はじめに
こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。
今回は、『ルパン三世 PART5』第23話感想をお送りしたいと思います。
五ェ門に切られたルパンは、銭形に逮捕されてしまいます。ルパンの命運や、いかに?
今回の感想
ルパン、捕まる
最上階にやってきた警備員?に包囲される、五ェ門とルパンです。
続いて、エンゾ・ブロンがエレベーターで上がってきます。
エンゾ・ブロン「ルパンの弱点はファミリー。ヒトログの分析通りだったなあ」
その時、アミがエンゾ・ブロンの前に立ちます。
アミ「待って、パパ!」
アミは、自分がエンゾの娘であることを説明しますが、エンゾは興味が有りません。なんと! エンゾは「ヒトログがルパンに勝った」と喜びますが、一方で「娘などどうでも良い」と言います。どういうことだ!
アミは、母が死んだことを伝えますが、それにも興味なし。アミは、母の葬式にも来ず、自分を探すこともしなかったエンゾをなじります。
エンゾ・ブロン「さらわれた子供を一人助けるより、世界を救う方が大事だろ」
そう冷たく言い放つ、エンゾでした。本当に、ヒトログの開発が大事で、それだけに取り憑かれているようです。アミ哀れ。かわいそう。。。エンゾのアホたれ!
更に、銭形も最上階にやってきます。エンゾは言います「ルパン三世、逮捕。ヒーローの時代は、終わったんだよ!」
護送されるルパン・五ェ門
半月後。ルパンと五ェ門は、シェイクハンズ社からICPOに護送されます。厳重警備の中、歩く五ェ門です。
護送車前のルパンと五ェ門の所に、不二子が駆け寄ります。
不二子「五ェ門。ルパンを見なさい。あんたの探してる答えは、そこにしか無いわ」
確かに、ルパンを切ってから五右衛門はしょげきっています。ちゃんと、向き合わないと駄目ですヨ!
そういえば不二子は、リン・ポーの手配によってICPOへの引渡しを免れます。そして彼女は、再び捕らわれの身となることを選びます。「ルパンは必ず戻ってくる」と言い、その為に自分が「お宝」となる、と。ルパンのリベンジを信じているのですね。さすが正妻ポジション!
一方、エンゾ・ブロンにあらためて話をするアミです。いつか父親が自分を迎えに来ることを期待していた、と言うアミ。
しかし、エンゾ・ブロンは、「今忙しい」と冷たく切り捨てます。この人でなしが~! ショックを受けるアミです。
アミちゃん、このオヤジはあかんで! 何言っても、無駄やー!
場面変わって、護送用コンテナの中で、五ェ門に話をするルパンです。
ルパン「笑えよ、五ェ門。終わったことは、みんな笑い話さ」
そう言われて、無理に笑う五ェ門です。無理やり感が良く出てます。
一方で次元。警察官から懸命に逃げています。ヒトログがあるせいで、被り物をしていてもバレてしまいます。大変。
袋小路に追い詰められた次元。万事休すかと思われましたが、上からロープが。何と、助けたのはアルベールでした。意外。
そして、ルパンと五ェ門が、凄い警備の中、護送されていきます。
護送団の車の中の銭形警部です。
銭形「今の俺の願いはな、きちんと刑に服して出所したあいつと、綺麗な酒を飲むことなんだ」
どこか寂しげな銭形です。ライフワークとも言える「ルパン逮捕」が叶った今、残る願いは「堂々とルパンと飲む」ことなのです。もしかすると、エンディングでのルパンと銭形の飲み会シーンは「銭形の夢」なのかもしれませんね。
次元、現る!
ルパン護送団の行く手に、一台の車が止まっています。後ろ姿の男が一人。
こっちを向いた男。次元です! キタ~!
護送団に対してグレネードランチャーを撃つ次元です。
ヘリコプターを爆破します。ダイナミック!
そして、アサルトライフルを撃つ次元。タタタタタタ・・・
拳銃も、もちろん撃ちます。二丁拳銃でバンバン撃つ次元。
更に、対戦車ライフルを撃つ次元! カリ城を思い出す!
拳銃を構えて、ニヤリとする次元です。シブイ!
かくして、そこら中に装甲車、パトカー、ヘリなどの残骸が。。。警官も全員倒れています。次元無双!
その時、古くからの相棒が言った
ルパン・五ェ門と次元の再会です。
次元「ここらが潮時じゃねえのか。引退しようや、ルパン」
次元「ルパン、お前との付き合いは俺が一番古い。お前に引導を渡せるのは俺だけだ。不二子なんかにやれるかよ」
次元にそう言われて、うつむくルパンです。
「その時、古くからの相棒が言った。引退しろ、って」、といきなり芝居口調で身振り手振りを始めるルパンです。
ルパン「敵は、強い。ひょっとしたら、今までで最悪の敵かもしれない。仲間たちは、皆傷つき、戦う意思を失っている。どうなるんだ、ルパン三世! 果たして、逆転の秘策はあるのか?」
次元「おい、ルパン!」
ルパン「なあ、次元。こうしてるとさ、聞こえてこねえか。いい音楽がさ」
次元「音楽?」
ルパン「主人公が逆転する時にかかる、かっこいいやつだよ」
次元「ルパン、人生は物語じゃねえぞ」
ルパン「なら、物語にすればいいじゃねえか」
次元「なんだって?」
ルパン「俺って人生の視聴者は、俺だけだ。だったら、俺が続きを見たくなるような物語じゃないと、意味がないだろ?」
タバコを吸う二人です。
次元「ルパン、俺にも聞こえてきたぜ。俺の、俺だけの音楽が」
これで、次元の迷いも消えましたかね。それにしても、五ェ門が蚊帳の外でちょっとかわいそうでした。
ルパンの逆襲
その後、1ヶ月が経ちました。ルパンの情報は、全く出なくなりました。
「死んじゃったのかしら」と言う不二子に対して、「そんなことない」というアミです。不二子も、そんなこと思ってないくせに、よく言うなあ。アミはアミで可愛いけど。
アミ「意外とロマンチックなのね。王子様が助けに来るのを、待とうだなんて」
アミちゃん、意地悪顔になってますよ!
不二子「大人にはね・・・、大人だからこそ、ロマンチックが必要なのよ。お金も名声も、もうみんな手に入ったわ。でも・・・」
その時、ルパンのヒトログが更新されます。書き込んだのは、ルパン本人です! ルパンは、国家機密を次々と投稿していました。
ヒトログは、ルパンの暴露情報全てに、信頼度「A」ランクをつけています。
不二子「つまり、ヒトログが、ルパンにお墨付きを与えたってことね」
ルパンの逆襲が始まりました!
シェイクハンズ社には、クレームが殺到していました。各国の政府が、ヒトログに対して圧力を加えています。もしかして、アルベールが次元を助けたのは、こういう展開を期待していたからでしょうか? よく分かりませんが。
エンゾ・ブロン「やってくれたな、ルパン三世。てめえは、どこにいる?」
ルパン潜伏先は、まさかの〇〇〇!
ところ変わって、、、カリオストロの城です! まさか、まさか。
カリオストロ公国の古代ローマ遺跡です!!! もしや、もしや。
なんと、「カリオストロの城」の地下迷宮に潜んでいるルパンです。キタ~! パソコンで作業しています。
確かに、かの地下迷宮であれば、ヒトログには引っかかりませんわね。「生ける者のおもむく所ではありません」と言われたくらいの場所ですしね!
そこに、次元と五ェ門もやってきます。
キスマークの付いた封書は、レベッカからの返事だそうです。当然、PART4のレベッカですよね? 次回、ちらっとでもレベッカのカットがあったら嬉しいところですが。
ルパン「待ってろよ、エンゾ。物語は、クライマックスってやつだ」
ニヤリと笑うルパンです。レベッカの返事の内容は? それはいいとして、クラリスはまだですか?
今後の展開は?
予告は「ルパン三世は永遠に」。
再び、不二子を「救出」するためにシェイクハンズ社の本社に乗り込むルパンたち。果たして、今度は成功するか?!
終わりに
いやー、次元がカッコ良かった! まさに次元無双! ルパンの一番古くからの相棒である、次元の大活躍回となりました。逆に、五ェ門が、なんかちょっと元気なくて気の毒でした。五ェ門ファンは、ちょっと納得いかないかも。
でも、結局「ルパンにとって、五ェ門とは何なのか?」「ルパンにとって、次元とは何なのか?」という問いかけについては、答えを出さないままでした。まあ、これは、言わぬが花というやつですね!
次回も見たいと思います。
では、今夜もアニメでよろしくね!