『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第44話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』第44話感想をお送りしたいと思います。

偽りの自分を演じる男。彼が本音で語れるたった一人の相手。それは実は・・・。

今回の感想

チャラ男アイドル・アツシ

北島敦(アツシ)は、アイドルユニット・パラダイスの一員です。

彼はチャラ男でしたが、それは所属事務所の社長の指示であり、彼自身はキャラを演じ続けることに疲れ果てていました。

アツシの心の友・ゴーゴー万次郎

そんなアツシが「心の支え」にしていたのは、レイン(SNS)で知り合った「ゴーゴー万次郎」という、顔も知らない友人とのやり取りでした。

アツシは、自分を親身になって心配してくれるゴーゴー万次郎に「君に会いたい」とメッセージを送ります。

ゴーゴー万次郎は、のっぺらぼう!

メッセージを受け取った「ゴーゴー万次郎」は、慌てます。そして、鬼太郎の所へ駆け込みます。実は、ゴーゴー万次郎の正体は妖怪・のっぺらぼうだったのです!

のっぺらぼうは、(自分の代役として)アツシと会って欲しいと鬼太郎に頼むのでした。鬼太郎はのっぺらぼうの頼みを聞き、アツシと会います。

アツシと別れた後、鬼太郎はのっぺらぼうに彼との関係を尋ねます。すると、のっぺらぼうは、子供の頃のアツシとよく一緒に遊んでいたと答えます。

幼なじみだったのですね。随分、長いつきあいじゃないですか。でも、成長するに連れて、妖怪を信じなくなったアツシにはのっぺらぼうの姿が見えなくなっていったそうです。それで、鬼太郎に代役を頼んだわけです。

しかし。アツシが戻ってきたため、結局「替え玉」がバレてしまいます。あちゃー。アツシは、本物のゴーゴー万次郎がのっぺらぼうだと知ります。ちゃんと見えてますね(目玉おやじの言う通り、心が弱っているからかな)。

のっぺらぼうのことを忘れているアツシは驚いて、カバンでぶっ叩いてしまいます。お前、それはないだろう!

まあ、経緯を知っているこちらとしてはひどい奴だなーと思いますが、「いきなり、のっぺらぼうを見た人の反応」としては、自然なものなのかも知れません。しかし、のっぺらぼうかわいそう。。。

相方のユウと出くわすも・・・

驚いてその場から逃げ出したアツシは、偶然相方のユウと出会います。

ユウは、アツシを自分の車に乗せ、「家まで送ってやる」と言います。あれ、この相方もちょっとはいいところがあるのかなあと思っていると、なんか怪しい雰囲気になってきます。

「パラダイスを抜けると言うなら、ここで消えてもらう」 そういったユウは、なんと妖怪・白粉婆になります。

お前も妖怪だったのかい! しかも、ばあさんかい! 驚きの展開です。

のっぺらぼう参上!

アツシは、白粉婆に食べられそうになります。ピンチ!

すると、のっぺらぼうが現れてアツシを助けます。「ゴーゴーパンチ!」

おー、のっぺらぼうカッコ良いぞ! アツシの送信した「助けて!」というレインを見て、のっぺらぼうはやって来たのです。でも、よくそれだけで居場所が特定できたな、とちょっとびっくりします。いくら妖怪でも、判らないでしょ?

アツシは、のっぺらぼうのことを思い出します。

のっぺらぼう「あっくんは、おいらの友達で、最高のヒーローだったんだ」

昔、顔がなくて怖がられていたのっぺらぼうに、子供のアツシは話しかけます。

子供のアツシ「僕が、君の友達になってあげる!」

友達がいなかったのっぺらぼうを恐がらず、友人になるアツシです。確かにヒーローですね。ともかく、のっぺらぼうは言います。

「今度は、おいらが今のあっくんに教えてあげる。君は、自分を偽る必要はないんだ。本当の自分でしか、みんな生きていくことはできないんだ」

いいこと言うなあ。昔、自分を助けてくれたアツシに対して、恩返しも含めて元気づけるのっぺらぼう。アツイです!

のっぺらぼうは、友達だ!

しかし、のっぺらぼうの戦闘力は高くなく、白粉婆と組み合っています。「早く逃げて」というのっぺらぼうの言葉で一瞬逃げかけたアツシでしたが、「友達を見捨てることはできない」と白粉婆を攻撃します。

石で殴るとはえげつない。。。でも、妖怪相手でもダメージは与えられているようですね。やるな、アツシ。

しかし、これで白粉婆の方も本気を出したようで、アツシとのっぺらぼうはピンチになります。でも大丈夫。ここでタイミングよく鬼太郎と猫娘の登場です。

白粉婆は鬼太郎の敵ではなく、あっさりやられました。やっぱり戦闘力としては、大したことないのね。のっぺらぼうが元々弱いだけですか。鬼太郎も、もうちょっと早く来なさいよ。

アツシ「ありがとう。ありがとう、ののくん」

のっぺらぼう「おいらも、ずっと言いたかった。ありがとう、あっくん」

アツシとのっぺらぼうは、お互いの無事を喜びます。また、昔の仲良しに戻ったようです。鬼太郎と猫娘も、そんな二人をやさしく見守っていました。

本当の自分で生きていく

その後、アツシは、チャラ男キャラをやめて「ヒーローオタクのアイドル」として人気が出ます

なかなかいい表情です。やっぱり、好きなことやってる方が良いね。のっぺらぼうとも、改めて仲良くなったし、今回はハッピーエンドです。

今後の展開は?

予告は「真相は万年竹の藪の中」。
何かが潜む竹やぶ。深い闇を感じます。竹やぶの関係者が次々と行方不明になって行き・・・

終わりに

ハッピーエンドで良かったです。しかし、アツシが最後、オタクでアイドル的に成功するのは良かったんですけど、「普通は、そううまく行かんわなあ」とも思いました。「ありのままの自分で、偽らずに行けばいい」と言いますけど、なかなかそうは世の中いきませんです。

あと、相方のユウが妖怪・白粉婆だったのは面白かったです。お前も妖怪だったのか! そんでもって、実はばあさんだったのかというところが意外で良かったです。

あにこんは、何故、ばあさん妖怪が「美男子のふり」をしていたのかな?と思いました。結局、物理的にファンの女の子を食べていたのだとすると、例えば「女の子の方が柔らかくて好き」で、女子を引き寄せるためには美男子がいいという話だったのかな?と考えましたがどうですかね? 

それにしても、鬼太郎が白粉婆を退治してしまったので、アイドルとしてのユウはどうなったんですかね。原因不明の失踪という事になるのかな? 事務所の社長も大慌てでしたでしょうね。

しかし、今回、のっぺらぼう絡みで鬼太郎がやってきたからよかったですが、これがなかったら白粉婆がファンの女の子を食べ続けていたと思うと恐ろしいです。ユウの車の中にあった大量の携帯を見ると、もう何人も被害にあっているみたいですから。怖い、怖い。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする