『ゴールデンカムイ 第2期』第18話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゴールデンカムイ 第2期』第18話感想をお送りしたいと思います。

アシ(リ)パを追い、連れ帰る役目を果たそうとする谷垣です。そんな彼には、壮絶な過去がありました。

今回の感想

杉元達は、第七師団から逃れる

吹雪の夜が終わり、朝になりました。嵐はおさまり、杉元達は第七師団の追っ手からとりあえず逃れることができました

杉元は、第七師団の意表をついて、十勝方面へ降りることを提案します。

アシ(リ)パ「そうしよう。キロランケニシパ達には、はぐれた時は網走で会おうと言ってある」

吹雪の時にはどうなるかと思いましたが、なんとか切り抜けられて良かったですね。

谷垣たちは、アシ(リ)パを追う

一方の谷垣達3人です。

電報の情報によって、フチが「死に装束」を用意していると知った谷垣です。フチのことを心配するチカパシに対して言います。

谷垣「チカパシ。心配するな。必ず無事にアシ(リ)パを連れ帰って、フチを元気にさせる。それが、俺の役目なんだ」

「俺の役目」という言葉で、回想に入って行く谷垣です。

谷垣と賢吉

谷垣の回想です。ここで、時間が数ヶ月前に戻ります。谷垣と鶴見中尉が話をしています。

カネ餅」について説明する谷垣です。これは、マタギの携行食で、谷垣は「自分独自の隠し味」を入れていました。

話は、その「カネ餅」の秘密が仲間にバレたことに続きます。マタギの仕事をしている谷垣が出てきます。彼は「勢子」役をしています。

谷垣は、同じ「勢子」役の友人・賢吉と共に吹雪に遭い、洞窟に何日も閉じ込められます。手持ちの食料が底をついた二人は、最後にカネ餅を食べます。自分のカネ餅を賢吉に渡す谷垣です。

この時に賢吉は、谷垣のカネ餅に「何か」が混ざっていることに気づきます。賢吉は、それが「くるみ」であることを見破るのでした。こうして、谷垣のカネ餅の秘密が、賢吉に知られることになります。

その後、賢吉と、谷垣の妹は夫婦になりました。

集落より離れた、山の少し高い所で静かに暮らしていた賢吉夫婦ですが、ある日とんでもないことが起きます。賢吉夫婦の家が全焼し、谷垣の妹が焼け死んでしまったのです。激しくショックを受ける谷垣です。

しかも、妹の心臓には刺し傷があり、横には賢吉の使っていた小刀が転がっていました。そして、賢吉の姿はどこにも見当たらないのです。まさか、賢吉が谷垣の妹を殺して逃げたのか?! なぜ?どうして?

賢吉を追う谷垣

谷垣は、賢吉を必死に探しますが見つかりません。そんなある日、賢吉が北海道の第七師団にいるという噂が耳に入ります。谷垣は、父親が引き止めるのも聞きません。

「妹を殺されて泣き寝入りができるが! マタギなんぞクソくらえだ。もう二度と戻らねえ」

谷垣は、マタギの仕事も故郷も捨てて、第七師団に入ったのでした。こんないきさつがあったんですね。

北海道に行った谷垣は、賢吉を探しますが見つかりません。そして、お母さんが死んだ知らせが届きます。これは谷垣はしんどいですね。彼は、賢吉に憎しみを集中させます。旅順で戦闘中にどさくさに紛れて賢吉を殺す、と意気込む谷垣でした。

かなり鬼気迫りますが、状況を考えると無理もない感じもします。

そして戦場です。谷垣は、決死隊の生き残りの男に「何か食べ物はないか」と尋ねられます。彼は杉元でした! 決死隊で生き残るとは、さすが「不死身の杉元」です。

と言うか、戦場で杉元と谷垣は会っていたんですね。ともかく、谷垣からカネ餅をもらった杉元は、自分のいる第一師団に「秋田の阿仁出身の元猟師」の男がいることを話します。

谷垣は、その男が賢吉であると確信するのでした。遂に妹の仇を見つけた、と目がギラッと光る谷垣です。コワイ。

そして、203高地です。激戦が展開されます。そんな中、ロシア兵が体にいくつか手榴弾を括りつけて特攻してきます! 谷垣の方に来ます。危ない!と思った時、一人の男が飛び出してロシア兵を押さえます。なんと、それは賢吉でした!

間近で手榴弾が爆発した賢吉は、重傷を負っていましたが、かろうじて生きていました。これで生きているのは、結構すごいことではないでしょうか。即死しますよ、普通。

谷垣は、待ち望んでいた瞬間がやってきた、と賢吉の心臓をえぐろうとしますが、思わず言います。どうしてだ、なぜ妹を殺した!

しかし、すでに目と耳をやられている賢吉は、谷垣のことに気づきません。賢吉は、そばに人がいることに気づくと「伝えて欲しいことがある」と話し始めます。

たどり着いた真実

賢吉は、自分の故郷で起きたことを話します。奥さんをもらったこと、山奥で静かに暮らしていたこと、そして奥さんが「疱瘡(天然痘)」にかかってしまったこと。なんと!!

谷垣の妹は、天然痘に感染していたのです!天然痘は、今でこそ撲滅されていますが、当時は治療法のない病気でした。しかも、感染力が強いので、非常に恐れられていた病気です。

谷垣の妹は、谷垣家を守るために「自分を殺して、村を離れてほしい」と言います。なんと残酷な事か! 家が村八分になることを防ぐために、夫に自分を殺させるとは。これは、殺す方も殺される方も苦しいですよ。。。

「もし感染してなければ、その命をどうやって使うか・・・自分の役目を探しなさい

そう妻に言われ、賢吉は奥さんを自らの手で殺して、家に火を放って村を出たのでした。

これは、すさまじいな。。。真実は判ったけど、重すぎる。話を聞いた谷垣は、賢吉にカネ餅を食べさせます。

くるみ入りのカネ餅。賢吉は、自分の話している相手が谷垣だとわかって、心なしか笑顔で息を引き取ります。最後に、谷垣に話をすることができて満足したのでしょう。賢吉は、谷垣のカネ餅の「秘密」を知っていて、本当に良かったですね。

これで、話は終わります。鶴見中尉に向かって、「自分の生まれてきた役目は何か」を毎日考えていると話す谷垣です。

そこで鶴見中尉は、言います。

「私には、お前が必要だ。まずは私の為に、くるみ入りのカネ餅を作ってくれないか」

ニクイね~。部下の話をちゃんと聞いて、相手の必要としている答えを出してあげる。鶴見中尉は「人たらし」というやつですね。人心掌握術に長けていると言うべきか。人望があるはずです。

これで、谷垣の回想全体が終わりです。長かったです。しかし、谷垣の過去を知ると、「自分の役目を果たそうとしている」今の谷垣を見る目が変わってきますね。

谷垣、アシ(リ)パに追いつく

そして、ようやく杉元サイド。アシ(リ)パちゃんが、鶴の舞を踊っています。おお、かわいい。

杉元たちも、アシ(リ)パちゃんの踊りを見ています。

アシ(リ)パちゃんのアップです。ユーモラスな感じがする踊りです。

そして、そこに現れる谷垣たち。やった!

谷垣も喜んでいるように見えます。遂に追いついたよ!

今後の展開は?

とうとう、アシ(リ)パに追いついた谷垣です。彼は、アシ(リ)パを連れ帰ることができるのでしょうか?

終わりに

谷垣の過去回でした。こいつは悲しい物語です。天然痘は怖いですね。今は撲滅宣言が出されているとはいえ、当時は治療法も無かったわけですから、その恐ろしさは想像を絶します。

その「恐ろしい天然痘」にかかったことを隠すために、奥さんを殺して村を出なくてはいけなかったというのは、賢吉が気の毒で仕方ありません。

さらに、マタギの仕事も故郷も捨てて「妹の仇」・賢吉を追っていたのに、いざ見つけてみればこんな「真実」が待っていたとは・・・

谷垣も妹さんも賢吉も誰も悪くないのに、みんなが苦しんでしまう結果になったのは、誠にやりきれない気持ちになります。

しかし谷垣は、この過去をベースに「自分の役目」を探して生きています。そして今、お世話になったフチのためもあり。アシ(リ)パちゃんを連れ戻そうとしているわけです。

できれば、谷垣のこの思いが叶えられるような展開になれば良いのですが、果たしてどうなるか?
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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