『ルパン三世 PART5』第6話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ルパン三世 PART5』第6話感想をお送りしたいと思います。

「ルパン対天才金庫」。どんな話かなと思ったら、ギャグルパンでした。

今回の感想

町工場、ピンチ!

親から継いだ町工場をやっているヒラメキ兄弟。お金が無くて、家の中は差し押さえだらけです。
この状況から脱するため、兄弟は策を講じます。ルパンの予告状の偽物を作って、銀行に送ります。

銀行に天才金庫を設置!

ルパンからの(偽の)予告状が、大東京銀行に届きます。

そして、ヒラメキ兄弟が「脳力」の数値で開く、天才金庫を作りました。脳力の測定値が、0の時に開く仕掛けになっているようです。ちなみに0を出せるのは、ヒラメキ兄弟の兄です。

もうツッコミしかない

ここまでで、かなりぶっ飛んでいる設定です。

まず、「脳力」とは何か?知能指数みたいなものでしょうか。

仮に知能指数みたいなものとして、それを「ヘルメットをかぶるだけで測定できる」としたら、それはすごい発明ですよ!

とても町工場でひょっこりできるものではないし、仮にそれを作れる技術が有るなら、工場が差し押さえになる経営状況のはずは無いのです。

次に銀行です。ルパンからの予告状があったとして、どうして潰れそうな町工場に金庫を発注するんでしょうか?

さらに、その金庫が「脳力」で開け閉めするものだとしたら、およそ堅実思考の銀行マンが選択するとは思えない仕様です。

大体、ヒラメキ兄弟・兄がいないと、誰も金庫を開けられないじゃないですか。ヒラメキ兄を、金庫開閉要員として雇うつもりなのですか?

なんか、ここら辺は「突っ込んだら負け」みたいな気がしてきました。

ルパン、茶番に駆り出される

そして本物のルパン。元々、天才金庫に挑戦する気はありませんでしたが、次元、不二子、五右衛門に借金返済を迫られ、しぶしぶ攻略に取り組みます(ルパンは数千円も持ってないの?)。

ルパンは銀行に侵入し、天才金庫に付属する「脳力」測定器を着けます。迫真のボケ?演技でどんどん「脳力」を下げていきます。

しかし!演技の限界か、脳力30くらいで下げ止まります。そこに銭形登場。ルパンは逃げます。

ルパン、地獄の特訓を受ける

脳力を下げるため、不二子、次元、五右衛門は、ルパンの頭をどついたりします。
今度は不二子が「ルパンの予告状」を出します。

そして、二つ目の予告状で指定した日になります。ルパンはボロボロですが、銀行で「脳力」測定をします。

やっぱり突っ込んでしまいますが、ここで「大勢の人間が見ている」というのが果てしなく不思議です。もうこれは「泥棒が金庫を開けようとしている」というよりも、何かの「記録に挑戦するチャレンジャー」のようです。

さて、限界まで呆けたルパンですが、脳力測定値は1で下げ止まってしまいます。

ルパン、逆転の発想

ルパンは、魚を食べて「おりこう酸」(DHAのこと?)の力で逆に脳力を上げて行きます(どこからその魚を持ってきたのか?)。

すると、脳力値が限界値を越え、0に戻りました。天才金庫が開きます。一周回って、最大値から最小値に変わったということですね。
銭形が逮捕に来たので、ルパンは逃げます。

ヒラメキ兄弟、有名になる

ヒラメキ兄弟は、天才金庫を破られてガックリしているかと思いきや、そんなことはなく、むしろ新商品がヒットして人気者になります。
一応ハッピーエンド?だと思います。

ギャグとパロディ

『カリオストロの城』に出てきた、「神輿のルパン」の再現には驚きました。人形じゃなくて、本人だったのも驚きです(大勢が見守る中、銀行に入って行くという状況もぶっとびましたが)。

あとは、ドリフの「だめだこりゃ」とかシティハンターの「デカハンマー」のギャグなどなど。中途半端になるよりは、これくらい思い切ってやった方が良いのかもしれません。

今後の展開は?

次回は「その名はアルベール」。新エピソードシリーズのようです。

終わりに

最初から最後まで、ギャグテイストでした。
こういうのも、たまには良いかも。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

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