『僕のヒーローアカデミア 第3期』第55話 感想

はじめに

こんにちは。こんアニ!管理人の「あにこん」です。

今回は、『僕のヒーローアカデミア 第3期』第55話感想をお送りしたいと思います。

仮免試験の一次選考中! 10人の受験生に囲まれた轟。そして、出久、お茶子ちゃん、瀬呂の3人は、どう行動するのでしょうか?

今回の感想

轟、一人で切り抜ける

忍者のような誠刃高校の受験者10人に囲まれた、轟です。炎には水、氷には物理攻撃と「轟対策」をしっかりしている彼らに苦戦します。

轟は、「工場地帯」という地形を利用して、ガスタンク?に穴を開け、火をつけます。中に入っていた可燃性の気体が爆発し、忍者は吹き飛ばされます。無茶するなあ。轟は、忍者を氷漬けにし行動不能にしました。結局、一人で切り抜けましたね。すごいもんです。

しかし、タンクを破壊するとは! 試験だからいいようなものの、「ヒーローらしくない行動」だと思いました。単純に、バトルで相手をやっつける方法としては良いかもしれないけど、ヒーローとしては器物損壊を自分からするのはいかがなものかと思います。

印照才子、登場

何か、お菓子と紅茶でお茶?している女の子がいます。聖愛学院の印照才子です。今、試験中だよな? お菓子とお茶を試験会場に持ち込んだのか。

ともかく、梅雨ちゃん、八百万、耳郎、障子の4人が高層ビルに入ったという連絡を受け、言います。

才子「私達のエモノは決まってよ」

お嬢様みたいな受験者に狙われたぞ!

高層ビルの展望台に上がった八百万たちに、才子らは攻撃をしかけます。まず、索敵中の耳郎に対して音楽を流し、耳にダメージを与えます。そして展望台の窓を割り、視界も閉ざします。

相手の索敵能力をまず奪ったのです。これまた八百万たちの個性を、綿密に分析した上での攻撃です。

そして、空調から冷気を注入します。室内の温度が下がり、梅雨ちゃんが冬眠に入ります。本当にカエルみたいです。温度の低下を防ぐとすれば、空調を塞がねばなりません。そのためには、八百万の『創造』の個性を使うでしょう。印照才子は、そこまで計算していました。

才子「彼女の個性を使い切らせ、4人全員の個性を無効化させる。それこそが私の作戦。勝利の方程式でしてよ」

才子の個性は『IQ』。頭がいい相手というのは、強敵ですよ。かなり用意周到な作戦です。八百万たちは、どうするのでしょうか?

八百万たちの反撃

ピンチに陥っている八百万たちです。八百万は、部屋の温度低下を防ぐため、粘土を創造し空調を塞ぐことを考えます。しかし、それが敵側の策略であると気づきます。だが、ならばどうすればいいのか?

轟、飯田、出久たちならどうするだろう、と考える八百万。出久の「自分でも分からないが、救けたいと思う」という言葉を思い出します。

八百万「そうよ、救けるのよ。障子さんを、耳郎さんを、蛙吹さんを。仮免試験云々ではなく、まずそれだけを、そのことだけを考える! そのために必要なモノは・・・」

八百万は、大型スピーカーを作ります。それを使って耳郎が、高周波攻撃を仕掛けます。聖愛学院の受験者たちは、バタバタと倒れていきます。

部屋の外に出る八百万たち。受験者たちが倒れています。勝利と思いましたが、才子が八百万を連れ展望台にこもり、鍵をかけます。八百万だけでも脱落させる、という才子です。しかし、よく高周波攻撃を耐えたな。

ピンチの八百万でしたが、梅雨ちゃんたちが助けに入ります。

なぜ救けに来た、仮免試験中だから、仲間より自分のことを考えて行動するはずだ、と言う才子に対し、言います。

耳郎「あんたはそうかもしんないけど、ウチらは違うの」
梅雨「私たちは、仲間を見捨てたりしないわ」
障子「そして、諦めない」
八百万「それが、私達1年A組ですわ!」

熱いなー。みんなで助け合って、協力していく姿は良いです。

4人が外に出てきます。ターゲットが青く光っています。合格マークかな? 八百万達は、一次選考通過です。やったね!

出久、3人で打って出る

一方、出久たち3人です。話し合い中です。出久は、近くにいる集団ならば、なんとかできるかもしれないと言います。

出久「抜けがけしようとする人がいたんだ。きっと、焦ったんだと思う。多数で少数を狙うって、つまり獲物を取り合うってことだから」

お茶子「抜けがけすると、多数が段々減っちゃうから、不利になってくんだ」

出久は、まず「全員が合格できるだけの人数」を拘束してから、ボールを当てていくことを考えていました。なるほど、そうすれば味方の人数を減らすことなく(有利な状態を保ちつつ)、全員を合格させることができます。頭いいなあ、出久は。

その時、お茶子ちゃんが言います。「ちょい待って」

受験者が、集団で近づいてきています。

出久「僕が出る。僕が囮になる
瀬呂「囮って、こっちは3人。数が、、、無理だぜ」

お茶子「ラジャ」

お茶子「やろう、瀬呂くん」
瀬呂「はあ・・・、わかった」

「信頼する。するだけの実績が出久くんには、有る」と心の中で思う、お茶子ちゃんでした。

お茶子ちゃんにものすごく信頼されてるぞ、出久! そして、出久の提案に即答でOKするお茶子ちゃんは良いです!

出久が、囮になって受験者を引きつけます。そして、瀬呂がテープで拘束する。連携が取れてます。

お茶子ちゃんも、受験者を『無重力』で宙に浮かせます。飛行能力がない人だったら、浮かばせたら拘束したも一緒ですよね。

最低限6人拘束すれば、出久達3人は一次選考を通過できます。頑張れ~

肉倉先輩、登場

そして、爆豪、切島、上鳴の3名です。彼らは、士傑高校の肉倉精児に出くわします。

なんと、切島が肉塊にされてしまいます。なんかグロテスクになってしまいましたが、ちゃんと生きてるんでしょうか?

さらに、爆豪達に攻撃を仕掛けようとする肉倉です。危ないぞ!

反撃に出る爆豪です。

構えて~

ヒット! これでダメージを与えられたか?

今後の展開は?

通過者が60名を超えました。出久たちは、一次選考を通過できるでしょうか?

終わりに

相澤先生が、出久と爆豪をかなり評価していることがわかり、意外でした。これだけ期待されてるのだから、出久&爆豪には頑張ってもらいたいところです。

1-Aメンバーが出久の言動を思い出して、自分の行動の励みにしているのも良いです。出久に対する、教師と生徒の信頼度がかなり上がっているのは、嬉しく感じます。
次回も見たいと思います。

では、今夜もアニメでよろしくね!