。早速、取り掛かってくれ」
ここでグレンが机を叩き、立ち上がって言います。何なんだ、と。
グレン「ハイパードライブを使ったら、お前らの体は!」
クロエ「え?」
ケイン「よせ、グレン!」
びっくりして立ち上がる、クロエちゃんです。あちゃー、レオン達の体のことをまだクロエちゃんには言ってないですよね。これはマズイ。
クロエ「どういうこと?」
ジェイ「レオンたちの体に、ハイパードライブを使い続けた影響が出始めている」
クロエ「じゃあ、この間の検査入院って・・・」
レオン「危険が無いとは言えない。だからって、逃げるわけにはいかないんだ」
クロエ「レオン・・・」
クイニー「グレン、お前はネオシャンロンのために、命を懸けているのではないのか?」
グレン「当たり前だ!」
クイニー「私たちも同じだ。お前たちから見れば、他所者かもしれない。でも、私にとっても、もうここは大切な場所なのだ」
レオン「僕もです。責任感なんかじゃありません。本当に、本当に守りたいんです」
クロエ「レオン・・・」
ダグ「エミリアが、気に入ってるからなー。なー?」
グレン「ふざけんな! ふざけんなよ・・・。もう、思ってねぇよ。他所者だなんて、もう思ってねえよ! いいか! 俺がお前らを守る! ハイパー化なんて、あっという間に終わらせろ! 俺が、ネオシャンロンとお前らを守る!」
ダグ「頼りにしてるぜ、番長」
グレン「番長じゃない、大尉だ!」
熱いぜ、グレン!
ダグ「エミリアの面倒をよろしく頼むわ、妹ちゃん」
クロエ「ダグさん・・・」
クイニー「帰ってきたら、また稽古をつけてやるからな」
クロエ「クイニーさん・・・」
レオン「麻花の用意もよろしくね」
クロエ「レオン・・・」
ドアの方に向かい、振り返ろうとするクロエちゃん。涙がこぼれます。そして、、、
「了解!」
敬礼するクロエちゃんです。可愛い。
「ふふっ」
涙をこらえて、がんばってます!
作戦開始!
作戦開始です。クイニーのパンドーラ3が、ダグのパンドーラ2を抱えて飛びます。人型でも空を飛べるのはすごいです。
高度4万8千メートルまで上昇し、衛星レーザーを狙撃しようとした時、敵が現れます。ハオ・ワンの鳥型B.R.A.Iです。また出やがったな。と言うか、こんな所まで上がれるんかいな、もはや、鳥ではありませんね。どうやって呼吸してるの?
レオン「ダグさん! クイニーさん! 衛星が攻撃態勢に入りました! 5分後に、レーザーが発射されます!」
クイニー「くっ・・・!」
ダグ「俺を落とせ。落下しながら、衛星を狙う」
クイニー「そんな真似ができるのか?」
ダグ「できたら、何してくれる? クイニーちゃん」
クイニー「ふっ、お前の性根を鍛え直してやる」
ダグ「優しく頼むぜ」
落下しながら衛星を狙撃しようとするダグです。しかし!
レオン「ダグさん! もう1体、そちらに向かっています!」
ダグ「コイツは・・・!」
例の新型B.R.A.I?です。こいつも、ブースターなしでここまで上がってきたのかしら? 化け物じゃ。
高高度での戦闘!
一方、クイニーの方は、鳥型B.R.A.Iと戦います。高速で動き回るB.R.A.I。
クイニー「速い!」
ワン「久しぶりですね、クイニー」
クイニー「ワン! やはりお前か! どこで、そいつを操っている?」
ワン「操る? あなたは、まだその段階にいるのですか。操っているのではありません。私は、1つになったのです。偉大な力と!」
クイニー「くっ! 人を捨て、バケモノに落ちたか!」
ワン「いいえ! 進化したと言っていただきたい!」
でかい顔! それよりも、ヤツは完全に、一心同体になっているのでしょうか。もはや、人間を捨てています。
ダグの聞いた声は
衛星レーザーも、いよいよ発射寸前です。
オペ子「衛星が、照準を定めました!」
ジェイ「狙いは?」
オペ子「角度から見て、ネオチェンダ!」
クイニー「急げダグ!」
新型B.R.A.Iが、射線をさえぎります。「邪魔だ!」銃を撃ち、新型B.R.A.Iを退けるダグ。衛星を撃とうとすると、どこからともなく声が聞こえます。
<デイジー。教えて・・・、教えて・・・、デイジーの花言葉>
驚いて振り向く、操縦室の中のダグです。
なんと声は、新型B.R.A.Iから聞こえてきます。これは、エミリア(人間の方)?
同時に出てくる、ダグの回想。
エミリア「教えて。デイジーの花言葉を」
ダグ「エミリア・・・」
クイニー「ダグ、何をしている!」
レオン「まずい! 撃って下さい、ダグさん!」
動揺しつつも、ダグは銃を撃ちます。
レオン「当たれえええ!」
しかし、ダグの狙撃は衛星をかすめるだけに終わります(少し、軌道はずらした)。
レオン「ダメだ! 浅い!」
発射される衛星レーザーです。大爆発する地上。
グレン「くっそおおお!」
ケイン「なんてこった・・・」
クロエ「ダグさん・・・」
ダグは、かなり精神的なダメージを受けているようです。大丈夫か?
今後の展開は?
衛星レーザーが、ネオチェンダを襲います! ダグの狙撃によって、軌道は少しずれたようですが、どれくらいの被害になっているのでしょうか?
危険な衛星レーザーを、ダグたちは破壊することができるのか?
そして、エミリアの言葉らしきものを発した、新型B.R.A.I?は一体何なのか。また、謎が出てきました。
終わりに
まさか、宇宙空間でのバトルになるとは! いくらハイパー化とは言え、そんなところまで行けるとはたいしたものです。
ジーク側のB.R.A.Iも、簡単に上がってくるし、もはや生物とは言えないのでは? それにしても、あんな上空でどうやって息をして、そして移動しているんでしょうか? 気になるところです。
次回も見たいと思います。
では、今夜もアニメでよろしくね!